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武生国際音楽祭終了!!
本当に沢山の素敵な時間を過ごすことができました!
親子のためのコンサート、幼児のためのコンサートをプロデュース、演奏、その他演奏会三つにスクールコンサートと6日間演奏、音楽漬けでした!
朝6時起き、6時30分朝食、8時から練習、1日中リハーサル、夜も0時までピアノの練習の毎日、2日から今日までの10日間の滞在でしたが、本当に充実して、また自分なりにかなりいい演奏が出来たと自負できるような10日間でした。
今年は新作が多い「新しい地平」の演奏も、私が聴いたものに関してですが、渾身の演奏が多く、演奏のレベルが毎年上がって行って怖いくらいです。皆さんの気合いと細部までの拘りがここまでの演奏になっていると思いました。
聴衆も世界的な作曲家、演奏家が気軽に最前列に沢山いるので、その緊張感は半端なものではありません。尚更皆さん凄い練習と集中力を持った演奏をするのだと思います。
この武生国際音楽祭も16年目ですが、きちんと我々が希望すれば、しっかりリハーサルが取ることができ、普段出来ないくらいの詰めをしたリハーサルで本番に良い臨むことが出来るので、少なくとも自分では納得した演奏ができるのが良いです。
例えば確認程度でも30分だけリハーサルということも容易に可能で、これを東京でしようと思うとそのために片道1時間かけてリハーサルに行き、30分だけのリハーサルと言うのはなかなかリハーサルを組めないのに対して、この合宿招待の音楽祭では負担なくできるところが良い演奏を生むのではないかと思いました。
メンバーも非常に真面目な方ばかりで、リハーサルを時間をかけて何回もすることに対して肯定的に捉えていただける方ばかりなのでポジティブパワー全開です。
当然の事ながらしっかりとした回数を十分に取ったリハーサルは重要ですね。
毎年本当に勉強になります。
また、いつも素晴らしいプログラミングをなさり、このような素晴らしい機会を与えていただいた細川俊夫音楽監督に感謝致します!
この音楽祭では本当に沢山の重要な素晴らしい事を経験させていただきました。私もこの音楽祭で育てていただいたものが非常に沢山あります。16年もほぼ毎年来ている音楽祭は他にはありません。
本当に音楽祭実行委員会の方をはじめとした、関わって頂いた全ての皆様に改めて御礼申し上げます。
最後のシメも、やはり越前そばでした!
武生最高です!
ありがとうございました!!!






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武生国際音楽祭最終日、「武満徹の音楽」ー没後20年記念コンサート終了!
本当にいいコンサートができました!!
武満さんは今で言う武生国際音楽祭に招待作曲家としておいで頂いたことがある、非常に武生と縁とゆかりがある方で、最後の合唱団を交えたファイナルコンサートは別として、細川さんがプログラミングなさった最後のコンサートです。
昨日は3時近くまでワイワイしていたにもかかわらず、朝8時30分にホール入り、ゲネプロ後、11時からの休憩なしの本番1時間でした。
私は武満さんのピアノソロ「フォー・アウェイ」五人のアンサンブル「雨の呪文」を演奏しました。
フォー・アウェイは何度となく演奏した曲でしたが、さらに今回は相当練習しました。本番はこの本当に素晴らしい響きのホールに助けられて、この一週間のことも頭をよぎりつつ、本場でしかない様々なインスピレーションを感じながら演奏できました。すごく集中して演奏出来たと思います。
「雨の呪文」は初めてでしたが、メンバーはもうこの武生国際音楽祭で毎年あっているメンバーなので、非常に気心がしれているのに加えて、5回にわたるリハーサルができたので万全の準備のもとで演奏に臨むことが出来たと思います。
これだけのリハーサルができるの合宿状態の武生国際音楽祭ならではだと思います。
予定さえしっかり組むことができれば非常に満足した演奏ができるのがこの音楽祭の醍醐味です。
本番はすべてのメンバーが本番ならではのイマジネーションを持って120パーセントの演奏を確信を持って演奏出来たと思います。演奏後もメンバーみんながとても幸せで満ち足りた表情、沢山の拍手とカーテンコール、終演後すぐに駆けつけていただいた細川俊夫音楽監督に喜んで頂いて、本当に嬉しかった幸せな時間でした。
写真を撮るとなんか「アンサンブル・トシオホソカワ」みたいな感じになりました。本当にバッチリのコンビネーション、ここ武生だけでしかできないのが勿体無い位ですが、だからこそ武生国際音楽祭は特別なのですね!
でも近々このメンバーでアンサンブルで演奏出来たらいいな・・・
最後を飾る細川さんらしいプログラムの演奏に参加出来て本当に幸せでした!!


