ブーゲンビリアのきちきち日記

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日の出町ごみ処分場訴訟:操業差し止め棄却 住民側、控訴方針--地裁立川支部 /東京

2011年12月27日 22時36分21秒 | 花と自然
写真は判決後の記者会見です。(立川市役所記者クラブ)

日の出町ごみ処分場訴訟:操業差し止め棄却 住民側、控訴方針--地裁立川支部 /東京

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20111227ddlk13040343000c.html

日の出町の一般廃棄物最終処分場のエコセメント化施設が環境に悪影響を及ぼしているとして、周辺住民らが施設を運営する「東京たま広域資源循環組合」(25市1町で構成)を相手取り、操業差し止めを求めた訴訟で、地裁立川支部(佐藤道明裁判長)は26日、請求を棄却した。原告側は年内に控訴する方針。

 原告側はエコセメントの原料である焼却残さは重金属類が濃縮され、ダイオキシンなどの有害物質を多く含むと指摘。周辺の植物の変色や児童のぜんそく罹患(りかん)率の上昇が確認されており、平穏な暮らしを妨げているなどと主張して操業停止を求めていた。また施設の情報が十分に開示されていないなどと訴えていた。

 佐藤裁判長は判決で▽施設からの5年間の排ガスの測定結果も規制値以下で有害物質の拡散は推認できない▽施設稼働と健康被害との因果関係は認められない--などとして原告の訴えを退けた。また、健康被害があるとするならば原告側に立証責任があるとして、情報開示が不十分とする原告側の主張も認められなかった。

 原告側は福島第1原発事故にも触れ、放射性物質の影響にも言及したが、判決では「懸念が現実化すれば、操業差し止めの根拠になりうる。事業主体が注意深く観察すべきだ」と述べるにとどまった。

 原告代表の下向辰法さん(59)は「行政が認めた技術だから問題ないとする結論で腹立たしい」と批判。弁護団の福島晃弁護士は「健康被害の立証責任が原告側にあるという判決は時代の流れに逆行している」と指摘した。

 同組合管理者の黒須隆一・八王子市長は「主張が全面的に認められた当然の結果」とコメントした。【中川聡子】

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エコセメント裁判は、判決まで8年かかりました。
その間にも、おおくの人が病気になっているのですが、因果関係を立証することは難しいです。
判決は、時間にして3分もありません。裁判長は、
「原告の訴えを棄却します。」むにゃむにゃ・・でした。
あきれてしまいましたね~


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時間とお金を使い、健康を害し、東京都を相手にしても
裁判って意味があるのでしょうか。
原告代表の友人も、病気とも闘っています。
この国は三権分立とも言えないと思います。はあ~ため息。




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