昨日はレンの命日、三回忌でした。
レンが旅立ってしまってから早いものでもう2年。
いや、まだ2年と言うべきか…?
2年前とは違って
ただただ悲しくて寂しい時間ではなくなっていますが、やっぱり今もなお「レンが今ここに居ない」という事に気持ちは一瞬 後ろを振り返ってしまいます。ほんの一瞬だけ…
そんな感じで迎えた昨日。
実はクッタクタになる1日になりました。
始まりは、
日付が9月30日に変わって間もなくのAM1:30頃。
リビングでスマホを触っていた私。
そろそろ寝ようかと思っていたその時、クルが私を“変な目”で見つめるのです。
「何?」
いつもとは違うクルの視線の先である私の肩に目を向けると…
なんと、私の肩に
ムカデきえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!
窓とか開いていましたが
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
とスゴイ悲鳴をあげて、自分でもどうやったか覚えていませんが、肩のムカデを払い落としたんですが、それが私のはいていた短パンに落ち、
更に「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
なぜかとっさにはいていた短パンを悲鳴をあげながら脱ぎつつ、自分としては“避難”のつもりでソファーの上に上がったのですが、ムカデも一緒にソファーにオン!
ムカデではなく、発狂した私に怯えるクルときなこを目の端に捉えながら、何とかムカデと分離した私の元へ 悲鳴を聞いて地下から起きて駆けつけてきてくれた長男坊。
長男坊と逃走したムカデを探したんですが、そこから1時間強、どこを探しても見付からず…
半分切れながら家具をどかしたりしながら探しまくりました。
実は1週間ほど前からマンションの外壁の工事が始まって、マンションを囲むように足場を組み始めてて、今まで一度も出た事のなかった、あの、名称を文字にすることすらできない、あの、アレですよ、アレ… 黒いG←が、この1週間でデカいのが2回も出て…
もう引っ越ししたい!!!と思ってたほど怯えてた矢先の“ムカデ・オン・ザ・肩”なので、究極の恐怖の行き着く先は…“怒り”でした。
で、
何とか仕留められたのがAM3:00頃。
そもそも寝付いていなかった次男坊が、私と長男坊のドタバタで更に目が完全に覚めてしまって、どっと疲れた私と長男坊とは反比例して…
そこから全く眠る気配のない次男坊に添い寝して、途中何度も地下と1階を行ったり来たりする次男坊を 半分寝ぼけながらも何とか私の隣に転がしつつ、いつの間にか眠ってしまった私。
カーテンを閉めてしまうと真っ暗になってしまう地下の寝室。
朝、家の固定電話が鳴って目が覚めました。
電話は次男坊の学校からで、スクールバスのバス停に居ないのでどうしましたか?…とのこと。
時計を見ると、ななななななななんと!
AM8:30!!!
見ると スマホの電源が落ちてしまっていて、アラームが鳴らなかったのです。
もちろん寝る時にスマホは枕もとで充電していたのですが、すごい発熱して、充電が出来ていなかったようです。
なので、
私も次男坊も、そして長男坊も… みーんな仲良く朝寝坊です。
で、
慌てて1階のリビングへ行くと、夜中に次男坊があちこち荒らした形跡が残っていて、まぁ、時々やらかすので それはそれで問題ないのですが、プチパニックを起こしたのは、玄関の鍵が開いていて、玄関の外の新聞受けにあるはずの今日付けの新聞が、何故かリビングのテーブルの上に置いてあったのです。
夜中起きていた次男坊の仕業ではないとこは明らかでした。
なぜなら次男坊はテーブルの上には物を置くのを嫌うからです。
テレビのリモコンすら置くのを嫌がって、置いたとたん 手で払い落とします。
小さな私の髪留めでも同じですから、そんな次男坊が朝刊をキチッとテーブルに置くわけはなく…
不気味になったので、家の鍵を家族以外で唯一預けているのは 近くに住む私の両親ですから ドタバタの中で電話をかけて心辺りはないか?と尋ねたら、犯人は私の父でした…
その日たまたま朝早くから目が覚めたらしく、朝の散歩がてらでその日たまたま何となく家に入ったとの事。
そんな事、ここに越してきて今まで一度もなかったのに…、父よ、なぜだ!?
とまあ、
とにかく謎は解けたので、慌てて朝ごはんの準備をして 長男坊のお弁当に冷食を詰め込んで…
のんびりマイペースな長男坊を怒鳴りながらご飯を急かして家を追い出して、それから次男坊を車で学校まで送っていきました。
朝起きてから次男坊と家を出るまで、とにかくスマホを充電器に繋いでみたのですが、画面も勝手に動いたり、逆に反応しなかったり、発熱はするし、車のカーナビとも連動しないし…
次男坊を学校に送った後、その足でauショップに向かいました。
すると、
レンやクル、きなこの元親さまのOさんから着信がありました。
それこそ、レンが亡くなり、その後きなこが我が家にやって来て、その直後はきなこの事でお電話はしたものの…
きっと1年以上ぶりのお電話だったのですが、でも、スマホの電池残量が5%!
