たまのあしあと

きままな日々の日記などなど。

春の丹沢2010 鍋割山荘

2010年05月11日 | 旅日記-山編
今日のお宿は鍋割山荘です。
鍋焼きうどんと、小屋のご主人が有名なのです


小屋に到着すると、他の方はみなさん着いてらっしゃいました。
どうやら私たちが最後だったみたい。

今日の宿泊人数は10人程度。
塔の岳頂上にある尊仏山荘は結構混んでたんじゃないかなぁ?
だけど1時間足を延ばすと、ゆったり過ごせます。

宿泊人数が少ないのは、小屋の人気がないからではないですよ。
塔の岳や鍋割山だったら日帰りできるし、丹沢を縦走する場合は鍋割山は縦走路から
ちょっと外れてしまうのです。

でも、丹沢をのんびり楽しむにはとってもいい山小屋です。

そんなわけで、ひとつの部屋を貸し切りできました。
部屋と言ってもカーテンとか薄い壁でで仕切られているくらいだけど。
でも山小屋と言えば、すごく混んでいるときには布団1枚に2人ってこともあるので
仕切りがあるだけすごいのだ!

私たちだけじゃなくって、それぞれのグループがそれぞれ部屋を貸し切りにできるくらい
ゆったり
ちなみにこの部屋は、布団が4セットありました。

早速くつろぐ準備をして、疲れたので夕飯前にひと眠り・・・


いい香りで目が覚めました
予約を入れた時に、この日の夕飯は桜づくしですよって言われていたので期待大

掘りごたつの長ーいテーブル席を、ご主人を初めとしてみんなで囲みます。

まずは各自揚げたてのてんぷらの乗ったお皿がありました。
次々と運ばれてくるおいしい食事


写真ボケちゃった・・・。
桜ごはん。綺麗な色!梅酢でしょうか?ほんのり酸味と桜の風味で、
疲れている身体にはたまりません!


ちくわの上に納豆ときゅうりをキムチで和えたものが乗ってました。
新鮮なお野菜とフルーツもたまりません。


じゃがいも、大根、豚肉の煮物。
味がしみててうまいっ。


フルーツのシロップ漬け。

他にも桜の花と一緒に付けたかぶ?もありました。

ここ、山の上ですよ。それが信じられないくらいの食事。

これらの食材や水を初めとして、この山小屋のものは全てご主人やお手伝いの人が
担ぎあげてここまで持ってくるのです
そのボッカで有名なのが、ご主人なのです。
何と、100キロもの荷物を担ぎあげるんですから超超人です
最近は60キロくらいだっておっしゃってましたけど、それだって凄過ぎ。
いちごなんて、痛まないように普通に運ぶのだって大変だろうに、
重い荷物と一緒に山の上まで運ぶなんて、並大抵ではできませんよね。

これだけたくさんの食材、力持ちだけじゃなく、おもてなししようという心が
なせることでしょう。
感謝という言葉では足りないくらいのありがたさです。

ご主人の話し、他の宿泊者はみんな常連さんだったのでいろんな話に華が咲き
とてもアットホームな夕餉でした。

夕飯の後は常連さんの提案でみんなで歌を歌って。
これも山小屋では初めて。鍋割山荘の歌もありました。
愛されている山小屋なんだなーってのが伝わってきます。


こちらは常連の方がボッカしてくださった、自家製スモーク。
たまごにチーズ、たくあん、サーモン、チキン、アーモンドチョコ、柿の種などなど。
どれもおいしかった~!

あっという間に消灯時間。
外に出るとこんな景色が広がっていました。


感動


真っ暗だから月も眩しい
明日はきっといいお天気だ!


2010.4.24 丹沢 鍋割山にて


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