5月4、5日と北八ヶ岳に行ってきました!
このGW、予定では三ツ峠でクライミング講習会だったのだけど、友達が体調を崩してキャンセル・・・
でも山に行きたいなってことで、急遽北八ヶ岳行きを決めました。
最初は、病み上がりだしのんびり散策の予定だったのだけど
体調が戻るにつれ「やっぱ、天狗岳登ろうよ」なんて言い始める友人。
今月の涸沢行きは中止にしたし、もう1回雪山に登りたい気持ちもあったので、結局天狗岳に登ることにしました。
今回は3日の夜に茅野に行って前泊。わかみず旅館に一人3000円で泊まれました!
駅にも近いし畳の部屋でゆっくりできるし前泊にはちょうど良かったです。
朝一のバス(6:40)で登山口のある渋の湯へ。
茅野から渋の湯まではバスで50分くらい。
桜はほとんど散っていたけど、車窓から見える里山の春はとてものどかでした。
バスの乗客は私たちの他におじちゃんがひとりだけ。
渋の湯に停まっている車も少なかったです。
この時期、八ヶ岳に行く人は少ないのかなぁ?意外と穴場なのかな。
登山口で登山届を出して、ストレッチをしていよいよスタートです(8:20頃)。
橋を渡ったところから登山道が始まります。
日が当らない斜面なので、残った雪の上は滑りやすくて、スタートからアイゼンを使って登りました。
地面は一面雪だけど木にはもう雪はなくて、天気も良かったので歩いていると汗をかくくらい。
北八ヶ岳も春に向かってますね。
時々雪解け水が沢を流れる音や、風が木々を揺らす音が心地よかったです。
雪が段差をなくしてくれているので歩きやすくて、いいペースで唐沢鉱泉分岐に到着(9:32)。
少し休憩をして、黒百合平を目指します。
ここまで誰一人にも逢わなかっただけど、ようやく下ってくる方十数名とすれ違いました。
木の背が低くなって展望が開けてきた頃、黒百合平に到着(10:13)。
黒百合ヒュッテ前にはたくさん(という程ではないけど)人がいました。
ここで長めの休憩をとった後、天狗岳に登ります。
黒百合ヒュッテに宿泊の受付をしようと思っていたけど、まだ時間が早かったのでここには泊まらず、
天狗岳から降りた後は高見石小屋に泊まることにしました。
さあ、天狗岳に向けてスタート!(10:38)
黒百合ヒュッテからは中山峠を経て登ります。
中山峠を過ぎると森林限界を超えるので、一気に展望が開けました。
雪は柔かい。歩きやすいんだか歩きにくいんだか。
他の登山者を見ると、12本爪アイゼンの人もいれば、4本の軽アイゼンの人も!
4本ではさすがに怖いなぁ。
ピッケルを使っている人もいましたが、ほとんどの人はストックか何も持たない状態でした。
ピッケルも持って行ったけど、私は12本爪のアイゼンとストックで歩きました。
天狗岳は双耳峰。
左のギザギザしたのは東天狗岳。右の丸っこいのは西天狗岳。
頂上に近づくと、雪がなくてごつごつした岩が露出したところが出てきました。
岩の上はアイゼンを着けた足では足元がぐらぐら不安定でちょっと怖かったです。
ストックでバランスを取りながら歩きました。
今回は岩にアイゼンをひっかけて転ばないようにすることと、雪庇を踏まないようにするというのが注意点でした。
でもトレースもしっかりあったので、雪庇を間違って踏むことはないと思います。
最後に岩峰を巻いて、天狗岳(東)に到着!(11:40頃)
少し霞んでいたけど、(右から)阿弥陀岳、中岳、そして2月に登った赤岳の姿が見えました!嬉しい~
友達はそのまま西天狗へ。
私はおなかがすいたのでもう西には行かず、東天狗でお昼を食べることにしました。
時々強い風が吹くと寒いけど、薄手のダウンを羽織れば陽射しがポカポカ暖かかったです。
友達が帰ってくるまで1時間近く、頂上でぼーーーっとして過ごしました。
東天狗から見た、西天狗(2646m)登頂の瞬間。
撮ってきてもらった写真。埋もれてる!
12:45に下山開始。
下りも同じ道を通って中山峠までおりました。(13:28)
中山峠からは針葉樹林の森の中を歩いて高見石を目指します。
振り返れば天狗岳が綺麗に!
とんがった針葉樹林がいい感じ。たくさん雪がある時期にも来てみたいなぁ。
中山峠から80分、この日泊まる高見石小屋に到着です!(14:48)
お疲れさまでした~!
※コースタイムは雪の状態等で変わります。(この日はとても歩きやすい状態でした。)
地図やガイドブックに書いてあるコースタイム等確認してください。
2011.5.4 北八ヶ岳
ふかふかの雪に足を取られることもないし、段差は埋もれてるしでかなり歩きやすかったです^^
でも次はふっかふかの雪を歩いてみたいなー。
八ヶ岳もいろんな楽しみ方ができていいですね。
続きは、山小屋でまったり編でーす^^
いいな~。今頃の時期って天気が良ければ
かえってアイゼンで雪登が楽なように思えますね。岩場は気を付けないといけないですね。
続き楽しみだな~。