前回に「気にして終了」となった、室内センタートンネルの一番先頭部分をご開帳してみることにします。
実は、R-2君のメンテナンスは、今年の予定では車体後ろ半分だけ錆び取り補修をするつもりだったのです。
後ろ半分の錆び取りを終了して、今年中にエンジンを組戻しして走行できるようにして、来年1月に継続検査を受けるつもりです。そして来年の春から、車の前半分をサビ取りして、来年の秋に全塗装という計画です。
ついては、この計画で行くと、室内は、後部座席のステップから後ろだけするつもりでした。フロアは錆び取りだけして、サビ止め塗料+プラサフだけで一旦終了して、来年にフロアの残りという段取りだったのです。
ところが、クラッチワイヤー等のケーブルを引き抜くと、フロアのセンタートンネルが弄れる状態になったのです。
せっかく弄れる状態になったし、現実にサビているし、処置しようということになります。そして、そのトンネルは前席のところにまでたどり着き、そのまま先頭のペダルの横までと続くのです。
ケーブル抜いているしねー、前席はしない予定だったけど、センタートンネル部分だけ前席もサビ取りしちゃおうかとなった次第です。まぁー、欲張ってついでの作業にかかろうとしています。
そして、本日の課題となる、一番先頭でスポット溶接されている部分です。
スポット溶接は12カ所でした。
この先頭部分って狭くて、太った中年にはかなりきついです。
それに、スポットドリルなんて所有してませんので、リューターでスポットをちまちまと揉み込んでいくのです。
まぁー、能率の悪い作業です。ちゃんとした工具が欲しいなーと思う瞬間です。
なんだかんだと、手持ちの安売り工具を駆使して2時間ぐらいかけて12カ所のスポットを揉み取りました。
そして、トンネルカバーを取ったら....
「うっひゃー」
まぁー、サビているのは覚悟していたけど、こりゃまたすごいねー。
サビの渓谷が山あり谷ありで凸凹しまくりです。
滝壺のような穴があいている部分です。
穴が開いているんだけどねー。カバーをめくるのにゴリゴリと振動を与えていたから、錆屑という水量が一気に流れたので滝壺が綺麗に錆屑で埋まっている状態です。
外したトンネルの裏面です。
まぁー、ご期待どおりに、錆甲冑状態です。
って、ことで本日の目標だったフロアトンネル先頭カバーをめくれたので良しとしよう。
次回は、このサビ部分がどうなっているか掃除しながら観察しつつ、どういう処置するか考えることにしよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます