今年初の「ほるたま考古学セミナー」(主催・埼玉県埋蔵文化財調査事業団)が、さいたま市のソニックシティホールで行われたので聴講してきました。
『国境(くにざかい)の集落 新たな発見と深まる謎ー羽生市屋敷裏遺跡を中心にー』
(セミナー会場の大宮駅前・ソニックシティホール)
利根川の堤防強化工事に伴い事業団が平成23~24年に発掘調査を実施、今回の報告会となりました。
(写真:埋文より)
屋敷裏遺跡は埼玉県の北端部、羽生市大字名(みょう)にあり北側には利根川が流れ、対岸は群馬県(上野国)が境を接し、茨城県(常陸国)・栃木県(下野国)・千葉県(下総国)とも近接する「国境の集落」と言える場所でした。
遺跡は利根川水系により形成された自然堤防にあり、土地の沈降作用が働いている地域で、沈降と河川の氾濫土が堆積しており、地下2~4mから発掘されました古墳時代~平安時代の住居跡です。
(屋敷裏遺跡の航空写真・埋文)
(近くの利根川流域には多くの住居跡が確認されています:埋文より)
セミナーの報告・講演は下記の項目です。(講師は埋文事業団の先生方です)
①概要説明「新発見と謎に満ちた屋敷裏遺跡」:富田和夫氏
②研究報告「土師器にみる広域交渉と謎の須恵器」:福田聖氏
③研究報告「利根川沿いに分布する古代集落」:滝澤誠氏
④研究報告「最古の口琴をめぐる諸問題」と口琴実演:渡辺清志氏
⑤講演「掘ってみて謎が深まる羽生の遺跡ー永明寺古墳の調査成果とともにー」:矢口孝悦氏
(口琴の解説と演奏をする矢口氏・元羽生市教育委員会とアジアの出土口琴類)
口琴の発掘事例や古墳以外から発掘された壺や須恵器など、まさに国境の集落で今後の発掘事例により解明が待たれる報告会でした。
『国境(くにざかい)の集落 新たな発見と深まる謎ー羽生市屋敷裏遺跡を中心にー』
(セミナー会場の大宮駅前・ソニックシティホール)
利根川の堤防強化工事に伴い事業団が平成23~24年に発掘調査を実施、今回の報告会となりました。
(写真:埋文より)
屋敷裏遺跡は埼玉県の北端部、羽生市大字名(みょう)にあり北側には利根川が流れ、対岸は群馬県(上野国)が境を接し、茨城県(常陸国)・栃木県(下野国)・千葉県(下総国)とも近接する「国境の集落」と言える場所でした。
遺跡は利根川水系により形成された自然堤防にあり、土地の沈降作用が働いている地域で、沈降と河川の氾濫土が堆積しており、地下2~4mから発掘されました古墳時代~平安時代の住居跡です。
(屋敷裏遺跡の航空写真・埋文)
(近くの利根川流域には多くの住居跡が確認されています:埋文より)
セミナーの報告・講演は下記の項目です。(講師は埋文事業団の先生方です)
①概要説明「新発見と謎に満ちた屋敷裏遺跡」:富田和夫氏
②研究報告「土師器にみる広域交渉と謎の須恵器」:福田聖氏
③研究報告「利根川沿いに分布する古代集落」:滝澤誠氏
④研究報告「最古の口琴をめぐる諸問題」と口琴実演:渡辺清志氏
⑤講演「掘ってみて謎が深まる羽生の遺跡ー永明寺古墳の調査成果とともにー」:矢口孝悦氏
(口琴の解説と演奏をする矢口氏・元羽生市教育委員会とアジアの出土口琴類)
口琴の発掘事例や古墳以外から発掘された壺や須恵器など、まさに国境の集落で今後の発掘事例により解明が待たれる報告会でした。
歴史関連は、のぞいていますよ!!
気張りなはれ(^O^)!!
なんちゃって、今年も元気でブログUP願います。
FBもみてまっせ!!
半端でない寒さですので、家に引きこもりがちになりますね。
暖かくなっての今年のロングドライブは四国へ行こうかなと思っております。