今日は文学部の活動として、東京へ文学散歩に行ってきましたw
10㌔程歩きましたが、楽しかったです!!
今日はそんな散歩途中に撮った写真をUPしていきますね~~
写真だけ見るもよし、写真のタイトルを見て考え込むもよし、余談を見て微笑むもよし、
どうぞ好きなようにお楽しみくださいなw
もしもこれを一緒に行った友人達が見ていたら・・・
「こんなこともあったなぁ~」と、生暖かい目で見守ってください^^;
それでは。
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『それは一瞬の優越』
まずは湯島天神。
沢山の人々が書いた合格祈願の絵馬を見て、私達もいずれは神頼みすることになるんだろうな~と・・・
今は進級祈願でもしたい気分ですね。
学校の先生がクラス全員の名前を書いた合格祈願の絵馬を見つけて、凄いと思いました。
教え子のために尽くす先生・・・良い教師ですね。
泉鏡花の筆塚がありました。
この人って男の人だったんですね。
実は今日初めて知りました(汗
ずっと女の人だと思って過ごしてきた・・・
先生の話しで、泉鏡花の「湯島の白梅」の1フレーズが出てきました。
お蔦の台詞です。
「切れるの別れるのって、そんな事は芸者の時に云うものよ。
・・・私にや死ねと云って下さい。蔦には枯れろ、とおっしゃいましな。」
丁度北村薫さんの「詩歌の待ち伏せ 上 」で読んだので、覚えていました。
それを言ったら、先生ったら酷いんですよ。
「これって、お年寄りとかがよく知ってるんだけど・・・」
って、私は16歳です。
まだまだ若い女子高生だ!!!
と主張したい。
写真は、筆塚の近くにあった橋。
良い色をしていたので、気に入りました。
『何処かへ通じる』
詩人や作家の住居跡なども巡りました。
坂が多いんですね。
大分体力が消耗されました。
写真は巡った住居跡のうちの一つ。
井戸もありました。
沸かさないと飲めないらしいのですが。
こういう不思議な階段は上りたくなりますよね。
登ると、左右に道が分かれていました。
人も住んでいるので、生活観が溢れている景色が広がっています。
『どこへ通じる』
後姿は引率してくださった先生の一人。
眺めていると、いつの間にか階段を上り始めている・・・
そんな不思議な魅力を持った場所でした。
『守護者』
切ない恋物語って、もちろん悲しいのですが、読み終わった後はどこか温かくなりますよね。
そんな物語の1シーンが、脇の建物の引き戸に描いてありました。
先生が説明してくださったのですが、少し聞いただけでも読んでみたくなりますね。
少女マンガとかって、主人公はハッピーエンドが多いじゃないですか。
それなのに、小説ではなぜかそうはいかない。
現実的で残酷で、悲惨。
昔から受け継がれてきたのかもしれませんね。
文体は変わっても、文章で表したいものというのは、昔から変わっていない。
そんな気がしました。
それだけ言葉には、歴史があるんですね。
『優しき野獣』
上の写真の建物の上部。
木彫りってカッコイイ!!
雲とか波を、こういった感じで描いてみたい。
『我が愛しき者の名は』
そこにあったとある石。
「子安地蔵」と書いてある物も・・・
子安・・・子安、ねぇ・・・
『正体』
子安地蔵の正体は、これか?
近くにはもっと沢山の地蔵がありました。
正に山積みになって・・・
首が無いものもあったのですが、どうしたのでしょうね。
『潤し与えよ』
近くにあった燈篭(?)
よく見ると、上に瓢箪の飾りがあった。
火をつけるものに水入れとは、不思議なものだなーと。
まぁ、火はつけないでしょうが。
『慎ましやかに咲く、墓場の花』
梅の花ですかね?
可愛らしく咲いていました。
近くに墓場があったのですが、同じく可愛らしい少女が駆けていきましたよ。
『灼熱の門』
皆さんご存知、東京大学の門。
学生の方は皆オシャレだった・・・何故だ(ぇ
一般の見学者の方のほうが、圧倒的に多く見かけました。
今日はなんたって日曜日w
『そびえ立つは誇り』
建物が素敵ですね。
こういう建築物が大好物です。
細部をじっくりと観察したいですね。
グレートピレニーズを散歩している人が居て、驚いたw
犬可愛いv
『人々の興味』
もはや観光施設。
自分に無いものって、不思議なものですよね。
学力も然り。
学生としてはこの場所に立ち入れないので、この機会に。
皆きっと、同じ目的で歩いている。
『柱』
素敵な柱
素敵なアーチ型・・・
古びた感じがまた何とも言えませんな!!
『全容』
そこにロマンはあるのだろうか・・・←
これこそがロマン!!
私のロマン!!
『学び舎』
素敵だな~、と思った矢先、実はここを通ること無く、わき道に逸れました。
土と草と石と水のあるところへ・・・
『皆が歩く』
大学の下に、こんな場所があったんですね。
開けた、落ち着く水辺でした。
石のあるところを、みんなで歩きます。
『進め進め』
ジャングルのようだw
緑に囲まれて、疲れも少しは癒えた?
