ヌートリアと水鳥のハーモニー

私の散歩みち、ヌートリアや水鳥、野草花、自然の中での出会いを楽しむ。

「おこぼれちょうだい」童話

2008年02月05日 | 鳥の物語
芦田川に 「おこぼれちょうだい」 の賢いセキレイがいます。
幼児にも解る童話形式で掲載しました。



こんにちは、
今日は、ハクセキレイさんが僕の所へ遊びに来たのだよ


ボクに寄り添ったり


チョコチョコ歩き回ったり


「美味しそうだねこれちょうだい」
いいよ あげるよ


ドックフードを銜えてもって行っちゃったよ


石の上に乗って、
口にくわえたドックフードを水の中へポトリと落としたんだ
柔らかくしてから食べるんだって


ああ~ 美味しかった
もっと食べたいな


もう一つ貰っちゃおうかな


木の上ではメジロさんが目を白黒させながら
ようすを見ています


俺達のご馳走は柳の木の上にあるんだよ


このハクセキレイ、ユリカモメガ貰った後のパンくずをチョコチョコと拾って周っている。ドックフードの食べ方まで解る賢い鳥ですね
周りをよく見る。知恵を働かせる。そして行動する。恐れ入りました。

今日、芦田川の石に腰掛けて撮影したものです。

ライバル同士の2羽のカモは

2007年07月03日 | 鳥の物語
カモの話が続きますが、
それぞれ別行動をしていた芦田川のカモとカモが、
ついに「昨日の敵は今日の友」の関係になりました



おや!ジャンボがひとりぼっちで寂しそうにしているオスに接近してきました。



そして、同じ石の上にあがり並びました。初めて見る光景です。
メスガモにラブコールしていたライバル同士、昨日までは戦いでした。



おとなしいジャンボさんは、いつも、このオスに追い払われる身でした。


メスガモがいなくなり、一人ぼっちのカモどうし仲良く・・・



仲良くなったカモの姿に安堵し、帰る途中、振り向いて撮った
 この写真が2羽のカモを見た最後となりました。
カモの中で警戒心が一番強く、人に近づかないジャンボさんが、
私が帰って行く後姿に、さようならとお別れを言ってくれていたのかもしれません。


メスガモがいなくなり友となった2羽ですが、この翌日から2羽ともいなくなりました。
4羽組に居場所をドンドン追い込まれて、ついに・・・このマガモ達も・・・という気がいたします。
私を楽しませてくれたマガモ達が去っていき、現在芦田川おおはしに残っているのは、
天下を取った男4羽組みです。
これからは、どんな鳥達が芦田川へやって来ることでしょうか。

ひとりぼっちのカモ

2007年06月29日 | 鳥の物語
ひとりぼっちになった芦田川のカモ

メスガモがいるときは、顔が輝いて動きがあるようでした。
いじめに遭っていた相棒も去っていき、思いを寄せたメスガモも去っていき、ひとりぼっちで水浴びをしています。
ジャンボさんはいますが、芦田川へ来た時から単独行動をとり、このカモとは距離をおいています。



ブルブル


バシャバシャ


ああ~気持ちよかった



頑張っています

芦田川おおはしを離れたカモ

2007年06月27日 | 鳥の物語
私を楽しませてくれた芦田川おおはしのカモ達
4羽のオスガモが、おおはしにやってきたのは4月26日。
それからというもの、今まで芦田川の主であった3羽のカモは4羽組みのオスに攻撃され追われて逃げ回る日々を送らなければならなくなった。
そしてメスガモペアが、今月、芦田川おおはしから姿を消しました。
戻ってきてくれることを願っていたのですが・・



楽しませてくれたこの姿はもう見られない


駐車場で休む4羽のオスガモ


さあ! 行くぞ!
オスガモが、この姿勢になったとき、攻撃開始状態だ。
首がスット立ち、ボスに従い 脇目も振らず一直線に進んで行く


攻撃に向かう先はメスガモペア
逃げ切れません。捕まり激しくやられてしまいました。


真ん中がメスガモ、左側のオスとペア、私が芦田川へ行くようになったときからいたカモだ。
最初は私の姿を見ると飛び立って逃げていたのに、毎日行くうちに、私を覚えてくれた。
一番しぐさが可愛いメスガモは、声も甘え声で可愛かった。

