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映画、ドラマと原作の関係について1

2005-03-26 | TV
NHK月曜ドラマシリーズ「ハチロー」が終わった。

途中から原作である佐藤愛子の『血脈』を読んでしまったのだけれども、ドラマと原作の関係について想いを巡らしている。

「ハチロー」は殆ど原作とは別物である。
ここまで別物であれば、原作とは言えないぐらいである。
登場人物も原作にはない「アイン」とかが出てきて、ドラマとして成功しているのならともかく、意味不明なのが困る。まぁ困る必要もないが個人的評価に困ると言えば困る。

中途半端に原作を忠実になぞると、逆に個人個人の思い入れとぶつかって「原作のイメージが壊れた」という批判がでやすいのであろう。
ここまで原作から離れれば、原作者や愛読者にしても別物って安心して見ることが出来るのかも知れない。

個人的には、『血脈』に比べ薄っぺらい詰まらないドラマであった。
みんなに薦めて悪かった。


『ハチロー』

2005-02-17 | TV
先月だったかな?何気なくTVを観ていたら松本明子が出てた。
なんか久しぶりに見るな~と思って観てたのがNHKの月曜ドラマシリーズの予告番組だった。

童謡詩人・サトウハチローとその家族が織りなす波乱万丈の物語らしく、すぐにビデオ予約をしておいた。

今、全9話中の4話が終わったところだが、まぁまずまず面白い。
「ちいさい秋みつけた」に代表される童謡詩人の実生活が、子供に見せられないような生活を送る人から生み出されるってところが面白い。

さっそく原作である佐藤愛子の『血脈』を買いに行ったら、さすが商魂たくましく新しい帯を巻いた文庫本が並んでいた。


で、こっちは始まった。

2004-09-14 | TV
『ちゅらさん3』。

やっぱ「えりーー」はいいさー。
「おばー」もいいさー。

しっかし、国仲涼子も変わらず童顔だね。
田中好子もさらにショートカットで歳感じさせないし。(オイラが髪型m気がつくなんて、エライやん)

ERⅨと対照的にワンパターン日本人お涙頂戴ドラマも好きなんです。

録画してでもみるTV番組ってこのふたつしかないんだけどね。ちょうど昨日が最終話と初日だったのよね。
(両方ともずーっとシリーズ続いてほしいよね)


最終回

2004-09-14 | TV
NHK-BS2でやってたER緊急救命室Ⅸが終わった。
ロマノの左腕切断で始まった第9シーズンも、カーターがコンゴにNGOボランティアとして2週間の医療活動を終えて、アビーの元へ戻ってくるところでホッとして見終わった。
まぁ毎回ハラハラ、ドキドキするんだよね。アメリカ社会の病理の深さ嫌って程見せ付けるし、10年後日本も・・とか。
でも臨場感の凄さは敵わないよ、ホント面白い。

実はさ、ロマノの左腕切断の第1話(通しの180回)は見逃したのよね^_^;
10月4日から再放送するみたいだから忘れずに見なくっちゃ。


実は私も経験者です。

2004-01-26 | TV
生まれ育った家はもちろん水洗じゃなかった。20代後半に家族で引越しするまで、汲み取り式でした。

あれは学生時代、シャツの胸ポケットに入れていたバスの定期(3ヶ月の使い始めだった)を、ふとかがんだ時にポット~~ン・・・(^_^;)

その時の心境を思い出すと
『大した事ない・・・、そんなヤワな神経してない・・』
『大丈夫、洗えばいいんだ!・・・??』
とにかく、さり気無くと言うか、何事もなかった様ににして拾うんだ!と決心しました。

半袖のシャツ着ていたの覚えてるから(それも水色だった筈)、夏場です。
いざ覗き込もうとすると、凄い、もの凄い臭い。本当に臭いが目に滲みます。ウォー~~!

指輪と違ってすぐ見つかりました。即パスケースは捨てました。定期券は、ほぼセーフです。
鼻を近づけると臭います。もちろん使い続けました。
でも凄いもので、臭いは使い続けた3ヶ月間しっかり残ってました。

だから彼氏に贈られた指輪、手探りで探し出した彼女の凄さ、偉大さ、ホント目に滲る程解ります。


キスだけじゃイヤッ!

