京都セミナーでのご質問①「嘘をついてはいけない」

京都なんでも仙人セミナーでのご質問を
分かち合いたいと思います。

自分の中の「こだわり」を書きだしていただくワークの中で、
「嘘をついてはいけない」と書かれた方がおられました。

言葉の書き換えをする時、それをどう解放していいのか
分からないというご質問がありました。

実は東京なんでも仙人セミナーの参加者の方から、
最近こんなご質問のコメントをいただいていました。

先日はセミナーに参加させて頂き、ありがとうございました。
お陰様でとってもあったかい時間を過ごせました。感謝感謝です！

セミナーで質問させて頂いた「子育て」の件で、
追加でもう一度お聞きしたいことがあるのです。

それは子育ての中で、命に係わること以外の躾についてなのですが、
例えば「嘘をついてはいけない」「いじわるはしない」「人にされて嫌なことはしない」などなど、
または、「座って食べなさい」「（食事中）肘を付かない」「ゴミはゴミ箱へ」
そんな言葉が日常に溢れているのですが、そういった「躾」については、
どんな風にどんな言葉で伝えていけばいいのでしょうか？

特に「嘘をついてはいけない」というような、情緒に訴える内容については、
言い方や伝え方次第では、私が自分にOKが出せない子どもにさせてしまうのでは・・・
という恐れもあります。

母として子育て中に気を付けること、心掛けることなどありましたら、
是非とも教えて下さい。宜しくお願い致します。

ご質問の前半の部分は、以前ブログに書いた内容を
参考にしていただければと思います。

「嘘をついてはいけない」については、
実は手放すことがなかなか難しいんです。

これについて対話しましたので、メッセージを分かち合いますね。

◆　◆　◆

「嘘をついてはいけない」は、
「嘘をつくとおそろしいことがある」
「嘘をつくと裁かれる」
などの、なんらかの呪縛がある。

これは過去世で宗教をしていて、「神に裁かれる・・・」という
強い信念体系をもっている者に多い。

この信念体系はなかなかやっかいでね。
外すことがとても難しい。

だから子どもに「嘘をついてはいけない」と言えてしまう自分、
子どもが嘘をついた時に感情的に怒れてしまう自分を、
ゆるしてあげることだ。

その時、なぜ自分がこんなにも感情的になってしまったのか？

その理由が、「自分が嘘をついては絶対にいけない」という、
過去世からもち越した、強い信念体系をもっているからだ、
と知っていると、イライラや怒りの原因が分かり、
少しだけ体の力がゆるむ。

そんな感じで少しずつゆるめていくといいね。

◆　　◆　　◆

できることがゴールじゃない。
気づくことがゴール。

そうわたしは教わってきました。

できることをゴールにすると、なかなかたどりつくことができないんです。
だけど、気づいただけで、ほんの少しゆるみます。

そして、やさしい気持ちが芽生えるんです。

過去世で宗教をしていた人がもっている思いグセというのが
いろいろあるのですが、人の信念体系で一番外しにくいものが、
人がつくった神様像による「～してはいけない」「～しなければいけない」
というこだわりだと、以前教わったことがあります。

「嘘をついてはいけない」と強く思ってしまう方は、
「あぁ～、自分はこの言葉に強く反応してしまうんだなぁ」
と知っているだけで、ずいぶん違うと思いますよ。

京都セミナーの参加者の方が、「嘘をついてはいけない」の書き換えとして、
「自分が許せる嘘ならいい」という書き換えをされました。

これもOKだと思います。

素敵な書き換えをシェアしていただき、ありがとうございます。