「ワクワクすることか?」「テンションが上がることか?」
が大事。
と、前回のブログでご紹介しました。
これを聞いて、お母さんがよくやってしまうのが、
「あなたの好きなことをしていいわよ。
あなたの好きなこと、ワクワクすることはなんなの?」
と、つい子どもに質問してしまいこと。
でも、これだと子どもは「わかんない」と言うでしょう。
知識も経験もない子どもたちは、そう言われても
すぐに出てこないんだそうです。
そこで、その子のイキイキワクワクすることや、才能を知るためのワークとして、
「20答法」をみんなでやりました。
「わたしは○○です」
というのを、1分間で20コ書き出します。
※ご家庭でされる時は、時間を制限しなくてもいいのかもしれません。
これをやっていくと、最初のいくつかはさらさら出てくるのですが、
途中から出なくなります。
15コ目くらいから、深層心理が出てくるんだとか。
これを親子でやってみるといいと言われていました。
子どもは「わたしは○○です」について書き、
親は「この子は○○です」と書いていきます。
あとで見合わせてみると、その子について正反対のことが
書いてある場合もあるとか。
親子でワークをするのは、思春期のお子さんは、
もしかしたらやりたくないと言うかもしれませんね。
なので、まずはご自分で試してみられるといいかもしれません。
次のワークは、プラチナチケット(夢)というワークです。
「もしもなんでも叶うプラチナチケットがあるとしたら、
なにをやってみたい?どう行動する?」
というワークです。
このワークで、その人のなりたいもの・価値感・方向性が分かるそうです。
他にもいろんなお話がありましたが、全部話しちゃうとマズイかもしれないので、
興味のある方は坪田先生の講演会で直接お聞きくださいませ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
最後に質問コーナーがあり、高校3年生の男子生徒さんが手をあげられました。
「高校3年生の受験生です。
センター試験まであまり日がないのですが、
思ったように成績が伸びず、苦戦しています。
まわりにいる人で遊んでいるように見える人の方が、
自分より成績がよく、悔しく感じます。
こういう時の気持ちの切り換え方を教えてください。
それと、センター試験までにできることはなにがあるのか、
具体的に教えていただけますか?」
同じように感じておられる受験生の方、たくさんおられると思います。
坪田先生はこんなふうにおっしゃっていました。
「まず手を上げて質問してくれてありがとう。
今、まわりで遊んでいるように見えるけど、自分より成績のいい子は、
小学、中学の時に勉強をやっていた子なんです。
悔しいと思うけど、ここで悔しがってやる気をなくしてはもったいない。
うさぎと亀の話があるでしょ。
亀はうさぎより歩みは遅いけど、コツコツやったから、うさぎを抜けたんです。
うさぎを見て『うらやましい』ではなく、『シメシメ』と思ってください。
諦めるのはまだ早い。亀になって、コツコツやってくださいね。
それと、今の時期にセンター試験に向けてできる具体的なことは、
センター試験の過去問を30年間分、10回まわしてください。
これでOKです」
「悔しい」を「シメシメ」に変える。
今できる具体的な対策をうつ。
坪田先生、分かりやすいアドバイスをありがとうございました。