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日々のあぶく。~息子と猫と時々 あたし~

2児と3匹の母ちゃんデス(*´∀`)♪ 切り絵や多肉植物とか… 気になる事が多すぎて困ってます(/ω\*)

アートナイフに◆蒔絵◆を

2015-11-20 12:36:58 | 趣味的なやつ【切り絵】







もう終わってしまったのですが…

先日お友達の切り絵の個展が開催されました。
元々は切り絵のブログを通してお知り合いになったのですが、
日頃は薬剤師としてお仕事をされていて
趣味から高じて切り絵を極められ
この1年でまた更にご自身の世界を広げられています。

奈良にお住いの石賀 直之さんです。

 
 石賀さんのホームページはこちら⇒
 石賀さんのFacebookページはこちら⇒




石賀さんの切り絵作品の紹介は私なんかが説明するより、
実際に石賀さんのホームページを是非 ご覧になって下さい。
花鳥風月をテーマに、とっても繊細な作品を切り出してらっしゃいます!



さておき。


その石賀さん、
お住まいの奈良を飛び出し、
確か夏には東京の方で、また南は九州の方でも
更にはテレビなどへの出演もされたり、
先月はパリのルーブル美術館へ…


本当に数々のご活躍をされていますが、
なんと先月の末に大阪の心斎橋で開催された個展が
石賀さんにとっては初の個展でした。


『えぇーーー!!!
 個展って、これが初めてだったの?』と
個展開催のお知らせをいただいた時にはむしろ驚きました。
だって、すでに多方面でご活躍されていたので…



そんな初個展のお知らせを石賀さんからいただいたのが
確か夏ぐらいでした。



お知らせをいただいてからすぐに、
せっかくの初個展に何をお祝いとして贈らせていただこうか?と考えました。



私は誰かに何かをプレゼントする時に
必ずお相手の方が実際に使ってもらえるもの!
ということを心がけていますので、
今回の石賀さんへのお祝いも『実際に使ってもらえるモノ』と考え…


切り絵を制作される際に使うモノを考えました。




でも、
切り絵の道具って…
石賀さんもナイフ派ですから…


ナイフとカッターマット!
あとは紙!!
以上っ!!!!
…なんですよね(;^ω^)




いや、もちろん厳密には
下絵を描く為のシャーペンやら何やらはありますが、
切り絵の主要な道具はナイフとカッターマットなんです。



でもそこで思ったのが、
そもそも切り絵のカッターってそんなに種類が無いのですよ。




例えば…
書道を例に考えますと、
(それ程 書道に詳しくないですが…笑)
様々な筆がありますでしょう?


きっと筆を作っている会社も沢山あるでしょうし、
筆に使う毛も様々な毛を使うでしょうし、
筆には用途別の色んな太さがありますし、
初心者用、中級者用、上級者用…などの区別もあったり…




でも、
石賀さんや私も主に使ってる『オルファ社』のナイフは
主に32.8°と23°の2種類のナイフしかないんです。
いや、もしかしたら歴代のナントカ仕様とかあったかもしれませんが?
でも、いま普通に店頭でオルファのナイフを買おうと思ったら主にその2種類です。



つまりは、
今日初めて切り絵を始めた『切り絵初日』の初心者も
石賀さんのような数々の賞を取ってらっしゃる切り絵師さんも
同じ黄色いナイフを使う事になります。





なので今回、
その種類の無いナイフを何とか石賀さん用に
特別にカスタマイズできないものか?…と考えました。





そこで思い出したのが、
以前 切り絵をされている方のブログに
『知り合いの輪島の職人さんに加工してもらいました』と
オルファのナイフに蒔絵を施されている写真がupされていたことを。



なので、
まずはその方のブログの記事をさかのぼりましたが、
それはもう数年程前の記事で
なおかつ、どこに依頼したなどの詳細は記されていませんでした。

そのブログの主の切り絵師さんとは以前 切り絵の購入の際に
何度かメールのやり取りをさせてもらった事もあったのですが
実は現在体調を大きく崩されていることを知っていたので…

一から自分で探すことにしました。




そこで自分なりに色々探してみたんですが、
私のような個人からの依頼、
しかもオルファのナイフのようなものに
伝統工芸である蒔絵を施して下さるような職人さんを
なんの“ツテ”も無しに探すのは… ちょっとだけ苦労しました。




それでも、
とうとう辿り着きました!


