ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

相模原市の南清掃工場見学に行きました。

2010年05月26日 21時44分49秒 | その他いろいろ(原発)
5月26日は10時から相模原市の南清掃工場見学と
清掃課職員との意見交換でした。
とりあえず、写真15枚を掲載します。
ひさしぶりに、いろいろな意味で有意義でした。


燃焼溶融炉は流動ガス化炉だと言うことを、初めて知りました。
私たちはガス化溶融炉は危険だと訴えてきました。
なぜなら、あちこちで爆発事故が起きていたからです。
事故に遭うのは現場の下請け職員です。

ガス化炉でなく今までの焼却炉でいいといっても、
もう、できてしまいました。
市民の厳しい目で監視していきたいと思います。
そもそも、ゴミ行政のベクトルが違うと、私は思っています。
ゴミは燃やさないで、ゴミが出ないシステムを構築するべきです。

やっぱり相模原市のゴミは6パーセントも減り、
3炉も必要ありませんでしたね。

速く分別システムを、と思いました。
清掃課のみな様も、お疲れさまでした。
私は農★課の職員よりも清掃課の職員を尊敬しています。
ゴミの出し方には、もっと気をつけようと思いました。









岡田さんよりメールをいただきました。
具体的なことがよくわかります。

以下、許可を得て、全文転載させて頂きます。

_______以下転載___________


2009年(平成21年)10月8日から
平成22年(2010年)3月7日までの5ケ月間の試運転日報では
事故、トラブル、人災の件数は79件に達します。
2日に1件の割合で,事故が発生したことになります。
日報を点検していて、事故がない期間が10日間2度出てきましたが、
それは炉の点検で全炉休止している期間でした。
ブラックジョークにもなりません。

昨日の施設課の報告では3月の件数が6件、4月が44件でした。
したがって、昨年10月8日から今年4月30日までの約7ケ月間で
合計129件の事故、トラブル 件数になります。

ガス化溶融炉は安定運転が非常に困難です。
大事故につながる可能性があるので、
しっかりウォッチングする必要がありそうですね。


ガス化溶融炉を導入した大きな理由の一つに
最終処分場の延命効果があげられていましたが、
最終処分場に埋め立てられる量は従来のストーカと大差がないことが
はっきりしました。
施設課も認めざるを得ませんでした。

ここで、おさらいです。
最終処分場で処分されている量は不適物(陶器など)5%(焼却量に対する割合)、
飛灰3%、スラグ6%で合計14%が埋立て処分。
スラグはH24年までに半分を路面材料として利用計画がありますが、
現在はJIS規格申請中で全量埋立。
これに対して従来型ストーカ炉の埋立量は15%だそうですから、
ガス化溶融炉の最終処分場の延命効果は噴飯ものです。

資源循環型も宣伝されています。
約7ヶ月間で鉄280t、アルミ31tが回収されました。
しかし、北清掃工場でも、鉄、アルミは回収されていますから、
ガス化溶融炉の優位性にはなりません。

整備規模も過大ですね。
もう一度適正な整備規模を考えてみましたので、
それは次の機会に報告します。


_______以上メールより転載____________






























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