道知事を3期務めた知名度を背景に、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年から当選を重ねてきたが、前回は逆風に加え、多選、高齢批判で苦杯をなめ、比例選で復活した。
今回は街頭演説を中心に安倍政権の経済政策を批判する戦いを展開した。労組もフル稼働し、組織票を手堅くまとめた。
道知事を3期務めた知名度を背景に、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年から当選を重ねてきたが、前回は逆風に加え、多選、高齢批判で苦杯をなめ、比例選で復活した。
今回は街頭演説を中心に安倍政権の経済政策を批判する戦いを展開した。労組もフル稼働し、組織票を手堅くまとめた。
関連政治団体の不適切な会計処理が発覚し、経済産業相辞任に追い込まれた小渕氏は、「みそぎ」の意味も持つ今回、全国を応援で回った前回衆院選から一転、徹底した地元密着の選挙戦を展開した。
選挙カーで細かい路地にも入り、こまめな街頭演説を行って、一連の問題を謝罪する「おわび行脚」を繰り返した。
野党の2新人は「政治とカネ」の問題を争点に、小渕氏への批判を繰り返したが、及ばなかった。
師走の選挙で、野党が政権交代を掲げていないことから盛り上がりを欠いており、戦後最低だった前回2012年の59・32%(小選挙区選)を下回る可能性が強いとの見方が出ている。組織力のある自民、公明、共産各党は支持固めに努める一方、民主、維新両党などは無党派層などへの投票呼びかけに必死になっている。
読売新聞社が2、3日に実施した全国世論調査で、衆院選に「関心がある」と答えた人は計69%で、12年の調査に比べ10ポイント以上低かった。このため、自民党内からは「投票率は50%台の前半だろう」と予想する声が出ている。
投票率が低下すれば、個人後援会や企業・団体など組織の支援を受ける自民党に有利に働くとみられる。党幹部は、「自民党支持者をまず固めることだ。そこを固めれば無党派もついてくる」と話す。
京都府や各自治体の選管は舞妓(まいこ)や、地元ゆかりの偉人らの応援も借り、投票を呼びかける啓発活動に力を入れている。
下京区の四条河原町交差点では6日、舞妓や府選管、京都市選管の職員ら約70人が「選挙に参加しましょう」と声を上げながら、投票日が書かれたティッシュなどを買い物客らに配った。
啓発活動に参加した祇園東の舞妓、涼香(りょうか)さんは「一人ひとりの投票が大きな1票になる。より良い日本になるよう、投票に行っておくれやす」と話した。
一方、京田辺市の近鉄新田辺駅前に立つ「一休さん」の銅像には「投票してから一休み」と書かれたたすきが掛けられ、通勤客らの目を引いている。
銅像は高さ約1・5メートル。室町時代の禅僧・一休宗純が晩年を同市の寺で過ごしたことにちなみ建てられた。タスキは同市選管が2003年の統一地方選の頃から掛けるようになったという。
県選管によると、小選挙区、比例選の順で投票するが、職員が自動交付機に用紙をまとめて入れる際に取り違えていた。投票用紙は、小選挙区がピンク色、比例選が水色に色分けされている。
担当職員がミスに気付き分かった。県選管は、「有権者の信頼を裏切り大変申し訳ない。再発防止に万全を期す」としている。