ヌートリアと水鳥のハーモニー

私の散歩みち、ヌートリアや水鳥、野草花、自然の中での出会いを楽しむ。

“ぬし”受難

2007年05月08日 | 鳥の物語
チームに分かれて


芦田川にいるマガモ達は、3チームに分かれて行動している。
①(オス4羽)、②(オス2羽)、③(メス1羽オス2羽)

カモの勢力関係は数であって、先住者ではないようだ。
後からきた4羽のオスガモの中に大柄で強いのがいる。

オス達に動きがあった。一直線に並んで泳ぎ始めた。
何事が起きたか?どうやらメスチームを見つけたようだ。
見えない!見えない!葦が邪魔して様子が見えない。



葦の間から見ると、団子状になったカモが見える


拡大してみると、4羽のオスがメスの背中に乗っている。
よ~く見ると4羽の頭が並んでいる。4羽でメスの奪い合いをしている。
パートナーのオスは困った様子で、オロオロしながらその周りを・・・



さらにショッキングな事が・・・

子供から芦田川のカモが捕らえられたらしいと言う話を聞いた。
さっそく出かけてみると2羽になっている。昨日の昼には3羽揃っていたのに・・・
2羽になってガードマンが居なくなり、追われる身となり、上のような事態が起きたと考えられる。

捕らえて楽しむ人もいるだろうが、眺めて楽しむ者にとっては、とても悲しい事だ。
3羽のマガモが、のどかに泳いでいる光景はもう見られない。
もともとは4羽(オス3、メス1)のチームだったが、1羽減り、また1羽減った。受難のチームだ。
しばらくカモの様子を見よう・・・




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4 コメント

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う~ん (HARU)
2007-05-08 20:53:21
自然の世界は厳しいなぁ…
ヌーちゃん、何とかしてやって
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自然界 (naruko)
2007-05-08 21:53:13
HARUさん

生き残るのは厳しい・・・
強い物が勝つみたいで…
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Unknown (iris)
2007-05-08 22:42:33
葦の狭間から望むマガモの写真は素敵ですね!

私が好きな言葉に「考える葦」(パスカル)が有ります。
「人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である」

この言葉には、人間の良識も「考える葦」と言え、マガモを人間が捕獲しているとしたら、「考える葦」を持たない人で、悲しい性を持っていている人かもしれない。

所謂、罰当たりな人!は言い過ぎかな?

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 (naruko)
2007-05-08 23:05:59
irisさん

写真でみると葦って風情がありますね。生き物の写真は瞬間ですので、考えて撮るわけではないのです。、後から見て、葦が写っている。これもなかなか良いものだなぁと感じるしだいです。

「考える葦」の解説ありがとうございました。
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