日経新聞社主催の「古都に学ぶーじぶん流 奈良の楽しみ方ー」セミナー(講演とトークセッション)が、東京大手町の日経ホールあったので聴講してきました。(2月24日)
講演は、上野誠奈良大学教授の「恋の万葉集」。トークセッションは、上野教授と映画監督の河瀬直美さんが「奈良の魅力と楽しみ方」という演題で、住友真世キャスターのコーディネーターで行われました。
上野教授の講義で、万葉集などの古典の理解は「原文ー書き下し文ー訳文ー釈義(しゃくぎ)」があり、特に現代に合った釈義が大事であると話された。(私なんぞは意味も解らずに眺めているだけである)
河瀬さんの選んだいくつかの歌(恋の歌)を解説された。
『我が後に 生まれむ人は 我がごとく 恋する道に あひこすなゆめ』(巻11-2375)等。
上野先生の人をひきつける話術はますます磨きがかかり、約500人の聴衆をすっかり魅了していました。
(トークセッションの様子、左から住友キャスター、上野先生、河瀬監督)
河瀬さんが選んだ奈良。1)十津川村神納地区、2)天川村洞川、3)金峰山寺。
上野先生が選んだ奈良。1)東院庭園、2)ならまち、3)吉野宮滝万葉の道。でした。
トークの中で、映画『モガリの森』の俳優で好演したウダシゲキさんの北町の古本喫茶ちちろ(善さんも何度かコーヒーを飲みに行きました)の話等もあり、楽しく聞くことができました。
都心にはしばらくぶりに出かけたので、セミナーの前に話題の場所に行ってみたのです。
江東区に2/12日に開通した東京ゲートブリッジに寄ってきました。
東京臨海道路中央防波堤にできた東京ゲートブリッジは橋の長さが2.6km、高さが約50mもある一般道である。まるで恐竜を思わせる姿の橋の上には歩道もあり、高所恐怖症の人には怖いくらいの眺めでありました。(羽田から離陸した飛行機、東京タワー、お台場、舞浜、スカイタワー、冨士山等)
埋立地の中にゴルフ場もありますよ。若洲ゴルフリンクスでは数年前に男子プロのトーナメントも行われました。
(東京湾臨海道路はまったくの海の中、中央防波堤の外側なのです)
(夕日にはえるゲートブリッジは、普段はあまり行く機会がありません。とにかく広いのですが大地震があったらなお怖いですね。)
現在工事中の東京駅舎もまもなく工事が終わります。
(工事中の東京駅も一部被いが外されてその外観が見えてきました)
都心は超高層ビルが多くなり、たまに出かけるとビックリの連続です。
上野誠ワールド全開ですね。
今、私も「本」の方で、
上野誠ワールドに引き込まれています。
おかげで、朝が ね・む・い!!
後で知ったのですが、抽選でもれた人もいたようで人気の高さが伺えました。
この日は先生が会場にこられたときに一声かけましたが、忙しい先生のことお話する間もありませんでした。