寝ても覚めてもインド。 <トムソーヤと冒険>

20年想いそして念じ続けてようやくたどりついたインド。私の「それから」インド日記。

その隣のトライデントホテル・・

2011年04月24日 | 日記

オベロイグループのもう一つの高級ホテル、トライデント。ここも隣に建ったオベロイ同様、周囲の環境を完璧に目隠しした造りになっている。

 

ドーム型天井のカフェ&レストラン。ロビーに続く廊下。

テラスでお茶も。

外に出れば道路はひっくり返っているし、動物はうじゃうじゃいるし、ゴミ溜はあるし、まさに夢と現実。ある意味このホテルはユニバーサルスタジオとかディズニーランドみたいなもの。

朝起きてどーしてもワッフルが食べたく(本当はパンケーキ)なってやってきた。どうやら週末で宿泊客は少なく(ここには外資企業のビジネスピープルが多く宿泊。イースター休みということもあり多分空いていたのではないかな)、朝ご飯のビュッフェもほぼ私一人。しかもスタッフの人数の方が多いから「お好みのものお持ちしますよ」とビュッフェでも何でもなくいたれりつくせり。

ホテルの裏にある会社の駐車場にはこうして野牛が勝手に入ってきて車と並ぶ。


オベロイホテル@グルガオン オープン

2011年04月19日 | 日記

インドで最高級ホテル、と言えばオベロイ。そのオベロイホテルが会社の裏にオープンした。というかその新しいホテルの裏に私の会社がある。確かに土地はあるのだけれど、最高級ホテルから一歩外に出ると「ええーっ」というすごい光景が待ち受けるグルガオン。下手すればホテルのちょっとした隙間からも現実世界を垣間みることになってしまうから、確かに色々工夫されてはいる。

ホテル玄関へのアプローチ

左上のツイン建物はその向こうに見える野豚やら人力車のオッサンを隠すように建てられている不自然なアクセント。広大なプールは「スイミング用」ではない。

プールと同じレベルにあるレストラン。日本人寿司職人もいる。ちなみにサンドイッチが既に900ルピー。パスタは1000ルピーから。ランチビュッフェは2000ルピー。和牛ステーキ5500ルピー、というプライス。というか和牛メニューがあること自体ビックリなんだけど・・。(1ルピー=1.8円)

プール上に浮かぶように設置されている屋外テラス席。この他に素敵なバーがあったり、レストランがあったり。確かにオベロイ。

宿泊は、ただ今プロモーション期間中で一泊9000ルピー。通常は最低15000ルピーはする筈だ。グルガオンという土地を知っているだけに、宿泊は無料でも、どうだろ?という感じ。スタッフの接客はさすがオベロイではあるけれど、ね。

デリー市内には超豪華なリーラパレスもオープンしたばかり。そしてWホテルもオープンするらしい。ラッシュ、ラッシュ、なんでもラッシュ。  


私が今いるところ その2

2011年04月18日 | 日記

今年のゴールデンウィークに3組の友人がインドへ遊びに来る。友人にどんなとこに住んでいるの?と聞かれて例えて言うなら・・と考えるのだがグルガオンという中途半端な場所を一言で「どんな」風に表現すればよいのか分からない。デリーを東京に例えると町田か和光市?(中途半端な郊外の町)けど、外資企業がインド本社を置く、と言えばパリの郊外にあるラ・デファンスとかルバロア?(開発地域)、ただ野豚や野良犬や野牛がゴロゴロしているというと阿蘇山のふもと?

各住宅地には区画があって意味不明なゲート&門番小屋。夜更けになるとこの門が閉まり通り抜け禁止。

アパートから100メートル行くとこんな田園道。夜は闇世界。誘拐魔が出る。

総合商業施設(ビル)が出来る前からあるショッピングアーケード。アパートから徒歩10分強。電気屋、クリーニング、薬局、洋品店、銀行がある。のんびりした南国のピアッツア。ほら噴水。教会はないけど。

で、やっぱり道端には野牛がゴロゴロしてんだなあ。 



インド伝統音楽若き巨匠ライブ

2011年04月17日 | 日記

日中最高気温36℃なんていうのはデリーの暑さでいうと「序の口」なのだが春先の日本から戻ると頭がぼーっとしてくる。夕方から新聞で見つけた市民コンサート「Young Maestros of Indian Music & Great Qawwalies」インド伝統音楽の若き巨匠ライブに出かけた。

場所はデリー市中心のコノート・プレイスのど真ん中にあるセントラル・パーク。無料コンサートということもあり、夕涼みがてらの家族連れ、カップル、お年寄り大勢つめかけた。

  

伝統音楽というとすっぱい民謡的な印象を持つのだが錆びることなく、幅広い世代のマインドに根強く生き続け、支持され、そして若き巨匠たちによって新しい息吹が注がれ、進化している、そんな感じがした。昼間の猛暑の余熱が抜けない町のど真ん中の公園に流れる音楽は、澄み渡るような旋律。インドの大自然の情景を思い浮かべながら目を閉じてしばし聴き入る・・・↓↓ちょっと聴いてみて・・

Young Maestros of Indian Music & Great Qawwalies.


春のうらら

2011年04月15日 | 日記

昨年11月以来5ヶ月振りで一時帰国。冬からひとっとびで初夏になったデリーから到着した東京は、ブルッと薄寒い春先。どこを歩いても桜満開。あらためて日本の春の美景に感動。


Myテリトリー月島。去年の今頃は川の土手でピクニックしたっけ・・

言われてみれば・・「自主的な節電」のためにどこへ行ってもなんとなく薄暗い。ま、闇世界のグルガオンに慣れているせいか薄暗い東京の光も私にはまだ眩しいけど・・。しかし、銀座中央通りの夜8時の暗さは衝撃だった。

東京に3日滞在した後、新幹線で京都へ向かう。その直後に東京は再び余震で揺れたことを京都駅に着いて知る。京都では、散歩したり、走ったり、人に会ったり、そして甥っ子のシン坊と母と3人で滋賀県の温泉へ日帰り旅行。

シン坊。見ない間にもスクスク成長。

旅館の喫茶室の窓から眺める庭。まるで絵画のよう・・(溜息)

この滞在中に、日頃食べられない「魚」を食べまくる・・

鯖寿司、ぐじ(あかあま鯛)塩焼き、鯛刺身&塩焼き、真名鰹、甘エビ、蛍イカ、鰹刺身・・ついでに神戸牛。桜と魚とおしゃべりと春の光を存分に満喫して帰途に着いた。

乗り継ぎで立ち寄った香港では、半日街に出て九龍半島の夜景を眺めながら友人と「ダメ押し」のご飯&飲み。


信じられないくらい高層(住宅向け)ビルが新たに建設され、夜景もすっかり変わってしまった。夜11時近くに再び香港からデリーへ向け出発。朝3時着。

考えてみると朝発った京都の気温5℃、立ち寄った香港27℃、そして今日のデリーは日中36℃。さすがに30℃の気温差は堪える今夜。

楽しかったあ、美味しかったあ、日本。全てが時間通りに動く、というのもやけにありがたく感じた。