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フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

1学期の成績とスペイン祭

2013年10月21日 04時54分56秒 | 子ども達とフィリピンの学校





<1学期の成績表>


先週なんですが、
1学期の成績表を頂きに学校に行きました。




(3人一組で作った理科のプロジェクト)





昔、虎次郎が通っていたラサール小学校(グリーンヒルズ分校)などは4学期制で、
各学期の期末が終わって暫くすると個人面談しながら成績表が渡されたんですが、

桃ちゃんの学校は個人面談+成績表があるのは1学期だけで
あとは生徒が成績表を貰ってくるだけ。

ラサール小学校は100点満点の点数で成績表が書かれていますが、
桃ちゃんの学校はテストも点数でつけないので
成績表も6段階評価。

私としては成績表は6段階評価でもいいので
テストは点数でつけて欲しいな~と思うんですが
学校の方針なので仕方ないです。









(先日の社会科の宿題、ケーブルを渡って学校に行く子ども達の話し)




点数を気にする親や子が競争を始めないようにだとは思うんですけど
テストが返って来た時に
例えば20問の問題があって
全問正解だったらエクセレント、1つ間違えていたらベリーグッド、2つ以上間違えてたらグッド、みたいに書かれてくるのです。

私にしてみれば点数の比率はどうなってるの~?
全く評価しないならいいけど
評価するならもうちょっと公平感が欲しい・・と思っちゃいます。

もっともフィリピンの親って成績に凄くこだわる人が多くて
運転手さんみたいな人でも

「うちの子は平均点が86点で優秀」
「うちの子は頑張ってるのに平均点が80点にいかない」

みたいな会話をしてくるのです。

点数が高かったらどうなの~と私は思ってしまいます。
点数を非常に気にするのは国民性なのかしら。
別に点数が低くても間違いから学べばいいと思うんですよね。

大事なのは点数が低かったことじゃなくて
出来なかった部分を習得出来たかってことじゃないですか。








(2桁×1桁のかけ算の教え方・・・ちょっと複雑です。
例えば23×5だったら20×5の答えと3×5の答えを足します。
このやり方じゃないとバツになるんです。
かけ算の意味を教えてるんでしょうけど・・・。)




それに運転手さんやメイドさんは

「大学出ても就職先がないから大学出ても意味ないよな。」

みたいなこともよく言うんですが、
さっきも午前1時に電話があって誰かと思ったら警備員が

「お宅の車の電気がついたままなのでバッテリー上がっちゃいますよ。」

って教えてくれたのです。

メイドさんも運転手さんも物忘れはしょっちゅうだし、
見張ってないと怠けるし、
叱られるから仕事する、叱られなければとりあえず怒られるまで怠けよう・・みたいな態度で
こういうのは教育なんじゃないでしょうか。

フィリピンの親って親には逆らうなとか、
言われた通りにしろ、
自分の意志は持つなみたいな感じじゃないですか。

「大卒で職がないって言う前に
自分の家で言われないと動かない子どもを育ててたら
指示待ち人間になって何処に就職しても一番下で給料も安いままでしょ。」

と使用人に話すけど
言ってる意味が不明な様子です。


桃ちゃんの成績はフィリピン語で教えられている「社会科」がちょっと低かったんですが
とりあえず落第科目はなくて良かったです。

桜が

「ママは期待値が低いから楽だわ~。
友達の親とか成績が高くないと怒りまくるとか
習い事もクラブも辞めされるとか
外出禁止とか凄いんだから。」

と言うけど
勉強は自分の為にするものだし、
勉強が出来なくても社会で成功してる人はいるので
(スポーツ選手とか俳優とか音楽家とか)
自分の好きなものを伸ばすのが本当は理想かな・・と思うんです。

もっとも私は成績はあまりこだわらないけど
勝手に高い成績にこだわってた息子の虎次郎みたいな子もいるので、
虎次郎の場合は成績じゃなくて
どのくらい知識があるかって事にこだわってたって感じですが、
だからテストじゃなくても知りたい事は追求してたり・・
その割にはゲーム三昧だけど
数学と物理では今も大学のクラスで1番だったりするので
本当に子どもは全員持ってる個性が違いますね。

昨日、日本の教科書の小3「理科」の一部を英語に翻訳する手伝いを虎次郎にしてもらったら
虫眼鏡を壁に当てて反対にある景色を画像のように映してくれたり
磁気のある3つの金属の説明とか、
色々教えてくれました。

虎次郎は桃ちゃんにでも私にでも
勉強を楽しく教えるのが上手だな~と思います。
きっと本当に楽しいと思ってるからでしょうね。

ちなみに桃ちゃんは勉強はあまり好きじゃなくて
遊ぶのと歌うのが好き。
そういう理由でもしかしたら体操よりバレエが好きと最近言ってるのかも。
(バレエは音楽に合わせて体を動かすから)




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<桃ちゃんの学校でスペイン祭>

桃ちゃんの学校はテレシアーナ会という修道院の経営で
スペインが本拠地なので毎年、学校でスペイン祭があります。










「アルバ」というスペイン料理のレストランが毎年お料理を売りに来るんですが
今年はそのレストランのレシピ本をゲット。
前回のチョリソ炒めもこの本からです。










チョリソなどもここの自家製で美味しかったです。
チョリソって色々な種類がありますよね。

レシピ本の中に白身魚のフィレを小麦粉つけて揚げた後、
魚の骨から取ったスープ、にんにく、玉ねぎ、グリーンピース、あさりと煮込む料理があって
こちらも作ってみたら美味しかったです。










関係ないけど家の犬です。
柔らかい場所が大好き。