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若い凄い才能と!
武生国際音楽祭「新しい地平」コンサート打ち上げが終わりホテルに帰ると、若い素晴らしい才能の演奏家がロビーで楽しくやっておりました!武生国際音楽祭は皆さん同じホテルに泊まり、ロビーはみんなが集まるスペースがあるので、1日が終わるとそこで宴会が行われることがよくあり、そこでまた新たな出会いの数々があるので本当に楽しいです。
私も若いみなさんに混ぜて頂いて夜更けまで(3時近く?)楽しく話をさせて頂きました。(確か次の日午前中ソロがあったはずだけど・・・)
この音楽祭は現代音楽の凄い方が続々登場するだけではなく、若い素晴らしい演奏家にも沢山の出演頂くという事をしていて、「発見、発掘、紹介」を常に行っております。
現代音楽でもここから出た今は巨匠がいるのと同時に、ここにいる演奏家も間違いなくこれからどんどん登りつめていくだろう凄い才能の方ばかりです。その様な皆さんとも気軽に世代を超えて楽しくワイワイできるのがこの音楽祭の良いところですね!
丁度この写真の時は席を外している方もいますが、山根一仁さん、毛利文香さん、田原綾子さん、横坂源さん、上野通明さん、山田晃子さん、山田倫子さん、荒木奏美さん、北村朋幹さん、津田裕也さん、この写真の通り笑顔に満ち溢れる盛り上がり、もう何年も連続で来ているメンバーもいて、新たなレギュラーとなっております。
細川俊夫音楽監督、伊藤恵コンサートプロデューサーのお二人も常に作曲家も演奏家もベテランだけに偏らず常に新しい若い才能に着目して機会を与えているのは本当に凄いことだと思います。
16年前に来た時ともうすでにガラッとメンバーが変わり、世代交代が始まっていて、その様な事を軽々やってのけてしまう細川さんのアイディアには感服致します。
このメンバーもここ数年毎年聴かせて頂いているのですが、毎年どんどん素晴らしくなっています!これからがもっと楽しみです。日本の音楽会を牽引する素晴らしい存在となることでしょう!
とってもこれからが楽しみです!
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コンサートの後は、武生国際音楽祭「新しい地平コンサート」打ち上げ!
ここに来ると世界的な演奏家、作曲家もとっても気さくに仲良し!
武生国際音楽祭は「新しい地平」と題して今の旬の曲をどんどん紹介しているのですが、紹介された時は若い作曲家も今は巨匠となった方がたくさんいます。本当にここで発掘した才能は数限りないです。
音楽監督の細川さんは全くご自身のスタイルと違う作曲家もどんどん紹介して、その懐の深さが凄いな・・・と思います。
この写真の笑顔を見ていただければお分かりの様に、監督の細川俊夫さんをはじめ、もうすでにパリ音楽院の重鎮ステファノ・ジェルヴァゾーニさんはじめ凄い方ばかりですが、この盛り上がりが音楽祭をさらに凄いものにしているのだと思いました!弾けてます!最高でした!!
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昨日は武生国際音楽祭「新しい地平」コンサート2と3に参加させて頂きました!
マルツェル・フジンスキさんの「リフレクション4」とユン・イサンの「ガラク」を演奏致しました。
フルートとピアノのためのガラクはおそらくほぼパーフェクトの演奏ではなかったかと思います。
フルーティストの上野由恵さんは凄いフルーティストです!!
この難曲を凄まじいテンションでありながら完璧なコントロールで演奏しきるそのえんそに拍手が絶えませんでした。
昨年は一緒にブーレーズのソナチネを演奏致しましたが、二年続けて現代曲基本のど真ん中を演奏させて頂き本当に勉強になり嬉しいです。
ブーレーズをやりきったのでコンビネーションはバッチリ、リハーサルも音楽祭なので、ほぼ合宿状態、毎日に近いくらいリハーサル5回で本番はその様な意味ではかなり余裕を持って挑むことができました。
これだけ集中してリハーサルができるのは武生国際音楽祭ならではですね。
いつも、しっかりリハーサルが組めればですが、満足したリハーサルのお陰で自信を持って演奏に挑むことができ、結果とてもいい演奏ができます!
やはりリハーサル回数はとても重要ですね。
上野さん本当にブラボー!!!細川俊夫音楽監督にもとっても喜んで頂いて良かったです。また是非ご一緒できれば嬉しいです!!!
マルツェル・フジンスキさんの「リフレクション4」は世の中の儚さなどがテーマになっている曲ですが、「4」が日本語で「死」であるということから題名をつけ、曲も13分で終わる予定で書いてあるのですが、それもヨーロッパで不吉な数「13」からきているという話を聞きました。
よってはじめのリハーサルから何故かストップウォッチで時間を計っているな・・と思ったら、その長さが「13分」ということが非常に重要だということでした!!
何回かの試行錯誤で、本番は深く5人のアンサンブルのメンバーが音楽に入り込み共感しながら演奏した上で13分ほぼパーフェクトに終了できた様でした。
人間為せば成る、メンバー皆さん凄い!!!マルツェルは日本フリークで「マルツェル」というハンコを作ってとっても喜んでおりました。
和服を着たコスプレ写真もたくさんあり、ポーランドの自宅には沢山日本グッズが!!!
このアンサンブルも5回リハーサルしてかなり自信を持って演奏に挑むことができたので、そこは武生国際音楽祭の良いところだと思います!
本当に充実した演奏会でした!







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