直木三十五記念館の日々

直木賞にその名を残す直木三十五の記念館は市民参加型のミュージアム。運営の悪戦苦闘をストレートにお伝えします。

「南国忌」

2008年03月05日 | Weblog
 毎年のことであるが、年に一回の南国忌に運営委員会のメンバーで訪問する。今年は2月24日という祥月命日の日にあたる。
 富岡の町はあんまり変化がない。存続が危ぶまれている直木三十五の終の棲家である橋本さんの御宅もまだ健在である。しかしながら南国忌の会のメンバーの方々のお話ではあjんまり安心はできないようである。横浜市長の中田さんもどこかの知事みたいに文化や芸術に対する理解は低いそうである。
 仮に橋本さん(現在直木の旧邸を所有されている方)が建物を無料で持って行ってもいいよとなったら、これを大阪に移築したらどのくらいの費用になるのだろうか。空堀のどこかに移築して建物を改修して記念館をそちらに移す。2億円くらいはいるだろうか。しかし、物があるのであれば、その程度の金額は集まらないだろうか。取らぬ狸の皮算用だけが頭の中を巡る。

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