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南房総館山・なぎさの自然詩

南房総館山の自然や海での出来事を紹介しています。

アオイガイとコチドリの卵

2021-05-14 22:01:42 | 海岸での出来事
コチドリを探しながらビーチコーミングで見つけた貝殻たちです。


アオイガイは好きな貝殻の一つなので嬉しいし、何か良いことが起こりそうな予感がします。



模様が美しいカニの甲羅。
この他に死んでいるカニが二匹打ち上がっていて、もしかしたら産卵の終わったカニなのかもしれません。



1cmほどの小さなヨツアナカシパン。
しかし残念ながらこのあと割れてしまいました。
そして今日は嬉しい発見がありました。



なんと、コチドリの卵を見つけました!
卵の周りには親鳥が集めてきたと思われる貝殻が敷き詰めてありました。
この写真を撮った後、しばらく観察してましたが親鳥が戻ってきて抱卵する姿を見ることが出来ました。
今回の卵は無事に孵化しますように。




コチドリ その2

2021-05-13 10:46:05 | 


4/23にコチドリの卵を確認し、その後26日に抱卵する様子が見られず何か変だなと思っていました。翌日27日にコチドリの親鳥が抱卵せずに砂浜に立ち止まり、絶えず上空を気にしている姿があり、飛び去ったあとに卵のある場所を確認しましたが、なんと卵が無くなっていました。
上空を警戒するコチドリの様子から、もしかしたら他の鳥に卵を食べられてしまったのかもしれないと思っています。

4/23の卵の様子。

4/27の様子。

29日に雨の合間にコチドリの様子を見てきましたが、以前卵を産んだ浜で求愛行動が見られ、また卵を産む可能性もあるもしれないと期待しています。




そして5月に入ってからは、3羽のコチドリが小競り合いする姿が見られ、1羽のメスを2羽のオスが取り合っているのかもしれません。
昨日(5/12)も3羽で小競り合いし、なかなかペアが決まらない様子で、卵を産むのはまだ先のようです。


大潮ビーチコーミング

2021-05-11 17:44:44 | 海岸での出来事
今日は大潮なので干潮時に合わせて海岸へ行きました。
普段は海水で見えない様な場所を歩くと色んなものが見られます。



砂利浜にはシー玉がありました。



丸い形のマツバガイとカメノテも見えます。




小さなイワフジツボ。




砂浜には海藻も打ち上がっています。
そしてコチドリが2羽飛んでいくのを見ることが出来ました。



ハマボウフウの花芽と実です。同じ浜で同時に見られました。日光の当たる場所と日陰で風の当たらない場所との差かもしれません。




今日拾った貝殻は深海に生息するナガニシ、オレンジ色のヒオウギ、キイロダカラ、薄いピンク色のウマノアゲマキ、紫色に摩耗したタカラガイです。
本命はイルカの耳骨でしたが見つかりませんでした。


シラタマガイ

2021-05-10 21:11:19 | 


シラタマガイは大好きな貝殻の一つです。


大きさは5mm~7mmくらいで、白色の殻の表面には刻み模様が全体に入っています。


ビーチコーミングでシラタマガイを見つけると嬉しく、それだけで一日幸せに過ごせるくらいです。



シラタマガイをビーチコーミングで見つけた小瓶に入れて楽しんでいます。



それから貝殻を皿にしてシラタマガイとその他の貝殻の盛り合わせです。




シラタマガイを拾いに行く海岸です。






漂着物いろいろ その3

2021-05-09 18:54:05 | 漂着物
ウニの仲間たち






普段目にするウニはこのように棘に覆われています。


海岸へ漂着する死んだウニには棘の無くなった状態のものがあり、その丸い形、色や模様がとても綺麗です。




ヒラタブンブクも生きているときは棘に覆われていますが、海岸に打ち上がっている時にはこの状態でした。




右側の丸く白いのがヨツアナカシパン。



スカシカシパン。

ヨツアナカシパンとスカシカシパンは尖った棘ではなくてイボのような突起があるそうです。



大きさ7mmほどの小さなコメツブウニ。
こんなに小さなウニがいることをビーチコーミングを始めるまでは知りませんでした。


コメツブウニのように5mmにみたない貝殻などを探すときは、海岸で腰を下ろし、しゃがんだ格好で波打ち際を見ています。そのままカニのように横に歩いて場所を移動するので、後ろから見た自分の姿を想像すると可笑しいですが、かなり集中しているので当の本人は周りのことが気にならないのです。
そうやって海辺で集中力を使い、何かに夢中になることが日頃のストレス発散につながり、又ビーチコーミングに行きたくなるんだと思っています。