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恋愛・結婚

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流行発信 効果的な出店で

2015-02-09 09:41:50 | キャリア・教育
流行発信 効果的な出店で 衣類や雑貨のセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」(東京)の山崎万里子さん(40)は、同社初の女性執行役員として、新規事業の開発などに携わる。

  「ファッションの流行や消費者の意識を読み取りながら、大きく戦略を描く。この仕事の面白さです」

  最近では、商業施設としての役割が高まっている空港や高速道路のサービスエリアへの出店を指揮した。消費者の購入単価を分析し、立地や環境にあった商品を考える。「旅行の前後は財布のひもがゆるみやすい」と、2010年に出店した成田、羽田両空港内の店では、贈り物にもなる高価格帯の商品を多くそろえた。

  11年の東名高速道路・海老名サービスエリアへの出店事業では、道路の施設改修計画の段階から相手の会社と交渉を重ねた。「出店の効果を説明し、数年がかりで実現しました」

  会社との出会いは高校時代。ファッションが好きで、地元・福岡にオープンしたばかりの同社の店に通い詰めた。大学進学で上京すると、あこがれの店でアルバイトを始めた。

  入社後は販売促進や宣伝・広報分野を主に担当。キャリアを重ねる中で、不採算事業の清算など難しい仕事も任された。この20年の経験で得たのは、課題や苦手を克服すると自信になるということ。「壁にぶつかった時こそチャンスです」と語る。

  「若い人たちに、もっと野心を持ってほしい」という思いがある。50人あまりの部下がいるが、地味で目立たない仕事の担当者に目を配り、仕事の目的や意義を直接伝えるよう心がけている。「説教くさいと思われても構いません」

  4月からは人事制度作りも任された。社員の半数は女性。結婚や出産を経ても、活躍し続けられる仕組みをどのように築いていくか、新たな課題に取り組む。

  「ファッションの楽しさをみんなで発信していきたい」。大好きで飛び込んだ会社で、後輩たちがのびのびと力を発揮できる職場作りを目指している。(谷本陽子)

 【休日】サプライズ演出しホームパーティー

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      人を驚かせ、喜ばせるのが「趣味」だ。休日は自宅に友人らを招き、手料理を振る舞う。でも、「普通のホームパーティーでは面白くない」。

      誕生日が近い友人がいれば、誕生会にしたり、同僚に子どもが生まれれば、お祝いの会を開いたり。いつも本人には内緒。最近も知人の婚約祝いの会をひそかに企画=写真左端=、当人を驚かせた。

      入念にシナリオを準備し、参加者らの役割分担を決め、協力を取り付ける。3年前に結婚した会計士の夫も、サプライズの演出役になってくれている。手頃な大きさのくす玉やクラッカーなどのパーティーグッズは必需品だ。

      オーブンで鶏の丸焼きを作ったり大きなパンを焼いたりし、盛りつける食器にも凝る。料理では、味でも見た目でも驚かせようと張り切ってしまう。

      「演出過剰と言われる時もあるけれど、最大限喜んでほしい。仕事もプライベートも『付加価値』にこだわっています」

     【道具】ロックな雰囲気さりげなく

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        アメリカのシルバーアクセサリーブランド、クロムハーツの腕時計=写真=を愛用している。アンティークの時計の文字盤に開閉可能な蓋が付いているのが特徴。シルバーのチェーンが武骨な雰囲気をかもし出しており、ブレスレット代わりにほぼ毎日身につけている。

        執行役員になってから、ビジネスシーンでも違和感のない落ち着いた装いを心がけている。ファッション業界だけでなく不動産会社やコンサルティング会社の人たちと会う機会が増えたからだ。

        「本当は、ロックな雰囲気のファッションが好き」なのだが、今は手元にさりげなく取り入れているというわけだ。

        ただ、この時計をしていると、「かっこいいですね」「どこの時計ですか」などと会話が弾むのも確か。「意外とコミュニケーションに役立っている。私に欠かせないアイテムです」

      やまさき・まりこ 1973年、福岡県生まれ。96年、学習院大を卒業しユナイテッドアローズに入社。販売促進部、広告宣伝部などを経て2010年、執行役員に就任。14年4月、経営戦略本部副本部長に就任。

       


ボスを動かすノウハウ

2015-02-09 09:41:50 | キャリア・教育
ボスを動かすノウハウ 「できる人はやっている 上司を使い倒す50の極意」(田中和彦著、祥伝社、1400円税抜き)=写真=は、部下が上司を動かすための「ボス・マネジメント」の書。

  「企画書は1枚にまとめる」「自分を見える化して報告時間を短縮」など具体的なノウハウを紹介する。上司の役割を理解し、上手に「使われる」ようになると、仕事はぐっと面白くなると説く。

 


出張に重宝な牛革製

2015-02-09 09:41:50 | キャリア・教育
出張に重宝な牛革製 荷物が多い出張時には、必要な物だけを持ち運べるサブバッグがあると重宝する。

  青山商事「ザ・スーツカンパニー」の「くるりんトート」=写真=は、丸めてスーツケースの中に収納できるB4サイズの横長トートバッグ。牛革製で紺、茶、青など5色。1万5000円(税抜き)。問い合わせは、ザ・スーツカンパニー新宿本店(03・3226・3319)へ。


へき地診療所に赴任、患者と近くやりがい

2015-02-09 09:41:50 | キャリア・教育
へき地診療所に赴任、患者と近くやりがい 

53歳の転身

 

