昨今、めっきり雀の姿を庭で見なくなっていた。
2~3日前から1羽の若い雀が庭の片隅に舞い降りては飛び立っていた。
めずらしいこともあるもんだと、
母の実家から今年の3月に頂いた玄米60kgを自宅にある精米機で精米しては食べているので、
雀におすそ分けしてみた。
初めは警戒してなかなか米に近づかなかった。
それでも数時間経つと、啄ばみ始めたが警戒心は余計にひどくなった。
1日がそれで終わった。
次の朝、若い雀がやってきた。
チュンチュンと鳴き声がモクレンの木の枝から聞こえてくる。
数羽がいつの間にやら集まってきている。
順番に警戒役を残して、米の処に舞い降りてくる。
4~5粒啄ばむとさ~と飛び立って、モクレンの枝に身を隠す。
この繰り返しである。
3日目
何やら少し太ったというかガタイの大きな雀が二羽降りてきて啄ばんでいる。
親雀か?
結局、4羽が一団となって庭の米を占領した。
その時の写真がこれだ。
よく手を突っ込んで、(子共の拳ぎりぎりの穴だった)まだ羽根も生えていない雀の赤ちゃんを引っ張り出して食料にして遊びました。
何にも食べるものがない時代でしたからね。
ハトはそうですね。アグネスチャンが【美味しそう.....日本人はなんで食べないんだろう】って言っていたのが忘れられません。
僕の特技(^^ゞ
スズメは、絶対無理ですね。
ちょっとふっくらした雀が親鳥で、お米を咥えてモクレンの木の枝に行ったり来たりしていたのが理解できました。餌を口移しにあげていたのです。
だから警戒心も強かったのだと。
庭の地べたに降りてきた子雀が黄色い嘴を開けて親から餌を貰っています。
あれから数日。
もうすっかり親離れができたようで、一人でチュンチュンととび跳ねながら冒険心を発揮して、今まで行かなかった方向にも行くようになりました。
自然から教えられる一コマです。
かれこれ3年くらいになりますか(山野辺のわが家なのです)、スズメに餌を与えています。
わたしが部屋の中で立った気配がわかるようで逃げます。
女房と野生というものの警戒心というものは解けないものだなと話します。
ときどき平和記念公園のベンチで弁当を食べることがありますが、ここのスズメは人を恐れることがないようで、(公園内は餌やり禁止になっていますが)、歳とってきたわたしは時として手が震えご飯をこぼすことがあるのですが、わたしを恐れることなく、足もとでそれをついばみます、馴れていますが・・・野生の本能を忘れたスズメかなと?