三国が丘便り（2009/9/22)

　実に2ヶ月ぶりに散歩に出かけました。
今日はどんよりとした空模様。
宝満山が遠くに浮かんでいます。
７月ころはの田んぼでは、稲苗が弱弱しく風に揺れていたのですが、今では、稲穂が大きく頭を垂れています。
まもなく筑後地方では早稲田の収穫が行われます。
道端には真っ赤な饅頭しゃ花（彼岸花）が咲いています。
早くも一足先に、黄色のコスモスの花が咲き乱れさわやかな朝風に揺れていました。
ミツバチたちが蜜を求めて飛んでいます。
久しぶりに歩いた、の三国が丘あたりの筑後平野は、すっかり秋の風情となっていました。

　この季節、私が散歩しているこのあたりは、昔壮大なる戦いがくりひろげられた古戦場でもあります。
なんとこのあたりは、日本３大古戦場戦場の一つなのです。
日本３大古戦場とは、先日ＮＨＫ放送されていた関が原の合戦、次いで川中島の合戦、そしてこの地、筑後川、宝満川流域でくりひろげられた南北朝時代の「大保原の合戦」です。
大保という名が西鉄三国が丘駅の次の次にあります。
その他、この戦いに由来する土地名、（太刀洗町、西鉄宮の陣駅）等が残っています。
三国が丘界隈が、日本３大合戦の一つであれば、ＮＨＫの大河ドラマで取り上げられてよさそうにも思えるのですが、その気配はありません。
大保原の合戦については、またの次の機会に紹介したいと思っています。