2004-01-24 | TV
って番組(読売テレビ製作)は全国でやってるのかはしらないけれど、昨日のカップルは笑い泣いたよ~~(・_・)(T_T)

恋を語らせたら日本一を自認する?島田紳助の強力バラエティーで、恋愛真っ最中!のユニークカップルをスタジオに招いて、おのろけ・悩み・親とのエピソード・将来の夢などを、聞き出すって番組なんです。

で、九州の田舎に住むラブラブカップルが出て来たんです。水洗トイレもない田舎の暮らしがさりげなく紹介されて、ラブラブな二人のノロケ、特に女の子の手作りのプレゼントの紹介が可愛くて、おじさんは羨ましいな~って見てた訳。で男の子の唯一のプレゼントが女の子の指にしてるサイズ間違いのダブダブ指輪がって伏線があって・・・。

そこで女の子が『秘密にしてた懺悔の話がある』って話の展開になって、その懺悔の話に番組全員(公開番組なんだよ)涙を流した、という話の流れになり、そこでCM。

番組のパターンでは、ラブラブ二人が実は片方が別に好きな人が出来て、もう続けていく事が出来なくなったって告白する事が多いので、なんだやっぱりこんな可愛いプレゼントするラブラブ女の子も裏切るかいなと、CM中考えながら寝酒のおかわりして戻ってきたんよ。

とんでもない展開。思ってもみない話。

彼にもらった指輪、大切な大切な指輪・・・トイレに落とした。
落としたトイレは水洗じゃなくて、汲み取りぼっとんトイレ・・・。

彼女は必死に探した・・・でも見つからない・・・
意を決して、手探りで探した・・・、苦闘3時間。


見つかった・・・・・・!!!!!

彼女は泣く、大切な大切な指輪、落としてゴメン。それも臭い臭い糞尿まみれにしてゴメン。彼女は泣く、その事を秘密にしててゴメン、洗ったとは言え、臭い臭い指輪しててゴメン。


番組収録の後控え室で、男の子はなかなか決断できなかった自分を恥じて、すぐ結婚しようって。

幸せになるよね、二人。いいな~羨ましい。


おなじ年の

2004-01-01 | TV
『ぼくがぼくであること』

小6の平田秀一君が、ある農家でひと夏を過ごす間にそれまでに彼が経験しなかった様々な出来事との遭遇。農家の孫娘夏代(かわいいんだな~)との出合いによって、家族のつながりや自分自身で考え生きる事の意味を悟りはじめる。
今で言う、ちょっとお受験風の、落ちこぼれ(勉強は出来ないけど)が、(勉強だけではないって)目覚める話。

丁度ねじが中3の高校受験でさ、ドラマは小6で違うんだけど、共感できたーーって感じで。

この主題歌も好きだった。

風が運んだ花の匂いに酔ってしまったぼくなのさ、
透き通る桃色の小さな耳にそっと噛みついてしまったのさ

あの夏の日の午後からぼくはずっと酔っぱらいぱなし、
いつも心臓がドキドキするしほっぺたは真っ赤ではずかしい


タイムトラベラー


ぼくがぼくであること


つぶやき岩の秘密



で、NHK『少年ドラマシリーズ』

2004-01-01 | TV
すごくよく見てた。

今調べると、1972.1から始まっていて、初回があの『タイムトラベラー』だったんだ。筒井康隆原作のSFで、ラベンダーの香りを嗅ぐとタイムスリップするってやつ。

へー、発見、原作は『時をかける少女』だったんだ。中学3年生の芳山和子(役名)=島田淳子=浅野真弓、好きだったな~。
深町一夫(木下清)のまたの名を『ケン・ソゴル』って響きが凄かった。

ネットで調べると、沢山出てくるよ。好きな人、忘れられない人、沢山いるのね。


で、この歌。

2004-01-01 | TV
たまたま入った喫茶店で流していたのよ。
『ちょっと待て!、この歌なんて曲?』、おもわず店の人に叫びました。恥ずかしくもなく。

『遠い海の記憶』だって、石川セリが唄ってる。
井上陽水と結婚する前(?)だし、『八月の濡れた砂』を16mm上映館で見る前の事でした。

で、なんでこの歌が記憶に残っていたかと言うと、NHKでやっていた名作『少年ドラマシリーズ』の『つぶやき岩の秘密』の主題歌だったんです。つぶやき岩の秘密がどんなストーリーか思い出せないのに、この曲のセリの独特の雰囲気が忘れられなかったんだな~♪って。

