なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、運転席奥床にハンダを盛った

2016年05月21日 22時42分09秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日のスバル弄りはがんばりました。7時間作業しましたよ。

そのほとんどがハンダ鏝を握りしめてました。

前回までに、運転席奥床のサビを概ね削ってます。

それから、あえて日にちをあけました。

というのは、サビの削り残しが必ずあるはずです。それが数日放置すると、微妙に色が付き始めるんですよね。

ということで、微妙な削り残しがあるはずチェックをします。

ライトを位置をいろいろと変えて、横からすかすように鉄肌を凝視します。

少しでもグレー色の部分を見つけたらリューターをあてます。

ははは、プシャッって赤茶色が一瞬噴出して、すぐに硬い鉄肌へ...

そういう、小さい点錆がちょろちょろと残ってました。

この残り錆びを削るのが1時間です。

貫通したサビ穴にリューターを突っ込んでサビ穴を拡張します。これは、ハンダでサビ穴をふさぐときにハンダが良く食いつくようにきれいな鉄断面を出すおまじないです。これに30分ぐらいです。

よーく、鉄肌をパーツクリーナーで掃除します。ここでサビが残っていたらパーツクリーナーを噴きかけた瞬間に黒色に浮かび上がるのですが、もうそういうのもなくなりました。

車体下に潜って、アルミテープを貼っていきます。サビ穴から下にハンダが流れださないようにするためです。この作業に30分でした。

さて、ハンダしますよー。

ハンダ鏝でよーく鉄肌をあぶります。広い鉄面にハンダをつけることになるので熱が逃げてあぶるのが大変かなーと思っていたのですが.....

意外や意外です。

昨今は気温が高いので鉄肌のスタート温度が高いです。これはラッキーでした。

さらに、サビを削りたくった鉄板って厚みが薄くなっているのよね。たとえ面積が広くても厚みが薄いならハンダ鏝でハンダ融着温度まですぐに上がりました。

まずは薄くハンダメッキです。メッキができたらいいのでお手軽な極細ハンダ線をあてていきます。

ハンダメッキをするときはなるだけ細い線を用いるのがみそだと私は思ってます。

面白いように鉄肌にハンダが吸い込まれていきます。

全体にハンダメッキができたら、フラックスのお掃除です。このフラックス掃除をしないと次の肉盛で失敗しますよ。ハンダをしたら必ずフラックス掃除、そして、またハンダなのです。

中ぐらいの太さのハンダで肉盛していきます。ハンダメッキの上にハンダを載せるだけなのでお手軽だよね。

ここまで作業してから、サビ穴をふさいでいきます。

すでに穴の周辺はハンダが食いついているので、ちょっと長めに鏝であぶっておいてから、ハンダをスルッと流すとサビ穴がハンダで充填されて完了です。

床がリブ加工されているのですが、その立ち上がり面がダメダメに腐っていたんですよ。

ついては、リブの凹みへ厚めにハンダを流してから、立ち上がりへ寄せあげるようにハンダ整形します。ハンダメッキしている肌へハンダを寄せるのって簡単ですよ。

と、書くのは簡単ですが、ハンダ鏝の先は細いので、気の遠くなる作業でした。

そして、ハンダのホイップクリーム仕上げができましたた。

ハンダ鏝で撫でているので、ボコボコ仕上げなのは置いといてください。ええ、私のハンダ作業が下手くそということです。

サビ穴が超えげつないことになっていた部分も、ハンダ盛りもりでガチガチになってます。

そこそこの力でハンマー打検します。

おおっ、鉄板をたたいている感触になった。ハンダが剥がれる気配はまったくありません。

そりゃそうだ。あれだけ炙ったものねー。しっかりした床になってますよ。

この余剰ハンダを整形すれば突如きれいな床に豹変するはずですが、それはまだ先のことにします。

次回は、運転席手前床のサビ取り作業になります。


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