 笹井平ひとしさん 60歳 診療所長

  • <noscript></noscript>53歳の転身、へきち診療所へ。訪問診療で女性を診察する笹井さん。「患者さんに親しみを感じてもらえるように」と白衣は着ない(静岡県西伊豆町で)
  •   「お肌ぴちぴちだね。足の爪もきれいだよ」。静岡県西伊豆町の田子地区。

      この地域でただ一人の医師笹井平さん(60)は、診療のため訪問した家の女性(93)に笑顔で語りかけた。「どこも悪いところないからねぇ」とベッドで半身を起こし、うれしそうに話す女性。笹井さんは、近くで暮らす家族に食欲の具合などを確認し、玄関を出た。

      人口約2500人、高齢化率49・8%。かつてカツオの遠洋漁業で栄えた田子地区に笹井さんが赴任したのは、2008年4月、53歳の時だった。地元漁協1階を改装した田子診療所が第二の仕事場だ。

     

      和歌山県に生まれ、鳥取大医学部を卒業。外科医を約5年務めた後、日本たばこ産業(JT)などの研究所でがんの遺伝子に関する基礎研究に明け暮れた。「試験管を振る毎日はとても充実していた」

      40歳代後半になると、若い研究者20~30人を束ねる管理職としてデスクワークが増えてきた。職場環境は良かった。ただ、次第に現場に戻りたいという気持ちが強くなっていった。「人を助けるという実感をもっと持ちたくなった」

      そんな中、医師不足の土地に勤務医を派遣する公益社団法人「地域医療振興協会」(東京都千代田区)の再研修プログラムを知った。「無医村で医者をやる」という学生時代の思いが、ふつふつとよみがえってきた。07年3月にJTを退職。「家族に反対されるかも」。そんな不安が一瞬よぎったが、妻の和子さん(55)は「やるからには後悔しないで」と背中を押してくれた。

      退職後、同協会が運営する神奈川県と群馬県の病院で1年間、20歳代の医師たちに交じり、救急医療や最新機器の扱い方などを学んだ。研修を終えると、同協会から田子診療所を紹介され、和子さんと一緒に横浜市から移り住んだ。

    ◇  ◇

     

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        診療所を訪れる患者は1日、50~60人。ほとんどは糖尿病や高血圧などを抱える70~80歳代だ。午前と午後の診療時間の合間を縫って、自ら軽乗用車を運転し、週に3度は訪問診療もこなす。急な坂と細い路地の多い田子地区では、足腰の弱った高齢者は診療所にたどり着けないためだ。「さみしい」「眠れない」。一人暮らしをする高齢者の話に耳を傾けるのも大切な役割だ。「研究職時代とは違う、患者との距離が近い今にやりがいを感じている」。この春で7年がたつ。横浜に住む初孫になかなか会えないのはさみしいが、「体力が続く限り、頑張りたい」。(社会保障部 板垣茂良)

       「無医地区」の現状改善遠く 厚生労働省によると、「無医地区」は705か所(2009年)あり、20年前より約3割少なくなっている。無医地区とは、半径4キロ・メートル以内に50人以上が住んでいるのに、医療機関までの時間が、バスなどで片道1時間以上のこと。
        減少したのは、過疎化で住民が50人未満になったことなどから無医地区の定義から外れた地域が増えたため。同省地域医療計画課は「へき地医療が改善しているとは言い難い」とする。山間地など医療の確保が困難なへき地の診療所は現在、1038か所ある。


基礎年金額どう決まる

2015-02-09 09:41:50 | キャリア・教育
基礎年金額どう決まる 

  Q 基礎年金の額は、どのように決まるのですか。

「加入期間に比例」原則

 

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  •   A 20歳から59歳までの人は、どの職業でも国民年金への加入を義務づけられています。65歳から受け取れる給付の名称が「基礎年金」です。

      基礎年金の金額は基本的に、公的年金(国民年金、厚生年金、共済年金)に加入した期間の長さに比例します。現行では480か月(40年)加入した場合、満額の年77万2800円(月6万4400円)を受給できます。つまり、単純計算だと1か月加入するごとに、年金額が年約1600円ずつ増えていくわけです。

      自営業者が国民年金保険料を納めた期間、会社員が厚生年金保険料を納めた期間は、いずれも加入期間に算入されます。会社員などに扶養される専業主婦(国民年金の第3号被保険者)は、自分で保険料を納めなくて済みますが、その期間も同様に加入期間として扱われます。

      ただし、自営業者が低所得で保険料免除を受けた場合は例外です。免除には「全額免除」「4分の3免除」「半額免除」「4分の1免除」の4種類があります。例えば全額免除を受けた期間に対応する年金額は、通常の半額となります(2009年4月以降に免除を受けた期間の場合)。

      ところで、基礎年金を受給するためには「25年ルール」という条件を満たす必要があります。公的年金に原則として通算で25年以上加入していないと、1円も受け取ることができないのです。この25年のことを「受給資格期間」と呼んでいます。

      受給資格期間は来年10月から「10年」に短縮される予定です。無年金になっている人のかなりの部分が、基礎年金を受給できるようになります。

      ただし、同時期に予定されている消費税率の10%への引き上げが見送られた場合、10年への短縮も実施されません。税収増の一部を、新たに支給される年金の財源に充てる予定だからです。

      また、受給資格期間を満たしやすくするために、年金額の計算には反映されなくても、受給資格期間の計算対象としては認められる「カラ期間」という仕組みも設けられています。主な例を図表に示しました。(安田武晴)