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四季・彩

NaturePhotoGalleryのサブコンテンツです。

感度による画質差

2011年06月21日 | Camera
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実際に現場で撮影条件を変えて、画質差をチェックしてみました。

○上段の写真撮影条件
Canon EOS 7D
Canon EF28-70mm F2.8L USM
1sec. AE C-PL Tri-Pod
(左からISO100、200、400)

発色は大きく変わりませんが、感度が上がると画像が甘くなるのが分かると思いますが・・・感度が変わるだけでこんなに画質が悪くなるのか?と思って詳細なデータを見てみると、絞り値がISO100でF10、200でF14、400でF20。という事は、絞りすぎてピントが悪くなっているという事でしょうね。F11以上はあまり使わない方が良さそうです。こんな差まで分かるとは、最新のデジタル一眼恐るべし、ですね。

○下段の写真撮影条件
Canon EOS 7D
Canon EF28-70mm F2.8L USM
F8 AE -1/3EV C-PL Tri-Pod
(左からISO100、200、400、800)

前述の条件設定の失敗(カメラ内蔵の液晶で確認出来ました)を踏まえて、今度は絞りを一定にしてISO感度を変更して撮影しました。画像を縮小しているのでかなり分かりづらいんですが、ISO100と200はほぼ同等、400、800と上げるに従って画像に「荒れ」が出てきますね。特にISO800ではノイズ増加や滑らかさの低下がはっきり分かります。

当たり前の結果になってしまいますが、撮影感度は低い方が画質は有利な事が分かりました。ISO100と200では微妙な差しかありませんが、風景では画質を優先したいので、特別な狙いがない限りはISO100で撮影する事にします。上限はやはりISO400でしょうか。