足は相当キツイですが、気持ち的には爽やかになります。
『秘密の場所』
池の真ん中に、ぽつんとある島。
船でもあれば行くのに・・・
残念なことに、そこへ行く術はありませんでした。
鯉が沢山泳いでいました。
皆大きい・・・
『滝の音も名も流れて尚・・・』
小さな滝。
手をつけることも出来ないような場所にありましたが、なんか良いなぁv
水の流れる音って好きです。
うちにも滝が欲しいなぁ~・・・無理ですが。
『茂れる木々の向こうに』
あんなに大きな東京大学が、茂った木々に隠れていますよ!!
秘境って感じがしておもしろかったです。
なんだか、大学を見るよりもずっと楽しかったかもしれません。
『白』
真っ白な鯉。
大きかったーーー!
他にも、赤、黒、三色、の鯉がいましたw
『去っていく幸福』
餌がないからか、去って行きました。
現金なヤツめ。
『友の後ろ姿』
魚や鳥たちを追って、崖っぷちまで行きました。
押せば落ちます。
私は押さないけど、彼女達は容赦なく押しそうで怖い。
うかつに後ろを向けないなぁ・・・;
『いらっしゃい』
いつの間にやらカモまでやってきていました。
生き物って癒される。
『カモがやってきた』
餌がもらえると思っているんでしょうかね。
人が居ると、どんどん近寄ってきます。
道の途中でスーパーカップの残骸が捨ててあったけれど、
まさか・・・ね・・・
『近いハト』
近い、近いよ!!!
そしてハトの方が崖っぷち。
カラスもいて、本当に沢山の生き物がいました。
頭のすれすれをハトが飛んでいって、驚いた。
このとき辺りに雨が降ってきましたね。
振ったり止んだりでした。
『幸せの白い鯉』
白って、昔から縁起の良いものですよね。
白虎やら、白蛇やら、白梟やら・・・
なんだか神聖な感じがするんですかね?
お昼は学食で食べました。
美味しかったですw
先生がデザートをおごってくださいました。
『時計塔の傍に咲き誇る』
色の無い、落ち着いた建物にぴったりな桜色。
綺麗ですね。
『桜の姿』
可愛らしいv
ずっと見ていても飽きないくらいに好きです。
雨で散ってしまうかもしれませんが、その前に鑑賞できたことが幸いですね。
『創始者』
大きいですね。
そして偉そうだ。
いや、偉い方なのですが・・・
東京大学を創った人、といえばいいですかね。
遠くから見えたので、友人と走って見に行きました。
子供連れのお父さんも見に来ていました。
『時計塔』
次に書こうと思っている学園モノに使おうと思っている時計塔にぴったりです。
参考にさせていただこうと思いまして候。
『戸の軋む音が聞こえる』
無性にこの戸を開きたい。
中には入れるのだろうか。
何があるのだろうか。
両手で押せば、開くのだろうか・・・
『脱出』
この門、ニワトリっぽくありませんか?
鶏冠があるように見える・・・
帰るときに通った門です。
警備員さんが素敵w
『許しを得た者』
大きな鳥居。
赤い鳥居は定番のもの。
ここはゆっくりと通りたい。
『亀と鯉の池』
亀がたくさんいました。
鯉もw
『それは永遠という名の恐怖』
長い長い鳥居・・・
何所までも続きそうですね;
はっ!これは・・・ドロロと同じ体験が東京で出来る・・・!?
『とおりゃんせ』
思わずダッシュ。
前を走る友人を追いかけつつ。
本当に何所までも続きそうでした。
『中間地点』
開けたところに、祠がありました。
『稲荷』
狐が二匹。
艶やかな朱は大好きです。
『猫の死ぬる場所』
夏目漱石の住居跡。
森鴎外の住居跡でもあるんですよ。
『沙羅の木』
とは言っても、椿の一種だそうです。
あ、右の細い木ですよ。
白い可憐な花を咲かせるそうなのですが、緑の葉に隠れてしまうそうです。
咲いたことに気がつくのは下の石に花が落ちているのを見てからなのだとか。
大きな木は銀杏。包帯に松葉杖をついているかのような見た目は、そのまま昔からの傷跡を保護するためなのです。
火災やら地震やら空襲やら・・・で傷ついた身体。
ぼろぼろですが、それ故に大きく見えます。
『道の端に』
道の端にもこういった建物が結構あります。
東京は歴史も捨てていないのですね。
『金太郎』
正岡子規の子規庵に訪れた際にもらった飴。
面白いw
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今日は本当によく歩きました。
疲れたけれど、楽しかったです。
今度は京都に行きたいなぁ~w
では、お付き合い有難うございました。
散歩レポートはこれにて終了です。
写真を撮っていないところは紹介できなかったのですが、それだけ沢山の見所があります。
皆さんも、ふらりと文学に親しむ散歩に出てみてはいかがでしょうか?