当方見聞記

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長府の旅♪

2012年08月26日 | 日記
毛利家の史跡巡るならここは外せないでしょ
てなわけで長府へ行ってまいりました
唐戸からバスで20分くらい…?で長府につきます。

まずは覚苑寺へ。
ここは“和同開珎”を鋳造した長門国鋳銭所の跡地になります。
いまでももちろん窯があって販売も行っていますよ

本堂は明治に廃寺となった海蔵醍醐寺(三田尻・醍醐寺)の本堂を移築したものです。
そして庫里。

これはなんと長門の勝山御殿(勝山城)の一部を払い受け、移築した建物。
このお寺は廃藩置県で寺領がなくなり一気に荒廃した状態となってしまったのですが、他の建物を移築して再建されたお寺なんですね~。
ちなみにここは長府毛利家墓所のひとつ。





6代匡広公、13代元周公と正室、3代綱元公のお墓。
綱元は赤穂浪士が事件後の4大名家へ御預けとなった際の長府毛利家の藩主です。
しかも浪士を冷遇したため江戸で世論にめっさ叩かれちゃったお方。
ちなみに当時江戸で流行った狂歌で『細川の水の流れは清けれどただ大海の沖ぞ濁れる』は、浪士の待遇にあたって、厚遇した細川と水野を称えて冷遇した毛利(大海)と松平(沖=隠岐守)を非難する歌です。
このお寺、結構マニアックですが紅葉では有名なお寺。焼き物も比較的お手頃に購入できる価格のものもあります。興味がある方はぜひどうぞ

次は長府毛利邸。

長門長府藩最後の藩主14代元敏公が、東京から長府に戻ってきた際に建てた邸宅です。











ここは明治天皇も宿泊された邸宅なので、その部屋も残されていました。
抹茶サービスは有料ですが、無料のセルフドリンクもあってありがたかった
まったりのんびりには最適なところでしたよ

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