安住の地を求めて何処へ行ったのか?芦田川の上流にでもいるのでしょうか?もし見かけられたらご一報下さい。逢いに行きます。

右側にいるオスは、先日いじめに遭い去って行ったカモの相棒で、ひとりぼっちとなりました。
いま芦田川おおはしにいるマガモは、4人組と、警戒心が強くて、おとなしいジャンボさん、ひとりぼっちのオスガモさんで、計6羽のオスガモがいます。

いじめに遭うカモと野草花

2007年06月25日 | 鳥の物語
いじめに遭うカモ
芦田川の土手を散歩していると、おや! こんな所にカモがいる。すぐ下の川を見ると4羽組みがいる。どうやら追われて逃げてきたようだ。
「カモが歩道を歩く」 などありえない。先日いじめに遭った相棒は、すでに芦田川から姿を消してしまった。残された1羽のカモ。人に対して警戒心を持っているが、それ以上に怖いのが4羽組なのか・・・




左にいるカモ、4羽組の中でも小柄で弱々しい1羽、下で待ち受ける3羽と ガー、ガー、会話しながら、上へ下へ戸惑いながら行き来している。仲間のところへ戻りたいようだが、川にいる3羽から指示を受けて動いているのか・・・



ようやく4羽組が去って行った後、川へ戻ろうと下りて来た



上の歩道沿いに咲いていた「野草花」




ネジバナ
花がねじれながら開花するので名付けられた
おもしろい形をしていますね。
花言葉は 「少しだけへそ曲がり」 です。

いじめ

2007年06月20日 | 鳥の物語
芦田川のカモ達に異変が起きている。一番後からやって来た4羽のオスカモ、いつも駐車場に陣取って寝ている4羽組のボスは気性が荒い。子分3羽を従えて遠征に出かける。
弱肉強食の世界、悲しいかな私が可愛く思っていたカモ達が次々やられて姿を消していく。 いじめ の様子をご覧下さい。



私の傍にいるカモの様子が変、首が急に伸びた
なにか危険を察知したのか?



上の車道の方へ駆け上がっていく



下を見ると4羽組がやってきた。
2羽の後を追ってすごい勢いで駆け上がって行く



歩道を駆けて逃げるオス2羽、後を追う4羽組
その後から私も追いかけて走る。
写真撮るよりも車にはねられないか心配 「車道に飛び出ちゃダメ!」
大声をかけても通じはしない。手で遮り川へ追いやる。



川の中逃げる2羽、追う4羽


飛んでも駄目、泳いでも駄目どこまでも追われて
水中で袋叩き?にされる



馬乗りになって


再び水から上がって逃げてきたが、そこは運悪く
金網フェンスがあって歩道に出られない。
金網に首を突っ込んで必死で出ようとするが出られない。
また4羽組に捕まり激しくやられる



助けてやりたいがフェンスがあるので、私は、中へ入れない。


激しいいじめの後、4羽組が去っていった。
しばらくして、離れた所で様子を見ていた相棒が
「おまえ大丈夫か」とやって来た。  
メチャメチャにやられて悲しそうな姿です。




いじめに遭うのは、左側にいるカモで、目の周りの毛がないのが目立ちます。右側にいるのが相棒で鼻の上にV字マークがある 後ろにいるのが姿のきれいなジャンボです。

逃げるときは相棒と一緒なのですが、やられるのは左側の1羽だけなのです。
いじめに遭ったカモは、そのうち芦田川から姿を消して行きます。

4月下旬に4羽のオスが来るまでは、芦田川のカモ達は、のどかに過ごせていたのに・・・
次のターゲットは右側のカモのようで・・・


カモのジャンボさん撮影成功

2007年06月19日 | 鳥の物語
芦田川 カモ界の 「貴公子」


メスガモは石の上で羽づくろい。オス達はジャンボを見張っている。
離れた所に1羽いるのがジャンボ(体が大きいので名付けた)


