昨日トヨタについて記したところ本家でも創始者の孫にあたる章一副社長さんの昇格人事があるような記事を
見ました。私は車業界人間ではなく普通(未満)のヒラリーマンですがこういった国を代表する企業のTOPとなる
方とはどういった資質の持ち主なのか1度御話などしてみたいものです。
さて本日用意したのはトヨタ初のPR誌『流線型:昭和12年10月号』です。
状態はかなり悪いですが読むことは可能です。
その中に創始者である喜一郎さんからの挨拶文がありますので一部ですが用意します。
~4年間の試練時代を経てここに新しくトヨタ自動車工業株式会社は生まれました。
生みの親、豊田自動織機製作所にて幾多の犠牲を払い一通りの貴重な経験を経てようやく国産自動車も一人歩きの出来る様になりました事は、丁度親の保育を離れた子供が、之から自活してゆかねばならぬようなものです。我々トヨタ丸は「廉価で優秀な車の製造」という旗印を立てて、嵐の海に出帆するのです。――