昨日は3・11。
大切な日の前夜、大切な気付きがありました。
先週、幼稚園の帰りに息子のお友達が突然
「今からうちで遊ぼう!」と誘ってくれ
導かれるかのように素敵なピアノちゃんにバッタリ。
たまたまお姉ちゃんたちも早く帰ってくる日で 私と同じ耳コピちゃんということが分かり
なんだか昔の自分に出会ったような不思議な感覚でドキドキ大興奮。
昨日はママさんが、
私がテレビで紹介されたニュースや映像を見て
感動して何度も泣いてくださったそうで
「すごく綺麗ないい曲でこんなに思いやりのあるかたで‥ファンになりました!」、と言ってくださり 優しい素敵な心に出会えてそれだけでもありがたいのに
私が震災復興のために作り賞をいただいた曲『Twinkle memory & Bright future~きらめく想い出・輝く未来』を
小学4年生のお姉ちゃんが耳コピした動画を 昨夜送ってくれました。
初めて自分以外の人が奏でる『Twinkle~』を聴きました。
初々しくも力強くなにかが伝わってきてすごく嬉しかったです。
身代わりになってくれた今はなき天国のピアノで即興していたメロディだから
より一層そう感じたのかもしれません。
私はこれからもこの曲と共に震災や命や、当たり前の今の大切さを語り継いでいきたいと思いつつも
身体はひとつだし 限界があると思っていたけど
こうして音楽を通して いろんな世代のかたに
震災復興のために作った曲なんだな、と改めて感じて弾いてもらうことで
どんな地震だったんだろうと学ぶきっかけになったり
たとえ震災を体験していないかたでも
被災された方々に寄り添いながら弾いていただけたら
きっと今でも辛い想いをしている方々が音楽で少しでも癒されたり生きる希望を持てたり
より多くの方々に大切なことをずっと後世にも伝えていける気がして 希望の光が見えたような気がしました。
東日本大震災のとき、息子を妊娠中でフラッシュバックして泣くことしかできず
情けない私に息子はお腹の中から生きる力をくれました。
そんな息子は去年の3・11は誰も何も言っていないのに起きるなり
私のピアノの破片を持ってきて黙って合掌していました。
今年はこんな奇跡のような素敵な出会いと大切な気付きをありがとう。
今なにができるか改めて考えながら
子供たちと合掌しました。
東北に届きますように。