老婆猫の縁側日記

パワフルおばさんの呟き

蛍 特攻で散った英霊達の灯か?

2007-06-03 09:34:09 | Weblog
今日のスケジュールを旦那様と打ち合わせ。大げさな事を。

11時から映画「俺は、君のために死にに行く」を観て、夕方蛍を見に行きましょうということになりました。

蛍は、愛媛県今治市えんぎに在る片垣池に。
こんなに沢山の蛍は生まれて初めて。

昼間観た映画「僕は、君のためにこそ死にに行く」のラストシーンを思い出しながら不思議な思いを感じた。

徳重演じる、生き残り特攻隊長が、岸恵子演じる、食堂のおばちゃんの車椅子を押しながら、多分場所は、靖国神社であろう。
行ったことは無いので判らないが、60年前を語りながら二人が歩いている。

桜の花の間をぬって、大きな蛍の乱舞が……
散っていった若者達の在りし日の姿になって……蛍になって二人の前に帰って来た。

映画の舞台は、特別攻撃隊に配属された兵士達が集まる鹿児島県知覧。
死ぬことを使命に、アメリカの航空母艦目掛けて「日本の明日を信じて」散った若者達。
『靖国で逢おう』を合言葉に。

一人の若者が、「蛍になって逢いに来るから、蛍は何処へでも飛んでいけるだろう」と、言って散った。

私は5年前に知覧に行った事が有る。その時彼等たちが最後に、母に、身内に残した手紙を読み、涙したことも重なり、涙・涙の映画鑑賞でした。

だから今日の蛍は特別なものになりました。

の写真は上手く撮れていませんが、何十枚かの一枚です。

        

余りにも綺麗な蛍たちの乱舞にしばし見とれているとき、一匹の蛍が、ふゎーっと側に飛んできました。
ひょっとして、先日交通事故で無くなった、三毛猫ミーちゃんか?
昼間の映画のせいか、ふーっとそう思いました。幸せな一日に感謝・感謝です。