キューブの監督、ヴィンチェンゾ・ナタリが
監督を務めた、2009年公開の映画。
観終わったあと、ゾワゾワする出来映え。
科学者のクライヴとエルサ。(恋人同士)
倫理に反した研究、人間と動物のDNAの配合
実験を開始する。
実験を経て、遂に生まれたのがこの生物。
二人はこの生命体に「ドレン」と名付け、
家族のように共同生活を送る。
成長したドレンはしっかりした人型になる。
このあたりのフォルムが絶妙に気持ち悪い。
ドレンは次第に自我を持ちはじめる。
怒りや恐れ、悲しみなど、人間らしさが増す。
そしてクライヴを不思議な力で誘惑し、
性行為にまで発展....観てられない気持ち悪さ。
なんだかんだあって、ラストは驚愕の結末。
このオチは悪くない。続編も作れるオチ。
ほんと色んな感情になれる映画。
自分は概ね気持ち悪いと思ったけれど、
中には悲しい気持ちになる人もいるかも。
この映画はヤバい。嫌いだけど好き。
怖いもの見たさの人にはオススメ。