主人は、毎日沢山の薬を飲んでいます。
はっきりと 何が原因かは わかりませんが・・・・
薬の副作用もあると思うし、年齢的に肝臓の機能低下により薬の解毒能力の
低下も原因していると思います。
始まりは・・・・2008年 12月の手術。
若い時から膝の痛みはありましたが、数日で痛みは治っていたので
特にお医者様に罹った事はありませんでした。
2008年11月の痛みは何時になっても治らず、病院へ行ったら
半月板の損傷と言う事で手術を受ける事になりました。
術後は、一週間ほどで腫れはひき、痛みも徐々に無くなると説明をうけてました。
(術後の経過や手術の詳しい説明は、とっても長くなるので省略します)
しかし、1年経っても一向に痛みはひかず、色々調べて膝の専門の先生が新潟に
いらっしゃる事がわかり、新潟の病院へ行く事に決めました。
何とか、この痛みから解放されたくて1年間新潟まで通いましたが
残念ながら、原因はわかりませんでした・・・・・・結局、薬で痛みを和らげる事しか出来ず
ペインクリニックを紹介されました。
何も治療が無いのであけば、3・4時間かけて新潟まで行く必要はありません。
紹介状を書いていただいて、地元の病院からお薬を頂く事にしました。
そんなある日、地元にも県外からも患者が来る程、膝に関して
良い先生がいらっしゃると聞き行ってみました。それが、2009年春です。
そこでも、原因は分からないと言われましたが、本当に親身になってお話しを
してくださる先生を主人はすっかり信頼していました。
また、その病院ではリハビリもやっていただきちょっと先が見えて来たかな~と、思った矢先に
リハビリの打ち切りです。法律が変わったとかで、効果があって継続して欲しいと
お願いしても打ち切りです。
しかし、ここではお薬の種類を変えたりいろいろな事を考えて下さったので
痛みは無くなる事はありませんが、何とか和らげる事はできたし
何より、信頼出来る先生と出会えたことで本人の気持ちも楽になっていました。
ところが、2010年2月頃から痛みが強くなったと言うか、常に痛いのです。
新潟に行っていた頃から、ずっと痛みどめを飲んでいるので体が慣れてきてしまい
薬が効きません。この頃も結構強い薬を飲んでいましたが、3月からもう少し強い薬に
変わりました。
そして、1回目の事件発生です。
2010年4月8日の午後7時半頃、私が帰宅したらなぁんか・・・主人の様子がおかしい。
最初は、お酒に酔っているのかと思いましたが・・・明らかに違います。
すぐ、救急外来へ行きました。
原因は、薬の飲みすぎです。血液中に過剰に成分が入っている状態。
つまりは・・・・薬物中毒状態です。
多分・・・・本人は痛みに耐えられず、服用範囲を超えて飲んでしまったのでしょう。
薬の成分が体から抜けるまで=正常な状態に戻るまで ベッドと体は合体していました。
その後は、薬の服用には本人も大分気を使うようになりました。
でも、その後も事件は起きました。
夜中に訳のわからない事をしゃべったり 訳のわからない行動をとったり
その度に、廊下が水浸しになったり 転んで怪我をして目が腫れたり、眼鏡を壊したり 色々です。
そんな時、私は・・・・・これは危ないかな・・・と感じない限り、見て見ぬふりをしています。
少々の事では、動じる事はありません。
先日は、朝になって携帯のアドレスが消えている・・・・と、超焦っていました。
だって~ 仕事関係も含め500件以上のデータが入ってたんだそうです。
本人も消した記憶も無いのに 消えているんです。(決して 私のいたずらではありません)
自分の行動が記憶にないのです。(これは、度々ありました)
それは、薬の飲み過ぎもあるかもしれませんが 見ていて思うのは
解毒能力が低下している為ではないかと感じます。
あとは、疲れていたりとか、その時の体調も大きく関係していると思います。
薬の副作用も、主人を苦しめています。
眠気、集中力の低下、口渇、吐き気・・・・この吐き気は、朝がひどいです。
吐き気がとまらず、飲んだばかりの薬も吐いてしまい・・・
主人 → もったいない! 薬がまた足りなくなる!(おいおい、そこかよ~と、思いながら・・・)
しゃべると吐いてしまう主人に代わって 会社に遅刻の連絡も私がかけました。
私たちにしてみれは、原因がはっきりして治療ができて
治る事を本当に・本当に心から願っています。
先日テレビを見ていから、足でも動脈硬化が起こり痛みが引かない事があると、
報道していたので、今日検査をしてみましたが・・・・
残念ながら血流に問題はありませんでした。
出口の見えないこの戦いは、一生続くのでしょうか・・・・・・・
私がお弁当作りを頑張っているのは、こんな主人が せめてお弁当箱を開けた時に
にこっ☆彡 と 笑顔になってくれたらなぁ~と、思っているからです。
(勿論、心の中でにこっ!です。 その場でにこっ!は・・・・あぶないオヤジです。)
こんな体で、こんな体調で 家族の為に頑張っているので 本当に感謝しています。
しかし・・・・私は、主人に対して同情するような言葉は あまりかけません。
もっと、大変な思いをしている人は沢山いる。
自分の足で歩けるから、ありがたい! などと、言っています。
私が同情するような言葉を日々口に出していたら、
主人の心が折れてしまうのではないかと思っているからです。
それに、こんなキツイ?事を主人に言うもの私くらいではないかと思います。
そんな存在って、大切じゃないかと 勝手に自分で思い込んでいます。
今年の12月で、まる3年になる 膝の痛みとの闘い。
そろそろ出口見えないかなぁ。