四季・彩

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やっぱキヤノンはアカンな

2019年11月11日 | Camera
東洋経済にこんな記事が出ていましたが、キヤノンはミラーレスのボディさえ出せば売れるとでも思っていたんでしょうか?

キヤノン、ミラーレス不振で3度目修正の深刻度
https://toyokeizai.net/articles/-/312617

そもそも、現状でミラーレスボディに使える専用レンズって10本しか無くて、F2通しの標準ズームとか、何故か85mm F1.2Lがコーティングの違いで2本あったり、超望遠単焦点も無いし、超望遠ズームも無いし、マクロだって35mmだけ。これで「ミラーレスに乗り換えて下さい」と言う方が無理でしょう。EFレンズで一式揃えている人以外は、わざわざレンズアダプターを買ってまでミラーレスを使いたいとは思わないでしょうし。第一、今EFレンズを買って、2~3年で同じ焦点距離のRFレンズが出たからって買い換えると思います?むしろそれを見越してミラーレスは敬遠すると思いますけど。

まぁ、要するにキヤノンはミラーレスを舐めてたんでしょうね。「私達は老舗のメーカー、あんなオモチャの様なカメラは作らない。どうよ、この技術」みたいな感じで、消費者のニーズを汲み取らなかったのがこの結果なんじゃないの?大体、RF28-70mm F2Lみたいなクソ高い(30万円超!)特殊レンズ、一体誰が使うんだよ。技術アピールも結構ですが、ミラーレスカメラを買って使ってくれる、多数のユーザーが「欲しいね、これ」と思う様な商品を出さないで商売が成り立つとでも?キヤノンブランドが付いていれば売れるって時代はとうに終わったんじゃ無いですかね?

現に私だって、「おっ、いよいよキヤノンもミラーレス一眼を出すのか」と思って、発表されたのがボディとレンズ4本だけだったでしょ?もう「え?」って感じでしたね。売る気あるのかと。今まで何をやっていたんだと。

かと言って、ソニーにしても低感度化はやる気が無いし、この前問い合わせた様なレンズフィルター装着時の操作性に難が有ったりする訳で、なーんかイマイチ決め手に欠けるんですよね・・・困ったもんだ。
コメント
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