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不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

空冷VWや趣味、日常の事をただ書き殴るだけ、の無責任日記です。

PENTAX体験会スペシャル in 札幌

2022-09-11 16:54:15 | 写真・カメラ
nekoです。こんにちは。

今日はPENTAXの一眼レフ体験会スペシャルin札幌に、友人taku氏と観に行ってきました。



会場内はちょっと色々あるので入口の様子。

J LimitedブースでTKO氏のプレゼンが面白すぎまして、内容は諸事情で言えませんが…。

物販コーナーでは財布の紐が緩みそうになる物が!でも今はそこにお金をかけてる場合では無いので我慢。特にQ-10はかなり心揺さぶられました。これがQ-7とかQ-S1だったら危なかったです。

中々楽しいイベントでした。最近色々キツいので、ちょっと現実逃避出来て良かったです。

Taku氏お疲れ様でした。

明日からちょっとまたキツいなぁ…。

PENTAX MX-1の2群レンズゴミ清掃

2022-09-04 17:23:26 | 写真・カメラ
 nekoです。こんにちは。

 またしても週末が終わろうとしています。明日からまた長い1週間です…。

 昨日は色々ありました。

1 自転車で病院から帰るとき、カバンの中のペットボトルの蓋が緩んで水浸しになった。

2 そのカバンに入れていたPENTAX MX-1はビニール袋に入れていたので濡れなかったが、レンズ2群目に大きなゴミが乗っており、絞り込んで撮影すると映り込む事が判明。

3 6月に注文しているミッションオイル、先日まで8月末出荷と書かれていたのに(その前は7月中旬)12月出荷に変更された。

4 車庫にネズミと思われるものがいたようで、除雪機のグリップにたくさんのかじったような跡があり、本体表面が足跡やら何やらで汚れていた。

 なんですかね…。

 1は、ある意味不注意なのでしかたが無いとして、残りは一体何なんだ、という気持ちです。

 こんな昨日でしたが、普段使いのPENTAX MX-1がまともに写真撮れないとなると、大変です。購入してもう10年くらい経つんですよね。これ壊れたらどうしよう、という状態。多分作品取りに使えるということを考えると、良い価格帯のコンデジになっちゃうんです。しかも単焦点だったりとか…。MX-1の代わりになる物が中々無いのです。

 とりあえずゴミさえどうにかすればまだ使えるので、昔の仕事を思い出して、レンズ清掃をすることにしました。

注意!
この記事を見て作業を行い不都合が発生したとしても当方は一切責任は負いかねます。個人の判断で作業してください。




 さてさて、どうやって分解するか、ですが、遊びではないので壊すわけには行かないですね。電源を入れて鏡筒がでた状態で電池を抜き、前玉についている化粧板(というような呼び方を現役時代はしてましたね、確か。)を外せるのかどうなのか。

 正解は3箇所接着でした。昔のレンズみたいにゴム当てて廻すと取れると言うことでは無かったです。写真のように幸いにも外せたましたので、前玉はビス3本で固定されていることが解りました。

 3本のビスを外す前に一応やっておくこととして、レンズと鏡筒の位置関係が解るようにけがき線を入れておきます。レンズの場合は取付方によって、光軸がズレたりするので私は3箇所にそれぞれ解るようにけがき線を入れました。ビス3本で止まってるとはいえ、例えば右側に前玉を押しつけながらビス留めする場合と、何も考えないでビス留めする場合とでは微妙に位置が変わったりします。そのためにもけがき線が3箇所ズレてないかを確認して組み立てるようにします。



 慎重に前玉を外すと、裏側に薄いワッシャーがそれぞれの箇所に付いてます。これ無くしちゃうと前玉の取付高さが変わったり、傾きが変わったりするのでどのワッシャーがどのビス穴についていたか解らなくならないようにする必要があります。
 適当に付けちゃうと、ピント甘くなったり、方ボケしたりする可能性があります。ちなみに現役時代はこういったレンズユニットの分解はしないように言われたりする製品が結構ありました。工場できちんと光軸出して、無限が出るように調整してあるためです。

