失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

全身像ジャケx12

2017-03-31 | 8cm論
12周年企画3回目。

今回の条件は、頭から足先までジャケットに収まっていること。あと、立っていること。


左上からあいうえお順に並べた。

「風の中のダンス」 安達祐実 1995
白いシャツにブルージーンズ、黒い靴というシンプル衣装。まだ中学生なので、全身を入れても顔がよくわかる。左手を右肘にそえてポーズに変化を持たせた。

「"愛"のクリスマス・メモリー」 飯島愛 1993
セクシー方面代表。さすがプロ!と言いたくなる不自然極まりないポーズをバシッときめて、セールスポイントのお尻&Tバックを強調。

「思いきり泣いていい」 加藤紀子 1993
加藤紀子アイドル時代。右脚に重心をかけているが、両手はぶらりで作為のないポージング。

「ボンジュール・クク」 コシミハル 1992
両手は腰に、ミニスカートで美脚を交差させたモデル立ち。右の壁には剣が刺さっている。箱の中に入った奇術アシスタントのイメージか。

「瞳はイノセント」 桜井幸子 1991
胸とお腹を隠すようなポーズで、淡い色のシャツもジーンズも大きめサイズ。清純派らしい全身像。ちょっと文字乗せすぎ。

「コズミック・ランデブー」 宍戸留美 1990
ド派手な衣装、少し広めに開いた脚、赤いハイヒール。森高千里『非実力派宣言』(1989)アルバムジャケのパロディであることは明らか。


つづいて、下段。
THUNDER LADY」 嶋村かおり 1992
メジャーグラビアアイドルの動きのある全身像。裸足だけど爪先立ちなので、ハイヒールと同じ効果。

「この情熱はダイヤモンド」 瀬戸朝香 1995
4年前の脚ジャケ8にも選んでた。となりの田村英里子も全身像でハイヒール片脚立ち。

「Through The Season」 観月ありさ 1998
どうだ!と言わんばかりに美脚をアピール。メタリックな質感と無表情でイメージはヒューマノイド。

「あなたのシャツとLove Song」 三佳千夏 2000
ハイヒールサンダルにきつめのホットパンツ。ピュア8㎝シンガー三佳千夏、全3枚の3枚目。

「ザ・ストレス -ストレス中近東バージョン-」 森高千里 1989
これは8年前のジャケ選「太もも部門」でも登場。ウェイトレスコスプレでトレーを持つ森高はハイヒールではなくフラットなスニーカー。脚を美しく見せるため前かがみに。あまりにもあざとい。しかしそこが森高!

「Happy Birthday」 横山知枝 1991
最後は三つ編みお下げでセーラー服。両手はサイドに「気をつけ」のポーズ。何の工夫もない直立正面像は貴重かも。


縦長の短冊ジャケットは正方形に比べ全身像を入れやすいはず。とは言え全身を入れようとすればどうしても顔が小さくなってしまうので、顔以外(ほとんどが脚)をアピールしたいジャケが多くなった。胸が主役ならバストショットでいいからあたりまえか。

12枚集まらなそうなので、男性編はなし!


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