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四里の道は長かった(1)

2009-12-03 17:02:06 | 光石研究室
11月29日、国文学講読の学外実習を行いました。
後期は田山花袋『田舎教師』をコツコツと読んでいます。
『田舎教師』は、「四里の道は長かった。」という一文で始まります。
主人公の清三が新たな職場である弥勒小学校(埼玉県)まで歩いているところです。
実際の道のりも長いのでしょうが、これからの清三の人生の道のりを指し示している冒頭部分です。

学外実習でどこかに出かけようと思っていたのですが、とある学生さんが、「四里ってどれくらいだろう?歩いたら」という一言をきっかけに、実際に歩いてみることにしました。
ただ歩くのはツライので、出発まえに各自「四里」地点を地図上で予測し、一番近い人に「豪華景品」を出すことにしました。

当日、降水確率60%の予報でしたが、みんなの行いがいいのか、よい天気になりました。

ルート:奈良大学~津風呂~垂仁天皇皇后陵~佐紀神社~平城旧跡~コナベ池~ウワナベ池~東大寺

写真は、出発してまもなく。まだまだ元気があります。

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