 分解して組立OKの場合でもピントチェック、電気調整(主にPCに接続して調整すること)するように言われます。現状MX-1の調整治具や通信工具、調整ソフトとか持っているわけではないので、厳密な修理調整は出来ませんね。目視で確認するだけです。



 うんちく語っちゃいましたが、本題。2群レンズ上にゴミが載っかってます。ブロアーで吹いたら飛んでくれました。アルコールなどで拭き上げたい気持ちも出てくるかもしれませんが、レンズコーティングやら、レンズの材質やらで拭くとコーティング剥げたり、傷付いたりするので、なるべく余計なところに手を入れないようにします。もちろん拭いても大丈夫な箇所もあると思いますが、仕様書やらサービスマニュアルが手元にないので、解らないで触りたくないです。

 後は分解した順番と逆に取り付けていき、無事に清掃完了。試写の結果、ゴミによる影が映ることも解消され、暫くまたMX-1にはがんばってもらえそうです。

 ああ、また今週プラモ組めなかったなぁ。3ヶ月くらい触れてませんよ。

 それではまたいつかどこかで。

smc PENTAX DA40mm F2.8XS ビスケットレンズを買ってやったぜ。

2022-08-07 14:41:25 | 写真・カメラ
 nekoです。こんにちは。

 何かもう、バタバタですね。ここを更新する余裕が中々無いです。良いことでバタバタなら良いのですけどね~。

 さて、だいぶ時間経ちましたが、先日貯まったポイントを利用して、購入したものを。



 タイトルにあるとおり、smc PENTAX DA40mm F2.8XS(以下DA40mmXS)です。

 本当はおかねの余裕があれば、HD PENTAX DA40mm f2.8 Limitedが良かったのです。が、高いのよ。3万超えですから。中古もそれなりの値段ですし、smc版はもう少し安い物が手に入る場合あるのですが、せっかくならHDコーティングの方が良いですし。

 DA40mmXSは新品で1万円程度。クイックシフトフォーカスが付いていない。そして、今更smcコーティング。逆光に弱いがフードの設定ない。

 写りについてはネット上で定評ありますし。

 色々葛藤が有り、実は何年か悩んでいたのです。そもそもリケノン45mm F2.8や、smc PENTAX FA43mm 1.9 Limitedがあるので、被るじゃん。

 一応フルサイズでも使える説がネット上には書かれてはいますが、APS専用フォーマットでしかも標準よりちょっと望遠気味。だったらフルサイズのFA43mmが有る。

 そう、本気使いならば43mmで良い。そこにHD40mm Limitedは要らないよね…。

 ということで、安くてよく映って、ボディキャップのように小さなDA40mmXSを手にしてしまった訳です。



 PENTAX K-3でテスト撮影。マクロレンズではないので、ここまでしか寄れませんが、写りは確かに良い感じ。流石デジタル用レンズ。価格を考えると申し分無しです。これならPENTAXユーザー皆に勧められます。かさばらないので常に持ち歩けますし。

 別のカットがフォト蔵に載せてます。下記アドレス参照。

http://photozou.jp/photo/show/782027/270006290

 ちなみに、K-1mark2に付けてみたら、周辺光量が落ちまくり。使える、のかもしれないけど、ちょっとなぁ、という感じでした。問題無い、とは言えないですね。これだと私は流石にフルサイズで常用したいとは思わない。素直に43mm使います。まぁ、こちらも旧型のsmc版ですけどね。

 現状メインの一眼レフがK-1mark2なので、このレンズを積極的に使うとなるとK-3Mk3が欲しくなりますが、まだ無理だなぁ…。フルサイズは、使ってるレンズがフィルム時代のものばかりなのでその性能を引き出せていないのがちょっと辛い所。

