失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「RomanEsque-HeartAche」 PERSONZ 1988年

2018-02-24 | 8cm論
1988年2月21日に始まった日本の8㎝CDシングルの歴史を振り返る。

22日と23日は8㎝リリースはなかった。

21日に68タイトル出たから24日は同着69位の8㎝たち。

少ないのでリストアップしてしまう。

テイチク

TEICHIKU
10CH-1 「北の旅人」石原裕次郎
10CH-2 「ロンリーナイト・ロンリーウェイ」石原裕次郎
10CH-3 「素直になれなくて」五十嵐いづみ
10CH-4 「if」安永亜衣
10CH-5 「君よ綺麗になれ」日浦孝則

BAIDIS
10CH-6 「TOY BOY」KAYOCO
10CH-7 「RomanEsque-HeartAche」PERSONZ

アポロン
BY101 「風のエオリア」徳永英明

テイチクの7枚と徳永1枚で計8タイトルのみ。

では、パーソンズの1stシングル。

デビューアルバム『PERSONZ』が1987年リリースなので新人ではないが、シングルはこれが初。

同タイトルの3曲入りアナログ12インチミニアルバム(どうもシングル扱いではないらしい)が2月21日にリリースされ、その3日後に2曲入りの8㎝CD(こっちはシングル)が出たという少々ややこしい話。

①RomanEsque-HeartAche
作詞:JILL、作曲:本田毅、編曲:PERSONZ
イントロなしで切り込んでくるJILLの声でつかみはOK。キラキラしたギターの音色がニューウェーブ。ちょっと初期JAPANに近いグラマラスな妖しさがある。

②Welcome To This Time
作詞:JILL、曲:藤田勉、編曲:PERSONZ
パーソンズと言えば歌謡ロック的な「DEAR FRIENDS」のイメージしかなかったが、初期は結構ニューウェーブ色強かったんだな。ヴォーカルの雰囲気がだいぶ違うけど、ゼルダとかナーヴ・カッツェを思わせる80'sインディーズの匂いあり。

定価1000円、中古で52円。
JILLさんの女優ライト、ちょっととばしすぎ?鼻消えてるし。



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