goo blog サービス終了のお知らせ 

たまのあしあと

きままな日々の日記などなど。

天空の城ラピュタ

2009年11月20日 | お気に入り
久しぶりに天空の城ラピュタを見ました。テレビでやっていたので。
DVDは持っているので別に見なくてもいいんだけど、やってると必ず見てしまうんですよね

ラピュタは、宮崎作品の中で、となりのトトロの次に好きな作品。
何度も見ているのに、それでも楽しめるからすごいです。

まずはなんといっても、空に浮かぶ島、海賊が出てくるっていう設定に、
ものすごくワクワクさせられてしまう。
宮崎作品には必ずといっていいほど空を飛ぶシーンがあって、監督自身もこだわりをもって
表現しているから、高度感というか、疾走感というか、浮遊感というか、
本当に空を飛んでいるような臨場感がものすごく表現されていますよね。

思えば、大好きなアルプスの少女ハイジのオープニングの、ハイジが雲に乗って
空を飛んでいるシーンにもんのすごっく憧れて、おこちゃまの時は山に行く時は
雲を持って帰るって言って、ビニール袋を必ず持って行っていたもんでした。
(雲に乗る気満々だった・・・)
宮崎監督の表現にやられっぱなしですな・・・。

人はやっぱり空への憧れってのは、多かれ少なかれみんな持っているのかなぁ。
飛行機はやっぱり苦手だけど、私もやっぱり空に憧れる。
自分で自由自在に飛べたら、なんて素敵だろうな~って。

大人になって見てみると、ワクワク感に加えて、ラピュタを狙う悪者の愚かさに憤りを覚えたり、
主を失っても守り続けるロボットの物悲しさ、命をかけてラピュタを守った
パズーとシータの切ないまでの強さにやっぱり見入ってしまう。
大切なシーンを盛り上げる、久石譲の音楽も素晴らしい

そしてムスカに追い詰められたシータの言葉。
「土に根をおろし、風とともに生きよう。 種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう。」
なんて心に響く言葉なんだろう
卓越した科学を持って島を空に浮かべたラピュタ人の行き着いたところは、結局
そういうことだったんですね。

滅びの言葉の後、壊れて島の一部と飛行石が空に昇っていくシーン。
切ないけれど、愛すべきドーラ一家のおかげで笑ってしまって、見終わった後は
心地よい余韻に浸ることができて。

何度見ても「見て良かった~」って思ってしまいます
あ~、今日もいい作品を見た~

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。