ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

新たな支援、意識の変化

2011-03-14 03:33:13 | 【災害情報】

今日は、特別号外が配られました。

見出しには大きく
『犠牲者「万単位に」』と書かれていました。
地震に津波に火事に原発に…どこまで悲しいことが続くのだろう…現地のかたを思うと涙が溢れます。

今日は、以前新潟の被災地へ慰問コンサートへ行ったときにお世話になった新潟の小千谷のかたと電話で話しました。

未だいろんな場所で繰り返し続く地震で、最近は長野県の栄村がよく震源地になっていますが、小千谷は新潟県ですが栄村から一時間半くらいの場所です。

ずっと何度も大きな余震や地震がきているし、昨日はまた小千谷にも震度6の地震がきていたので、声を聞けてたくさんの想いと共に涙が溢れてしまいました。

現地の様子を訪ねると

「ガスは使えないけど大丈夫。今日は役所に要請にいってきたよ。」と。
なにかあったんですか?と尋ねると、

「被災した方々を受け入れる申請をしてきたんだ。」

私「え?小千谷もまだまだ大変なんじゃないですか?どこに受け入れるんですか?避難所?」

「家だよ。」

私「家?そちら大丈夫なんですか??」

「ぼくは大丈夫。みんな助け合う時代がきてる。中谷さんも震災を経験したからこそ僕らの気持ちが分かると思うんだ。
だから僕は僕のできることをするだけだよ。」

さらりと言っていましたが本当に大変なことだと思います。

私も阪神淡路大震災の後は家を失ったので、家族であちこち避難所を点々とした後、
私は家族と別れて友人の家で生活させてくださり、そこから高校に通っていた時期がありました。

あのときもまだ友人の家も水や食料などもない状態で大変でしたが、ご家族のみなさんがあたたかくいろいろ気遣ってくださったおかげで地震の恐怖や不安を和らげてくださいました。

自分が逆の立場ならできるだろうかと改めて考えたら…、本当にお世話になったことに感謝の気持ちでいっぱいで久々にお礼の連絡をしたくなりました。

しかも今回はまだ地震も続いている最中。自分たちが生きていくだけでも精一杯な状態だろうに、他の被災地のかたを引き受けようという小千谷のかたの大きな優しい心にすごく感動しました。
決して誰にでもできることではないと思いますがこうして新たな支援もはじまっているのも事実です。

今日は神戸でもあちこちで募金が行われていました。

帰り道、コンビニの周りの電気が消えていて閉店したのかな、と思ったら看板と店内のみの灯りにしていて節電されていました。

道頓堀の大切なシンボル、江崎グリコのマークも願いを込めて消灯を開始していて、目に見える形でもみんなの意識が大きく変わっています。

明日から関東では計画停電が開始されるそうでトンネルやエレベーター、ETCなど心配も多数あるようですがどうかこれ以上被害が広がらないことを願います。

今でも寒い中、凍えながら助けを待っている人がたくさんいると思います。みんなの祈りが届いて一秒でも早く大切な命が救われますように…。


生かされていることに感謝して、私もあらためて今の自分にできることをよく考えたいと思います。