で、LP買いました。『ときどき私は…Seri』

子供みたいに笑うあなたが、急に黙ってSEXY~♪

う~ん、無理よね言葉では・・・


今年も何故だか唐突シリーズ何段目か忘れたけど。

2004-01-01 | TV
人それぞれあると思うけど、耳に離れずに『この歌なんだっけ』って気になる歌があると思う。

今でこそ、インターネットの検索で一発って事で、判る事多いけど、もう数十年前の話し。すごく気になって仕方ない歌があった。

いつか思い出すだろ
大人になった時に
あの輝く青い海と
通りすぎた冷たい風を

君を育み見つめてくれた
悲しみに似た風景
追憶の片隅で
そっと溶けてしまうのだろう


今だ、見つめておけ君のふるさとを
その美しさの中の本当の姿を

いつか大人になって、君はふと気づくだろ
あの輝く青い海が教えてくれたものはなんだったのだろと



サンダーバード

2003-09-14 | TV
全然知らなかった、今頃気が付いた。
日曜日の午後7時からNHK教育TVで『サンダーバード』してたんだ。今日いれてもう3回しかないやん。

でもさ、日本での放送が1966年だって。ねじがまだひとケタ台の年だよ、今見ても『新しい、未来的だ』って思えるんだから、その当時いかに先進的で胸躍らせたか。

その当時、サンダーバードの出動のシーンが好きだったな、今見ても胸躍るけど。1号はまっすぐに、2号は何故かバージルが逆さに滑り台を降りるように、3号はソファーが回転し・・・。

音楽もタンタカーターン、タンタ、タンタカタンターンタ・・♪胸躍るよな。

で、サンダーバード

その当時の男の子は絶対に作ったはずです、サンダーバードのプラモデル。

まぁ、人気はサンダーバード2号、中のコンテナから4号や、モングラーが出てきたりして。ネジの自慢は(貰い物だったんだけど)秘密基地のプラモを持ってたんだから、フン(鼻息)。

でもペネロープ号のモータ付いたプラモに完全負けた覚えがあるよ。

で、何故か機関車トーマスへ

サンダーバートってイギリスの作品やん。で、自分の子供の頃はサンダーバードで、息子の時代は『機関車トーマス』やん。子供と見る振りして、自分自身盛り上がっていました。はっきり言って感情移入しました、子供押しのけて見ました、勿論ビデオも何本か買いました。

イギリスって人形劇が好きなんかね?
で、サンダーバードにしてもトーマスにしても、リアルそうでリアルでないのよ。

サンダーバードで言えば、ロケットなどのメカがムチャムチャ精巧で、ロケットの噴射の煙なんて実写そのもので、時々、手の動きでは本当に人間の手が出てきたりして。
でも人間そのものが4頭身ぐらいで、特にパーカーの顔なんて人間でないべ。

トーマスで言えば路線のシナリー=周りのビルとか、鉄橋とかが現実的なんだけど、機関車の前に顔があるか、そもそも機関車が人格もって喋るはずないよね。

現実と非現実が混沌としていい味出してるんだよね。

で、日本映画、日本TVにひと言

そりゃ、ガチャピン、ムックはすごいよ。ダイビングしたり、スキーしたり。(着ぐるみきてそこまでするって感じ、脱帽)

たけし監督すごい、銀獅子賞おめでとう座頭市。

でもさ、サンダーバードにしても、機関車トーマスにしても、ねじの好きなERにしてもさ、かなわんねって気がする。何でだろう。

日本Vs他国って図式そのものがおかしいけどさ、そりゃ好みとか平均値の問題もあるけど、負けてるって、日本映画&日本TV業界。もっと頑張らねば。

サンダーバードに勝てる作品、機関車トーマスに勝てる作品、日本でも作ってーなー。

何が違うんだろ。

暗い

日本映画は暗い。

心情的な話でなくて邦画は画質レベル、光量的に暗い。
一時、パソコンでキャプチャーしていたときに感じた。なんでこんなに暗いの。

特にキャプチャーしたいシーンは裸が出てくるシーンやん。なんで邦画は暗くするねん。なんか日本人の癖なんかね。

[昔、好きだった女の子に、『太陽の下のお付き合いね』って言われたん、唐突に思い出したわ。(それって青姦したい意味ちゃうからね)]

なんか日本人の癖なんか、暗いとムードでるって気持ちあるんかな。
そう言えば学生時代の学園祭の模擬店の喫茶店、教室に暗幕して、蝋燭の光にしませんでした?

で、恥ずかしながら日米比較文化論

学生時代の夏休みの宿題で提出した覚えがあるんだけど。

一番の違いは、『自然』に対して、日本は融和するもの、対してアメリカは克服するものって認識が大きな違いがあること。
日本には人が住むのに適した気候であり、四季折々の移り変わりがあること。対してアメリカは砂漠の上に、都市を作り自然に対抗しなければならなかった。

(なんの説明にもなってないな)