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備忘録【6/15】 VS 中日 ≪30勝27敗5分≫

2024年06月16日 12時48分17秒 | マリーンズ2024
≪2024/6/15≫

【交流戦   ロッテ10―0中日 ( 2024年6月15日    ZOZOマリン )

≪対D:1勝1敗≫

 ロッテ・吉井理人監督が監督通算100勝を達成した。

 就任1年目の昨季が70勝。今季この日で30勝目となり、試合後には「少しずつここまでの積み重ねの実感が沸いてきました。全てはワシではなく選手、スタッフ、チームに関係する皆さまの頑張りの積み重ねによって達成することができたと思っています。本当にありがとうございます」と感謝のコメントを述べた。

 試合は打線が今季最多タイの16安打をマークし、こちらも最多タイの10得点。投げては「ブルペンデー」で5投手による完封リレーで指揮官の節目の白星を祝った。

 この日の継投は「(先発の)横山、高野、広畑で“6イニング2点”というのが計画だったけど、それ以上の投球をしてくれた。本当にこの3人は良かったと思う。

 ブルペンデーは試合前に登板の順番を伝えるなどして「出番を明確にしてあげる」と吉井監督。得意の戦法で勝利し「ブルペンデーが100勝目というのは自分らしいと思います」と振り返った。


 ロッテの吉井理人監督(59)が15日、監督通算100勝を達成した。この日、ロッテは本拠地で中日と対戦。10-0で大勝した。

 3回に野選で先制すると、5回には藤岡の2ランなどで一挙5点。続く6回にもソト、角中の連続適時打でリードを広げた。投げては5投手が継投して完封リレー。2番手で登板した高野脩投手がプロ初勝利を挙げた。

 22年オフに就任した吉井監督。「試合が終わって、少しずつここまでの積み重ねの実感が湧いてきました」としみじみ。

 「すべてはワシではなく選手、スタッフ、チームに関係する皆様の頑張りの積み重ねによって達成することができたと思っています。本当にありがとうございます。これからもワシが頑張っている皆様の邪魔をすることがないようにしてファンの皆様のためにマリーンズの白星を積み重ねていきたいと思います」と吉井節をきかせてコメントした。


 「2番・二塁」でスタメン出場したロッテ・藤岡が約1カ月半ぶりの一発を放った。

 1―0で迎えた5回2死一塁。カウント2ボールから中日先発・メヒアの147キロの直球を捉えて、右翼スタンドに3号2ランを叩き込んだ。

 4月29日の楽天戦以来の一発。大歓声を浴びながらダイヤモンドを一周した藤岡は「有利なカウントだったので思い切っていった。感触的には詰まっていたけど、入ってくれて良かった」と振り返った。

 藤原の一発で打線に火が付き、この回さらに3点を追加。続く6回にも3点を入れて大量リードを奪った。


 度重なる故障を乗り越えてロッテ・藤岡が帰ってきた。

 5回の3号2ランなど2安打3打点。試合後にお立ち台に上がると、チケット完売で満員になったスタンドを見上げ「やっぱりここでプレーできるのは気持ちいい。リハビリ期間は苦しかったけど、ここに戻ってくるという強い気持ちを持って日々を過ごしていた」と話した。

 右肩痛で5月19日に出場選手登録抹消。ようやく復帰したのが14日だった。ただ、故障はこれだけではなかった。

 「野球ができないというのと、ここ3カ月で3月にケガして4月にケガして、5月にケガして…。毎月ケガをしていて、さすがにちょっと心が折れそうになった」

 3月は左足首を捻挫し、4月は左大腿裏の張り。離脱中は食事、体のケアに人一倍気を遣ったといい、焦りを抱える一方で「3カ月毎月ケガをしていたので、今回も焦らないようにと思っていた」

 本塁打は4月29日の楽天戦以来、約1カ月半ぶり。帰って来た藤岡に、吉井監督も「ああいう長打で(打線が)勢いづく」と称えた。


 ウイニングボールを手にしたロッテ・高野脩は、さっそく吉井監督にいじられた。「記念の100勝が高野(脩)で残念だよ」。いつものジョークに左腕も笑顔だ。プロ2年目で待望の初勝利。本拠地で初のお立ち台に上がると、チケット完売のスタンドを見上げて「凄い、うれしいです!」と声を張り上げた。

 「ブルペンデーだったので、しっかりゼロでつなごうと。直球も変化球も良かった。自信を持って強気に投げた」。3回に2番手で登板。頭は下を向き、左足を高くはね上げる。リリースの瞬間は「捕手は見えていない」という独特な「ノールック投法」で、4回は高橋周からの中軸を3者連続三振に仕留めた。2回2/3を3安打無失点で5奪三振。打線も今季最多タイの16安打&10得点で援護した。

 きっかけは高1の夏。甲子園に出場した投手の「担ぎ投げ」を見て「かっこいいな」と思ってまねをした。「自分は思いきり腕を振っているだけ。でも打者は嫌がってくれる。セールスポイントだと思う」。角度のある直球と落差抜群のフォーク。巨人やレッドソックスなどで活躍した岡島秀樹にうり二つで、映像を見て参考にしている。あだ名は「チェス」。チェスト(胸)をグッと前に出した投法から名付けられた。