石川県の輪島の職人さんで坂口 政昭さん。


 坂口さんのホームページはこちら⇒
 坂口さんのFacebookページはこちら⇒





ダメもとで坂口さんにコンタクトを取りました。
蒔絵の事を何も知らない私がどう問い合わせをして良いか?など
かなり戸惑いもありましたが、
でも、その時に思っていたことをそのままお話して…



すると坂口さんは私のような一個人の問い合わせにもとても丁寧に対応して下さり、
また、蒔絵や漆塗りの事に興味を持った事に感謝の気持ちを表して下さいました。




諸々の事情で、
問い合わせはしたものの、一度は依頼を見送ったのですが
でもやっぱりお断りした1か月後にどうしても諦めきれずに
坂口さんにお願いすることにしたんです。




それに合わせて、
鳥好きの石賀さんご本人にそれとなく
石賀さんが一番好きな鳥は何か?と聞きました。
ナイフのデザインにする為です。



石賀さんと言えば、
私の中では鳳凰のイメージが強かったのですが
どうせならご本人に聞いてみよう…と。



そして、
『サンコウチョウ』(三光鳥)という鳥だとお聞きし
何気に『ちょっと描いてみてくれませんか?』とお願いしたところ
すぐに下絵に起こして下さったので、
その石賀さんご本人が描いて下さったサンコウチョウの画像を
今度は坂口さんにお送りして、
そのサンコウチョウを基にして
オルファのアートナイフプロに蒔絵を施してもらいました。
































そして、
石賀さんの初個展の初日に
無事に石賀さんにお贈りすることができました。







石賀さんもとっても驚き、喜んで下さり、
坂口さんも限られた予算の中で最大限の表現をして下さいました。




それに、これは後日談ですが。

無知とは最強でして…



問い合わせの段階ではもちろん、
依頼の段階でも、
制作の最中でも、、
坂口さんが数々の賞を受賞されている とても名の通った職人さんだとは知らず…

(((坂口さん、失礼しました!!!)))


何と言いますか、
とっても無邪気に依頼させてもらっていました(^^;)無知、最強ー!





石賀さんにも
坂口さんにも、
私の想いは既にそれぞれにお伝えさせてもらいましたから
もうここにはあえて書きませんが、
まだまだこれから無限に世界を広げていかれる石賀さんが
素晴らしい職人さんの手がけて下さった自分だけの道具を手にして
更に羽ばたいていかれる姿を間近で見させてもらえることに感謝しています。



そして、
今回お世話になりました坂口さん。

きっと問い合わせ段階からかなりの失礼があったのではないかと
今更ながら恐縮しておりますが…
私の想いに寄り添って依頼を受けて下さり
本当にありがとうございました。







◆ ◆ ◆

もしも、
このブログをご覧の方で
漆塗りや蒔絵にご興味を持たれた方は
坂口さんのホームページ
Facebookページ
覗いてみて下さい。
そして是非一度
坂口さんに問い合わせをしてみて下さいね。

◆ ◆ ◆





















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by ねっこ










オリジナル完成しました♪

2015-11-16 01:15:55 | 趣味的なやつ【切り絵】

色々と更新したい事があったのですが…
ついつい、いつも『エアー更新』で終わっています(;一_一)



でも、
せっかく下絵を載せて(?)いたので
完成した切り絵も続きで載せておきましょ( *´艸`)













白い方は下絵です。
つまり、切り絵の抜け殻です(*^-^*)