なのでいったん電話を受けるのを見送りました。
それからauへ向かう道中にあるスーパーで、その日の特売品を買ってほしい…と母から頼まれていたので、スーパーに寄りました。
午前中にスーパーから少し離れた場所でちょっとした用事があった母は、すぐに売り切れてしまうその日の特売品を自分で買いに行ったのでは間に合わないから…と私に頼んだのです。
場所を考えても、あの距離を母が駆けつけるよりは私が行ってあげた方が断然楽なので代わりに行ったのですが、困ったことにスマホがショートメールすら送れない状態になってしまってたので、母に「ちゃんと買えたからねー」の一言を伝えられず…
買えたことを伝えてあげないと、母の事だから用事が終わったら必死でスーパーに徒歩で駆けつけるだろうと思い、何とか一言伝えたあげたい…と思いながらauショップに行ったのですが、スゴイ待ち人数で、私のスマホの電池残量ももう既に2%で。
そこで、ショップの人にどうしても「1本電話を入れたいから電話を使わせてほしい」とお願いしたところ、シドロモドロな対応で、何度もバックヤードの誰かに確認を取りに行ったりして… 結局「ここにある電話のすべては業務用で、お客様にお貸しすることはできない」という一辺倒な答えで、あとはおどおどするばかり。
auさん、
お宅の電話が買って4カ月もしないのにこんな状況になって、電話としての機能を果たさないからわざわざ時間を割いてここに足を運んでいるのに、たった1本の電話を貸してもらえないとはいかに!?
もう埒が明かないと、自分の順番まで45分以上待ちましたが、その際私を担当したスタッフに同じ事情を訴えたら、二つ返事で電話を差し出してくれました。
この対応の差はなんだ!?!?!?
この融通の利かない対応に大いに切れましたが、切れたところでどうにもならないので…
さっさと修理に出し、お腹を空かせているであろうクルときなこのことも気になっていたので、また慌てて家に帰りました。
で、家に帰れたのがPM2:30を回っていました。
まずは母に電話をして事情を話し、次に元親のOさんに電話を入れました。
久々にお話ししましたので、お互いの“猫の”近況報告で話は途切れることは無く、ワイワイ話していたら…
結局 私の『朝ごはん』がPM3:50になってしまいました。
で、
やれやれ…これはきっとレンのイタズラか何かだろうなぁ…
レンが私がメソメソしないように、にぎやかにしたのかな???と思いつつ、さすがに今日はもうこれ以上なにも起こらないだろう…と思っていました。
が。
『朝ごはん』の後に、
今月末 残高不足で銀行から引き落としにならなかった長男坊の塾代を現金で持たせようと思って、金額を確認する為に塾に電話をしたんです。
夏期講習やら冬期講習やらが無い、通常の塾代は月5万円前後。
もちろん今月もそのつもりで、でも1円でも足りないと引き落としは出来ませんからね。
ちゃんとした金額を確認しようと経理担当の方にお伺いしたところ…
『後期の特別講義や集中講座をとってはりましたから…
えーっと… 今月は12万2千…』
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?
じゅじゅじゅじゅじゅ12万!?!?!?!?!?!?!?
一気に脳の酸素が欠乏していくのがわかりました。
最後の最後に…
おいおいおい、今月どうやって生活すんねーん!
てか、引き落としの案内(封筒にちゃんとはいってる)を すぐになくす長男坊よ…
頼むからちゃんと事前に知らせを私に持って来て下さい…
てか、
7万の誤算はでっかすぎるぜ…
9月30日に日付が変わってから振り回され続けて、最後の最後に笑えない事実に直面して かなりテンションがどん底の私です。
そして夜は疲れ果てて早々に眠くなった私は、同じく寝不足ですぐに寝付いた次男坊の隣でPM11:30ぐらいにウトウトし始めました。
長男坊だけがまだ1階のリビングでスマホでゲームをしていましたが、私は眠気には勝てなかったので。
で、ようやく9月30日から10月1日に日付が変わろうとした頃、1階が何やら騒がしい!
ウトウトはしていたものの飛び起きて1階に行ってみると、Gの小さいのが出たとの事で長男坊が戦い終わったところでした。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ…
今まで出てないのに置くと、逆に呼び寄せることになるんじゃ?…と置かなかったホウ酸団子とか“置いたその日から効く”的なやつを置いた方が良いのかな?????
外壁工事は来年の3月までやるのですが…
もう、私にとって家は安らげる場所ではなくなりました。
夜はソファーに座っても、怖くて足を下に下ろせません…
とにかく、昨日はそれで 長い長い1日が終わりました。
良くも悪くも、
レンの事をしみじみ思い返すことが出来なかった1日でもありました。