MOLE / 生きてる証拠の備忘録

継続は力なり、というので、
出来る限りは毎日書くつもりです、多分。

クリーピー 偽りの隣人(25点)

2016-12-05 23:30:47 | 映画

西島秀俊
竹内結子
香川照之


もうこのキャストだけで観る価値あり。
と思ったら、キャストだけしか見所がなかった。

あの人、お父さんじゃありません。
全然知らない人です。


高倉夫妻が引っ越した先には、
西野(香川照之)という男が住んでいた。

西野は康子(竹内結子)に必要以上に干渉し、
娘の澪を自宅に連れてくるほどの仲になる。

元刑事の高倉が後輩からの相談で調べだした
未解決事件が思わぬ展開で西野と繋がっていく。

あなたの隣人がサイコパスかも知れない。


まず、腑に落ちない点が多過ぎて萎えた。
ここから以下はネタバレ。

・康子が西野に傾倒していく過程が意味不明。
・西野家に何故あんな地下室があるのか謎。
・クスリを打たれると気持ち良くなるのは良い、
けれど、何故それで西野に従順になるのか謎。
・澪の感情と行動が意味不明。
・刑事(笹野高史)が一人で容疑者宅に入る。
そんな間抜けな刑事おらんやろ。
・刑事(東出昌大)ほどの大男が簡単に殺される。
どうやって田中家に移動させたのか。
・総じて警察が無能すぎてイライラする。
・康子が注射器を高倉に打った時の感情。
・高倉にだけクスリが効いていない理由。
・西野をあっさり撃ち殺す。逮捕しないと。


と、中盤過ぎまでの奇妙で不気味な雰囲気は
すごく良いんだけれど、終盤が最低最悪。

原作が活かしきれていないのか、そもそも
原作がくだらないのか。どっちにしろ、
観客はストレスを抱えながら観終える。

キャストは良いのに。

特に香川照之の気味悪い演技は最高。
やっぱりこの人は天才だなって思う。

途中までは名作、最終的には駄作。
スタッフがダメ過ぎた映画だと感じた。

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