今回のモデルはレンです。
レンの愛称だった『Renna』(レンナ)をデザインに入れています。



それに、名前以外にも、
いつも私に甘えてばかりだったので『甘えん坊』


それから、
虹の橋にいってしまったけれど
いつもレンのことを想っているよ…という想いを込めて
『いつも一緒』という言葉をデザインに隠し入れています(*^^)v






何だかウォーリーを探せ!みたいだけど
答え(?)はこちら…







Twitterでupしたら
思った以上に反応してもらって
とっても嬉しい最中の私です←単純(笑)










そう言えば、
下絵の時にはとってもお邪魔してくれた2匹。

寒くなってきて、
こうやってくっついて眠る姿も見られるようになりました♪


まぁ、
いつもは程良い距離感を保っていますが…(;^ω^)













そうそう、
11月7日で きなこが無事に1歳をむかえました!

このまま元気に気ままに育っていって欲しいです(*´▽`*)


















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by ねっこ










次の図案

2015-11-04 08:29:20 | 趣味的なやつ【切り絵】

次の図案を描いています(*`・ω・)ゞ


図案の途中経過ですが載せておきます(o´罒`o)


あ、
ちなみに “赤い丸” が図案ですよ( -`ω-)b





今回は珍しく、きなこが乱入!





ピントが合ってなくてごめんなさい( ;∀;)




いつも通り、
遅ればせながらクルが参戦!



で・・・





やっぱりクルさん、“定位置” に(;^_^A
やっぱり やっぱり こうなるのね…






次の図案でしたヾ(*´∀`*)ノ












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by ねっこ










切り絵に使う紙について

2015-10-11 19:59:50 | 趣味的なやつ【切り絵】

切り絵に使う紙についてのお話しです。

keiさんからご質問いただきましたので、
簡単にお話しさせてもらおうと思います。



“紙”についてですが。


私の切り絵仲間の皆さんの間でもそういう話はよく出ますが、
正直、最終的にはその方 その方の好みによります(^^;)



カッター派か?ハサミ派か?…でも
選ぶか用紙は全く違ってきますし、
同じカッター派でも、表現したい作品で全く変わってきます。


私のお友達の中には『黒い折り紙派』という方も居ますし、
『色画用紙のみ』という方も居ます。
更に『普通のコピー用紙を切って、切った後に色を付ける』という方もおいでです。


ね?
本当にその方の好みになるんです(*^-^*)





なので、
『あくまでも参考までに』になりますが
『私の場合は…』をお話しますね(*^-^*)




私がいつも用紙を購入するのは
『楽天』か『アマゾン』のネットでです。




で、
私が初めて訳も分からずに買った用紙は
『楽天』のペーパー ミツヤマというお店で、

色上質紙 中厚口 ★黒 A4 50枚【印刷用紙 カラー用紙】
色上質紙 厚口 ★黒 A4(50枚)【印刷用紙】【OAプリンター用紙】【コピー用紙】【カラー用紙】
という2種類の厚さの用紙を試しに50枚ずつ購入しました。




この用紙を買う前は
家にあったコピー用紙(もちろん白色)を切っていました。

コピー用紙と下絵を重ねたもの、計2枚を切っていましたが、
下絵は本の図案をコピーしたものですから、
実質コピー用紙を2枚切っておりました。


そんな私には〈厚口〉は分厚く感じました。
〈中厚口〉が丁度よく感じました。



当時は紙の厚さなんて考えたこともありませんでしたから
本当に適当に選んだのですが(;^ω^)


でも、
参考までに、紙の厚さに関してペーパー ミツヤマさんが掲載されている
“目安”を書いておきますと…



〈薄口〉 約0.08mm・・・コピー用紙に比べて わずかに薄い程度
〈中厚口〉約0.09mm・・・千円札程度
〈厚口〉 約0.11mm・・・一般的な履歴書程度
〈特厚口〉約0.15mm・・・コピー用紙2枚程度
〈最厚口〉約0.19mm・・・官製ハガキより少し薄い程度
〈超厚口〉約0.23mm・・・官製ハガキ程度




こんな感じです。


で、
ずっと私はこの色上質紙の中厚口を使って
切り絵を楽しんできたのですが、
最近になってたまたま『黒色の折り紙』を切ってみたのです。


これが驚きの切りやすさ!
(=切りやすい薄さ)


