直木三十五記念館の日々

直木賞にその名を残す直木三十五の記念館は市民参加型のミュージアム。運営の悪戦苦闘をストレートにお伝えします。

またかと思う

2008年02月12日 | Weblog
 2月9日は大阪市立住まい情報センターでのタイアップ事業の報告会とシンポでパネラーという事で参加する。予め用意された設問に対してフリップで答えるという方式。ここはどうやったら目立つかにだけ重点をおいて言葉を選んで書く。こういうNPOとか市民団体ってサービス精神が足らないから、ちょっとだけいちびったことをするだけでウケるのであるが、一歩間違えはキワモノ扱いされる。まあ今回はぎりぎりのところであった。
 さて休み明けにメールチェックしていると建築士のUさんからメールでついに美章園温泉が解体工事に入るがなんとかしたいのでサポーター募集だという。そういえば9日の交流会でUさんの旦那のYさんが美章園温泉の話ししておられた。しかしまたもかと思う。練の隣の木造建築、大東市の平野屋新田会所となんでこうも解体するのかと思う。それと同時に反対するというか抵抗する人間の何たる無策なことか。
 資本主義社会においてのどう利害を調整していくかということは大変な課題である。その経済的な見地を持たずして持続発展可能な循環社会を構築はできない。常に先手先手で考えなければいつまでも同じ轍を踏むだけである。
 ここらで真剣に公益信託で木造建築物保存基金でも検討しなければならないのではないか。
 そういえば富岡の直木三十五の終の家も存続が危ぶまれている。どうだろう橋下知事、平松市長あの直木の家を買って上町台地のどこかに移築しないか。いい買い物だと思うが。

最新の画像もっと見る