直木三十五記念館の日々

直木賞にその名を残す直木三十五の記念館は市民参加型のミュージアム。運営の悪戦苦闘をストレートにお伝えします。

今年もやります大大阪忘年会

2007年11月30日 | Weblog
 12月20日(木)に恒例の記念館の忘年会を行います。参加は自由というか記念館の運営資金稼ぎなんで是非参加いただきたい。
 今回の忘年会のタイトルは「可能性のまち大阪 復活の宴」である。まあなんと大層な題名をつけたもんだと自分で自分を感心する。
 これには悲喜こもごもの思いがある。大阪はかつては「東洋のマンチェスター」と呼ばれ、「天下の台所」と称された。現在のヘッジファンドなどといわれる金融工学を駆使した金融派生商品の元は堂島の米相場での先物市場である。日本中あるいは世界から大阪を目指してチャンスを可能性を求めてやって来たのである。しかしながら現在の大阪は衰退の一途である。先ほど行われた大阪市長選挙でも最大の争点は大阪の復活であった。
 
 今年一年「可能性」という言葉で記念館は活動をしてきた。その締めくくりにはやはり可能性を語りあうことではないか。市長選挙に挑戦し敗れた橋爪紳也さんをゲストに迎えて、復活の盃を一献傾けていこうではないか。