で、
そもそも一般的な折り紙の厚さが何mmか?を
あちこち調べたのですがなかなか明記してなくて…

でも(正確さの保証はし兼ねますが)0.08mmと
書いてあるのを見つけ、
〈中厚口〉を使い切った所で再購入を止め、
〈薄口〉を買ってみました。



〈薄口〉は今はどうだろう???
私が購入するときは、
ペーパー ミツヤマさんでは薄口の黒色の取り扱いが無く、
楽天の中で他にもリサーチしてみたのですが
当時は見つけられず(現在は分かりませんが)
楽天ではなく、アマゾンにて検索しました。

で、
こちらを見つけました。
アマゾンの『ペーパープラザ』というお店の
色上質(少量)A4<薄口>[☆☆黒](50枚)


他にも、
500枚や1,000枚という単位で販売しているお店もありましたが
いきなり1,000枚という単位を冒険出来なかったので(;^ω^)





楽天もアマゾンも
それぞれ送料がかかってきます。

50枚程度の購入ならば
送料の方が高いかもしれません。


でも、1,000枚とかまとめて買って、
実際に切ってみて『違う…』となってしまっても大変なので。


実際〈薄口〉は私は切ってみて、
〈中厚口〉とたった0.01mmしか違いませんが
その違いは“とても切りやすい♪”と実感しています。

ただ、
切り上げたものは…


何だろう、
“パリッと感”に欠けるような気もして
100%の満足感か?と問われれば
また違う気もしています。






そうそう、
それからkeiさんもおっしゃっていましたが、
折り紙は表面の黒色と、裏面の白色とがあります。

切り方などで断面が毛羽立ち、
結果として裏面の白が出てきてしまうこともあります。

でも、
これは“慣れ”で問題解決できる範囲です。


実際、
もうとても繊細な作品を切られる切り絵師さんには
黒色の折り紙オンリーという方も沢山おいでです。






ちなみに私は最近
“黒い紙”だけではなく
画用紙、折り紙、和紙… など
色んなものに興味がわいて
色々と切ってみています。


で、
まだ『これだ!』という
自分の切り絵を見つけられてはいません。
今月の末からは彫紙アートを習いに行く予定ですし(^▽^;)




表現方法も紙も、
自分が『私、これが好き( *´艸`)♪』というモノが見つかるまで
色々やってみるのが結局の所
『“私の切り絵に”適した紙』という事になるのだと思います。





keiさん、
少しは参考になりましたか?

私も切り絵は初心者ですから、
私のやってきた事、
周りの切り絵仲間に聞いた事…などになりますが、
分かる範囲で良ければお話しできますので
またお声掛け下さいねヾ(≧▽≦)ノ




では、これにて。














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by ねっこ












招き猫◆黒×赤

2015-09-06 00:07:54 | 趣味的なやつ【切り絵】

招き猫は私の中では結構ツボなモチーフなのですが…


でも、
何だか思う様に描けません(。-_-。)


招き猫に限らず
『目を描き入れる』ということ自体が
超ーダメダメになる要因だと自分でも分かっております(›´ω`‹ )



それでも
何とか描きました 下絵。








今回やってみたかったのは
『招き猫』というモチーフと、
『黒×赤』という配色でした(*´罒`*)



今回は手元にあった
出来るだけ深い赤の折り紙を選びましたが…









本当は『赤』ではなく
エンジというか レンガ色というか…

赤よりも深くくすんだ色が良かったんですけどね(^^;;







小さな図案でしたから
比較的早く切り終えました♪














で、
前回にチャレンジした
アクリル板を挟んでの額装も頑張りました(*^^)v





途中
やはりクルさんの妨害に遭いましたが(笑)





今回も1.5mmのアクリル板を使用、
背景はあれこれ合わせてみましたが
シンプルにクラフト紙にしてみました(o^^o)















残念ながら
うまく写真が撮れませんでしたが
福は来るでしょうか?
ねぇ、クルさんよ?














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