昨日、社長を大阪綿業会館まで送っていく車中で「君、直木三十五記念館の館長やねんてなあ」と言われる。館長ではなく事務局長であることや、日常業務は委託していることなどを簡単に説明する。「すごいなあ」と言っていただくが話しはここまでで、社長は「寄付したろう」とは言われなかったし、私も気が引けて厚かましくお願いはできなかった。
先日、オダサク倶楽部の第一回読書会が開かれたので参加した。参加されていた宮川康さんからのメ―ルを読むとなんと厳しく自らを戒めている。オダサク研究は大谷晃一さんをはじめ多くの方がなされていて、宮川さんのホームページを見てもかなり真剣に熱心に研究されている様がよく見て取れる。また氏は初版本の収集や資料の収集にも力を注がれている。
この世に直木三十五などという時代錯誤で変な作家のことを追いかけている人が織田作之助に比べて圧倒的に少ないことにどこかほっとする。私の稚拙な研究など本格派の方が現れれば木っ端微塵に吹き飛ぶであろう。しかしながら世にそんな酔狂な人はそれ程多くいないのである。オダサク研究の活発さを横目で見ながら直木研究は気楽でいいが切磋琢磨する部分がないのは少し寂しく感じた。
先日、オダサク倶楽部の第一回読書会が開かれたので参加した。参加されていた宮川康さんからのメ―ルを読むとなんと厳しく自らを戒めている。オダサク研究は大谷晃一さんをはじめ多くの方がなされていて、宮川さんのホームページを見てもかなり真剣に熱心に研究されている様がよく見て取れる。また氏は初版本の収集や資料の収集にも力を注がれている。
この世に直木三十五などという時代錯誤で変な作家のことを追いかけている人が織田作之助に比べて圧倒的に少ないことにどこかほっとする。私の稚拙な研究など本格派の方が現れれば木っ端微塵に吹き飛ぶであろう。しかしながら世にそんな酔狂な人はそれ程多くいないのである。オダサク研究の活発さを横目で見ながら直木研究は気楽でいいが切磋琢磨する部分がないのは少し寂しく感じた。