 今回はこの辺で。またいつかどこかで。

北海道百年記念塔

2022-05-07 15:19:16 | 写真・カメラ
 nekoです。こんにちは。

 先日、天気も良かったので、解体される予定になっている北海道百年記念塔を観て参りました。



 今回はPENTAX 67ももっていきましたが、120フィルムだと10カットしか撮れませんので、あっという間に1本消費です。フィルムはコストが年々高くなるので、今後どうしようかと思っちゃいますね。デジタルは気軽で画質も良くなったのでとても重宝するのですが、フィルムの良さ、特に中判(うちには6×7が最大サイズ)はやっぱり違うよな~、と感じます。

 645だと、15カットいけるんですけどね…。現像はまだ出していないので、そのうちフォト蔵の方に載せるやもしれません。



 散ってはきていましたが、桜がまだ咲いていたので、合わせて撮影。使用機材はPENTAX K-1 Mk.II+smc PENTAX FA31mm F1.8 Limited。

 しかしながら百年記念塔、本当に解体しちゃうんですよね…。跡地はどうするんでしょう。管理しやすいように3階建てくらいの高さのミニチュアでも設置してみるとか…。ダメですかね。

 アオシマとか童友社辺りでお安くキット出してくれませんかね。無くなるのは寂しすぎです。

 さて、自分の状況は全く好転しません。このままでは路頭に迷ってしまいます。皆様のご協力が必要なのです。

 またいつかどこかで。

 ねこの窓の向こう側
管理人のWebサイト。北海道札幌より空冷VOLKSWAGENを語っております。

『写真共有サイト フォト蔵』管理人のアルバム
管理人が趣味で撮影した写真を公開しております。

Nikon F2用モータードライブMD-3修理

2021-12-08 23:25:00 | 写真・カメラ
 nekoです。今晩は。

 遅くなりましたが、今日12月8日は太平洋戦争のきっかけとなった、真珠湾攻撃から80年という節目の日です。

 真珠湾攻撃と言えば、道民としては旧日本海軍機動部隊が択捉島単冠湾より出航したわけで、色々考えさせられる出来事ではありますね。

 とまぁ、いきなりこんな話になりましたがそれ以外にも2021年といえば、Nikon F2発売50周年とのことで…。



 今年の初めにたまたま手に入れたF2フォトミックAと、モータードライブMD-3・直結式バッテリーケースMB-2。

 メカニカルカメラの最高峰、と言っても過言ではないでしょう。

 ちなみに昨年2020年はPENTAX LX発売40周年でしたね。すっかり忘れておりましたが。LXは最高のMFカメラです。(個人的見解)

 話はそれました。F2用モータードライブはMD-1、MD-2、そして今回取り上げたMD-3が有ります。PENTAXユーザーである私が解説するほどの事ではないですね。

 MD-1は私見た事無いですが、その改良型がMD-2という事らしいです。(外観の見分けはぱっと見では解らないようなので観たことあっても気がつかないかもしれませんが)

 最高巻き上げ速度は秒間5コマ(一定の条件はあり)を誇り、自動巻き戻し機構も搭載。

 F2用モータードライブで一番最後に発売になったのがMD-3ですね。これは直結式バッテリーケースMB-1且つニカドバッテリーMN-1もしくはAC/DCコンバーター使用時で秒間4コマ、単3バッテリー10本使用時秒間3.5コマ、直結式バッテリーケースMB-2使用時は秒間2.5コマ。

 MD-3は簡易型のモータードライブなので、自動巻き戻し機構は搭載されていませんが、パトローネ室に巻き戻し軸を通す必要が無いので、底カバーにある裏蓋開閉ノブを外す必要が無いので、フィルム入っていてもモータードライブの脱着が自由自在です。

 MD-3+MB-2の組み合わせは巻上速度こそ遅いですが、その分巻き上げ系への負担が少なく、シャッタ速度とモータードライブの細かい設定は無いので、故障のリスクも少ないですし、扱いやすいですね。

 前置きがかなーり長くなりましたが、私のMD-3、巻き上げ音がおかしかったんですよね。最初そんなものか、と思っていましたが、色々調べてみると、モーターのピニオンギヤが樹脂製である故に、経年劣化でひび割れし、最悪空転して巻き上げが出来なくなる事があるらしいです。

