昨日は深夜帰宅するも本日9:30から母校にて8時間半室内楽試験の試験。自分自身も凄く勉強になりました。
本日はピアノ・管・声を含む室内楽の試験でしたが、下に記載した先生が審査員でした。この審査員はなにかのコンクール本選審査員ではありません。この審査員の前で高校生も大学生も院生もカレッジディプロマも全ての室内楽試験の学生が審査されます。度胸いりますね・・・私も緊張しました。日本の音楽界の重鎮が沢山。
その先生方に聴いていただける。母校は贅沢です。またこれだけ沢山の、演奏家として忙しい先生が生徒の努力の結果を聴きたいと忙しいスケジュールの合間を縫って訪れ、時折ある休憩には演奏後の学生への沢山のアドバイスをしております。室内楽の試験なので審査員の専門楽器も本当に多岐に渡ります。指揮者も二名。作曲家もいらっしゃいます。そのためあらゆる角度から審査されます。専門の楽器を上手く弾けるだけで良いということはありません。ピアノトリオでもピアニストの立場から、弦楽器の立場から、管楽器としてはブレス、フレージングら自然か、声楽家の視点からはブレス、フレージングは適切か、指揮者の視点からはすべてのサウンド、トータルの意味で曲によってはオーケストラのような響きも含みつつ、構成力があるか、作曲家の視点から作曲家の気持ちを考えて譜面を読んでいるかなどあらゆる視点からの評価がされます。
ただ評価が厳しいだけではなく、全ての先生が、これからの人材を育てたいという凄まじい熱意が感じられるのでこんなに沢山の先生が審査にいらっしゃるのです。どの先生も凄く熱意を持って演奏時のような鋭さと集中力を持って聴いてらっしゃいました。素晴らしいことではないでしょうか。いままさに現在檜舞台で演奏している演奏家が若い演奏家を育てる学校。
加藤 知子先生
亀井 良信先生
神田 寛明先生
斎木 隆先生
練木 繁夫先生
落合 美和子先生
久保 和憲先生
清水 醍輝先生
鶴園 紫磯子先生
藤井 一興先生
篠﨑 和子先生
豊田 弓乃先生
篠﨑 靖男先生
三瀬 和朗先生
松谷 園子先生
佐藤 勝重先生
藤原 浜雄先生
山崎 伸子先生
池田 菊衛先生
末席で私です・・・
これだけの先生がいらっしゃるので何があっても遅刻しないように開始2時間前に家を出ました。
開始1時間前に到着。
明日は同じく朝から二台ピアノの試験官です。
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