妙齢乙女の純情つれづれ

妙齢って本当は若いお嬢さん。身も心も乙女☆で純情一直線な…でも微妙なお年頃のアタクシが“恋愛・結婚”について思うコト。

「涙」

2018-11-20 02:40:26 | 日記
男運はわるくなかった。

中島みゆきの歌の一節。
多分、「涙」、という曲。

曲はさして、詳しくはない。
サビの部分で、くだんの、男運はわるくなかった、というフレーズが印象的だったように思う。

子供心に、脳裏に刻み込まれた、そのフレーズ。
男運なんて、考えもしなかった幼き日。

その後、中高、大学、と進むうちに、おや、と思い当たる。
男運て、こういうこと?
あれ。
私、相当、男運悪い?

いま思えば。
男運が悪いのではない。
男に縁がなかった。
そして、縁の結びかた…はもちろん。
男に接する知識と経験が皆無だった。
男運もへったくれもない。
それ以前の話だ。
それも、悲しいかな、ごくごく最近まで。

いま、思うこと。
男運はわるくなかった。
決して、わるくなかった。
私が、恋に恋焦がれていたためにお断りしたご縁の数々。
望んでくれた方はみんな、良い方だった。
当時は、恋を知らぬまま結婚することが、どうしても想像できず、幼かった。
いや。
いまでも、変わらず幼いのかもしれない。
だだっ子のように、好きな彼がいい、と泣きわめいているようなものだ。

でも、いましみじみと。
男運はわるくなかった、と口ずさむ時がある。
正確にいえば、悪いのかもしれない。
だって、まだ幸せな結婚ひとつ、叶えられていないから。
前途多難なご縁ばかりかもしれない。
でも、みんな、良い人だったし、良い人だ。
悪人なんて、いやしない。
いろいろ長所も欠点もあるかもしれないけれど、それは人間誰しも。
もちろん私も。
そして、私には過ぎた人たちが多いと、思う。
だからこそ、前途多難なのではないか。

そして、なにより。
激情に身を焦がす恋を知れた。
こんなに稀有な体験ができるなんて、本当に幸せ。
男運はよかった!
恋ができなくて苦しんだからこそ、恋がいかに奇跡的なことかを思い知っている、この恋愛不感症女。
この私が、生き霊になりそうなほど、恋慕う人に出会えた奇跡。
そして、知り合えただけで幸せだった彼と、縁を紡げたこと。
ただの恋じゃあない。
私にとっては、まさに青天の霹靂のような恋。
そこには、とりあえず、というような感情は一切なく。
まるで私にとっては王子様の出現のようだった。
惰性の恋じゃない。
雷に打たれたような激しい閃きを伴う出会いだった。
それだけでも男運はよかった、と思える出来事。

そして、他にも私を支えてくれる彼ら。
みんな、素敵だと、思うのです。
圧倒的に愛しい彼を恋慕っていてもなお、魅力的と思える彼ら。
彼らが、なにかをしてくれなくても。
存在こそが支えてくれるのも、また事実。
だから。
男運はわるくなかった。
いえ。
男運は良い、のだ。
きっと。
そういうことに、しておこう。

願い。夢。

2018-11-19 18:43:21 | 日記
そして、やっぱり彼が好き。。。

どんな、誰の優しい言葉より。
彼の、やあ、という一言で。
私の心は溶かされていく。
絶望と哀しみでカチコチに凍っていた私の心が、ホロホロと柔らかくなる。
たちまち角がとれていく。

自分が出す声が、甘い。
どんなに傷んだ喉であっても。

彼に会いたい。
彼と一緒にいたい。
ずっと一緒にいたい。
それだけ。
本当に、それだけ。

こんなことしたい。
あんなことしたい。
あそこに行きたい。
いろいろなコソアドが。
ドラえもんの歌ばりに、できたらいいな、はあるけれど。

そんなことはさておき。
あなたと一緒にいたいよ…
ずっと一緒にいたい。
起きたら横にあなたがいて。
眠りに落ちる瞬間に隣にあなたにいてほしい。
最初に見る顔、聞く声が、最後に見る顔、聞く声が、あなただといい。
それだけなの。

それが、私のいまの願い。夢。

ギフト

2018-11-17 12:32:35 | 日記
彼女はたくさん、ギフトをくれた。

さぁて。
彼女は何を教えてくれたのか。

彼じゃないよ。
よく、考えてごらん。
ということなのか。

とにかく、急いで。
ということなのか。

立ち止まって、考えてごらんなさい。
後悔ないように。
そして、誰に一番支えて欲しいのか、を。
ということなのか。

ねえ、どれかなぁ。
でもね、どうにも、ならないんだ。
いくら、支えて欲しい人を私が指名したって、その人が支えてくれるかなんてわからない。

そうして。
なんとなく愛想は尽かしても。
やっぱり私は彼が好き、という思いがある。
普通なら、どんなに幻滅することでも、呆れてしまうことでも、引いてしまうことでも。
彼なら、許せてしまうほどの…許し、それでもいい、と思わせてしまうほどの愛を感じてしまう。
なぜなのだろう?
この気持ちは思考からくるものではない。
なにか、本能の部分で、私は彼を求めてしまっているものがある。
性格とか、相性とか、そういうもの、の前のもの。
なんだか、肉体でも心でもなく、存在としての鍵穴がしっくり合うような。
でも、実際は、だからといってトントン拍子なわけでも、彼が私を愛してくれるわけでも、大事にしてくれるわけでもないわけですが(笑)。
そして、そんな現実と彼に愛想が尽きて、消えたくなる。
やめたくなる。
でも、そのたびに、鍵穴が揺れ、心身が疼く。
違うんじゃないの?
浅はかなんじゃないの?
本当にいいの?
そんな表面上の苛立ちだけで、この出会いを流していいの?

その想いで、いまがある。
ねえ。
あなたは私に何を教えてくれようとしているの?
このまま、彼を見ていていいの?
それとも…
後悔が、ないように、ということを教えてくれているのかしら。
ああ、悲しい。

時は戻らない。

日は暮れ、夜は更け、そして夜は明ける。

2018-11-11 00:49:51 | 日記
哀しい、哀しいことがあった。

ここ十数年で、一番哀しいかもしれない。
そんな、こと。

目は溶けるほど、涙を流し、もう渇れ果てただろうに、まだ涙が出てくる。

それでも、時は過ぎ、長い1日は、日は暮れ、夜は更け終わりを迎える。
そして、やがて朝は明ける。
新しい1日が始まる。
どんな、状況でも、それは誰にも等しく。

朝が来るのが、怖い。
そういう1日だった。

彼女のギフトは、絶対にあるから。
私は、何かに気付こうとしている。
私は、いまいちど、耳をすまし、心の声をきくべきなのではないか。
私の心は、なんて言ってる?
彼女は、何を教えてくれようとしているの?