 そこでさらに調べた結果、某オークションで真ちゅう製の対策ピニオンギヤを出品している人を発見。これは交換するしかないでしょう、という事で、作業してみました。

※今回は長い記事になりますわ。
 お約束ではありますが…。

※この記事はあくまでも自分に対する備忘録です。
真似をして分解した事で発生したトラブルについては責任を負いかねますのでご了承ください。


 分解で心がける事は

・無理に部品を外さない事。
・外した部品の状態を確認する事。
・外したビスはどこに付いていたかを解るようにしておく事。

 最低でもこれは心がけないといかんです。さてさて、バラしていきましょう。



 モータードライブ本体の上面に合皮が貼ってありますが、それを剥がします。

 するとビスが見えてきますので、赤丸で囲って有る部分のビスを外します。



 裏側の写真ですが、ちょっと観づらいですね。ここも赤丸の所を外すと、底カバーが外れます。



 背面のフィルムカウンター窓の部分も赤丸のビスを外します。

 紫の丸で囲んである所に、合皮が貼ってありますのでこれを外すと、カウンターを固定しているマイナスビスが見えます。これを外します。



 カバーを外すと、赤丸の所にあるビスを外します。



 底のグリップ付近のビス4本外します。その下にある接点ユニットを止めてるビスは外さなくても確か分解出来たはずです。



 グリップ側の側面の合皮を剥がすと、ビスがありますので外します。



 反対側の合皮も剥がすとビスがあるので外します。これで分解する準備が出来ました。



 グリップを含め上部カバーをゆっくり引き上げると外れてきますが、フィルムカウンターの検出スイッチが引っかかります。私が外したときにここがカバーと干渉して、変形させてしまいましたので、注意しましょう。

 もう一つ気をつける点として、バッテリーケース用の接点に接続されているリード線が余裕無いので無理に引っ張らないようにしましょう。



 リード線があるので、こんな感じに外す事になるでしょうか。

 次にモーターを外します。矢印の辺りにビスがあります。モーターを外すときも、ギヤやリード線やらが干渉するので注意して外します。



 赤丸のピニオンギヤにヒビは入っている事が確認出来ます。現状一応巻き上げ出来ますが、空転するのも時間の問題なのかもしれないです。



 今回落札したピニオンギヤは規格外品のため安く売っていた物。写真では左側の部分のギヤ山が加工不良なのですが、その部分は他のギヤに接しないので問題はありません。



 ピニオンギヤ交換後です。オリジナルの樹脂製ピニオンは芋ネジ2箇所で止まっていますが、対策品は1箇所の芋ネジで固定します。

 後は順番に組み立てて行くだけです。ただし、ギヤ類に盛りすぎない程度に軽くグリスを塗っておきます。プラスチックに対応したものが良いです。



 フィルムカウンターの検出スイッチを曲げてしまったならば組む前に直しておきます。



 仮組み状態でバッテリーケースを取付、動きを確認します。赤丸のフィルムカウンター検出スイッチをピンセットか何かでショートさせた状態でレリーズボタンを押すと、問題無ければ巻き上げカプラーが動き出します。

 そのときの音も確認します。交換前の異音が無くなって、一安心。



 フィルムカウンターを取付ます。私の場合分解時に外れてしまった、フィルムカウンターの指標板を接着しました。

 カウンターは0になるとモーターが停止するわけですが、カウンターの停止位置は検出スイッチの曲げ方等で若干は調整出来ます。

 あまりやり過ぎて折れてしまうと目も当てられないので、私は妥協しましたが…。



 全てのビスを取り付ける前にカメラ本体に取り付けて動作確認もしましょう。いかにもモータードライブ、というような勇ましい巻き上げ音で、気持ちいいですね。

 巻上速度は秒間2.5コマなので、OLYMPUS OMシステムのワインダー2と変わらないスペックですけどね。まあ良いではないですか。

 久々に昔の仕事を思い出したかのように作業しました。なんとなく懐かしい気持ちになりましたよ。

 今日はこの辺で。またお会いしましょう。



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