国立那須甲子青少年自然の家~職員ブログ~

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なすかしの森環境スタディー第7日~那珂川河口・本流・源流探検~

2010-07-30 21:07:47 | 企画事業
今日も疲れを感じさせずに、明るく元気に自然の家を出発しました。

今日は、栃木県から茨城県へ流れる関東を代表する那珂川の探検です。

阿武隈川は、源流→上流→中流→下流→河口と探検してきましたが、那珂川は、河口→下流→中流→上流→源流へと探検していきます。

〈海に注ぐ那珂川の河口〉


最初に、茨城県大洗に向かい、河口付近の水生生物や水の濁り具合などを観察しました。



そこには、小さい魚や手長エビ、シジミなどがいました。





そして、バスの車窓から那珂川下流を眺め、水の濁り具合や川の地形、川の流れの速さ、植物などを観察しながら、那珂川中流(栃木県大田原市)へと移動しました。

那珂川の流れる大田原市黒羽向町にある「黒羽やな」に行きました。

〈黒羽やな〉

※ やな(梁)とは、木を打ち並べて、川の水を堰(せき)1ヶ所に流すようにして、そこに流れてくる魚を梁簾(やなす:篠竹で編ん造ったすだれのこと)に落とし入れて魚を捕る仕掛け。

ここでは、周辺を散策し、川の流れ方、周辺の地形について観察しました。

また、鮎のつかみ取りも体験することができました。


ナマズも上がってきました。


自分で捕まえた鮎は塩焼きにして、お昼に食べました。とってもおいしかったです。今日の昼食は、最高でした。



そこから、那珂川上流の深山ダムに直行しました。

世界一の規模を誇る揚水ダム「深山(みやま)ダム」を車窓から眺めていきました。

そして、学習センターで揚水ダムの仕組みなどを学習しました。



最後に那珂川源流にある「北の湯温泉」周辺散策し、源泉も自分の目で確認してきました。

〈山肌から湯気を立ち上げながら沸き出ている源泉〉


この源泉も那珂川へと注いでいきます。

午後6時45分、無事自然の家に到着しました。お疲れ様でした。

でも、子どもたちは、部屋ではしゃいでいます。まだ元気が残っているようです。



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