ジャンボが近づくと追っ払う


この日は、芦田川の水のうねりが激しくて、カモは、ゆらゆらと大揺れだ、
石に当たった水しぶきは、こちらまで飛んで来る。
こんなときカモは、岸へ上がって休む。
ついにジャンボも左側にある石の上へ上がってきた



後姿きれい


横を向いても綺麗


このジャンボのオスガモさんは、いつも遠くからメスガモを眺めているのです。
今まで写真を撮ることが出来なかったが、石の上にあがったところを捉える事ができた。羽根の色は鮮やかで綺麗し、顔つきも凛々しい。カモ界の貴公子のように見えるのですが・・・いつも一人ぽっんと単独行動している控えめで、
品がある綺麗なカモさんです。

もめるカモのトリオ

2007年06月04日 | 鳥の物語
新トリオ編成


3羽揃って中むつまじいようにみえるが



後からきたオスも背中に・・・


俺の彼女に手を出すな と口ばしで突く


あっちへ行けと追いやる


彼女に近寄るな!ガアー、ガアー怒るパートナー


芦田川のカモの世界は・・・
カモの行動を見ているとなかなか面白い。
前のトリオ編成は一羽のオスが、2羽にお仕えするタイプで
控えめなガードマン役をしていた。カモペアが餌さ探しをしている間も
カメラを向ける私の行動をひとりで見張っていた。

ガードマン役が突然姿を消し、代わり入ったオスガモは
人間にも馴れ馴れしい あっちでもこっちでもいい顔?して
行ったり来たりしていて何時もトリオでいるわけではない。

お仕えするタイプでなくペアにとっては邪魔者のようだ。
胡散臭くあつかましいカモにみえる。ずるいというのか?
世渡りが上手いというのか?カモの世界にも個性がある。

芦田川にいるジャンボなオスガモ

2007年05月11日 | 鳥の物語
芦田川のメスガモチームのオスが居なくなった後どうしているか?
翌日行ってみると新しいオスガモが1羽加わっていた。



オスガモ2羽に守られているメスガモ。
後方離れた所にはジャンボなオスガモがつきまとい、隙を狙っている。


ジャンボなオスガモが近づいてくると2羽が、即攻撃に出る。
メスガモは後の石の間で羽づくろいをしている。


ジャンボオスを追っ払う


近づくジャンボオスを追い払う。ここまでは今まで通り・・・

追い払ったら直ぐに戻ってくるはずのオスガモがなかなか帰ってこない。
如何したのか?のぞいて見るとジャンボとなにか会話している。
そして石の上で2羽が、羽づくろいを始めたではないか。
新しく加わったオスガモは何か変、うさんくさい・・・

メスガモといえば、オス達が戦っているのに
まるでよそ事のように羽づくろいに余念が無い。

“ぬし”受難

2007年05月08日 | 鳥の物語
チームに分かれて


芦田川にいるマガモ達は、3チームに分かれて行動している。
①(オス4羽)、②(オス2羽)、③(メス1羽オス2羽)

カモの勢力関係は数であって、先住者ではないようだ。
後からきた4羽のオスガモの中に大柄で強いのがいる。

オス達に動きがあった。一直線に並んで泳ぎ始めた。
何事が起きたか?どうやらメスチームを見つけたようだ。
見えない!見えない!葦が邪魔して様子が見えない。



葦の間から見ると、団子状になったカモが見える


拡大してみると、4羽のオスがメスの背中に乗っている。
よ~く見ると4羽の頭が並んでいる。4羽でメスの奪い合いをしている。
パートナーのオスは困った様子で、オロオロしながらその周りを・・・



さらにショッキングな事が・・・

子供から芦田川のカモが捕らえられたらしいと言う話を聞いた。
さっそく出かけてみると2羽になっている。昨日の昼には3羽揃っていたのに・・・
2羽になってガードマンが居なくなり、追われる身となり、上のような事態が起きたと考えられる。

捕らえて楽しむ人もいるだろうが、眺めて楽しむ者にとっては、とても悲しい事だ。
3羽のマガモが、のどかに泳いでいる光景はもう見られない。
もともとは4羽(オス3、メス1)のチームだったが、1羽減り、また1羽減った。受難のチームだ。
しばらくカモの様子を見よう・・・