 「ボールは実家に飾ります。両親に?はい」。当初、この日は右上肢のコンディショニング不良で出場選手登録を抹消された佐々木が登板予定だった。高野脩らの奮闘で5投手での完封リレー。吉井監督は「ブルペンデーが100勝目というのは自分らしい」と振り返ったが、もちろん「残念」なわけがない。連敗も5で止まり、高野脩とともに満面の笑みだった。 (鈴木 勝巳)

 ◇高野 脩汰(たかの・しゅうた)1998年(平10)8月13日生まれ、島根県出雲市出身の25歳。出雲商では甲子園出場なし。関大では3年秋にリーグMVPに輝くなど活躍も20年ドラフトでは指名漏れ。日本通運を経て22年ドラフト4位で入団した。昨年7月25日の西武戦でプロ初登板。今季年俸1150万円。1メートル83、87キロ。左投げ左打ち。

《出雲商の先輩・大野豊氏も喜び「成長している」》
 ○…高野脩の出雲商の先輩・大野豊氏(本紙評論家、写真)も後輩の初勝利を喜んだ。NHKラジオの解説でZOZOマリンを訪問。試合前には激励もし「彼が投げた試合を放送できて、初勝利も見られた。感激です。出雲商出身のプロ選手は2人だけ。2年目で成長している」。高野脩は今年1月には同郷の島根出身のソフトバンク・和田の自主トレに弟子入り。地元の2人の先輩はともにレジェンド左腕で、高野脩は「2人とも凄い投手。並べるように頑張りたい」と話した。


 ロッテの2年目左腕・高野脩汰投手(25)が待望のプロ初勝利を手にした。

 この日は「ブルペンデー」。先発・横山が2回を1安打無失点に抑え、高野は2番手として3回のマウンドに上がった。

 「ブルペンデーだったので、しっかりゼロでつなごうと。直球も変化球も良かった。自信を持って強気に投げた」

 頭は下を向き、左足を高くはね上げる。リリースの瞬間は「捕手は見えていない」という独特な「ノールック投法」で、4回は高橋周からの中軸を3者連続三振に仕留めた。2回2/3を3安打無失点で5奪三振の好投だった。

 「ノールック投法」のきっかけは高1の夏。甲子園に出場した投手の「担ぎ投げ」を見て「かっこいいな」と思ってまねをした。「自分は思いきり腕を振っているだけ。でも打者は嫌がってくれる。セールスポイントだと思う」。角度のある直球と落差抜群のフォーク。巨人やレッドソックスなどで活躍した岡島秀樹にうり二つで、映像を見て参考にしている。

 島根県出雲市出身。この日は出雲商の先輩である元広島の大野豊氏(スポニチ本紙評論家)がNHKラジオの解説で球場を訪れていた。
 さらに高野は今年1月、ソフトバンク・和田の自主トレに弟子入り。和田も同郷の島根出身で、島根の先輩2人はともに偉大なレジェンド左腕だ。

 「大野さんの前でいいところを見せられて良かった。(和田からは)すごい新しいことを学べた」と高野脩。「2人とも凄い投手。自分も並べるように頑張りたいです」と力を込めた。


 ロッテの2年目左腕・高野脩のプロ初勝利を、母校・出雲商の先輩である大野豊氏(スポニチ本紙評論家)が祝福した。

 元広島の大野氏はこの日、NHKラジオの試合中継で解説を務めていた。

 出雲商出身のプロ野球選手は自身と高野脩の2人だけ。試合前に「頑張って」と激励していた大野氏は、後輩のプロ初勝利を見届け「おめでとう。彼が投げる試合を放送できて、初勝利も見られた。感激しています」と喜んだ。

 同じ左腕。大野氏は高野脩の長所を「球持ちの良さ。(打者に)近いところでボールを離せる」。直球は高めに抜けづらく、さらに「フォークにも自信を持っていると思う」とした。

 前日に「明日ZOZOマリンに行きます」とメールで連絡をしたところ、この日の朝になって「遅くなりました。頑張ります。グラウンドでお待ちしています」と丁寧な返事が返ってきたという。

 昨年のキャンプでは沖縄で食事もともにしたという大野氏は「2年目で成長しているが、さらに磨きをかけてほしい」と期待を寄せた。


◎6回に左前適時打を放ったロッテ・角中。「15年ぶりぐらいに打撃用の指サックを忘れちゃって…。それが意外と良かったのかな?ありがとう」。15年ぶりとはレアですね。


 オイシックスはロッテ戦(ロッテ浦和)に4―3。先発・薮田が5回5安打3失点で2勝目(4敗)。知念が初回の先制1号ソロなど2安打。藤原が5回の1号2ランなど2安打3打点をマークした。ロッテ先発・美馬は7回8安打4失点で3敗目(2勝)。藤原、山口が2安打1打点をマーク。


 千葉ロッテマリーンズは8月11日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム、午後6時試合開始)に男女ツインヴォーカルの3人グループ「Awesome City Club(オーサムシティクラブ)」が来場し、試合前にスペシャルライブを行うと発表した。

 当日は2021年から続く夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」が開催される。「Awesome City Club」は試合開始前の午後5時40分ごろにグラウンド内でライブパフォーマンスを行い、イベントを盛り上げる。

 球団広報を通じて「今回8月11日のBLACK SUMMER WEEK 2024にて歌唱させて頂く事、大変光栄に感じています。ミュージシャンとしても、いち野球ファンとしても、千葉ロッテマリーンズの選手の皆様の活躍に華を添えられますよう精一杯歌わせて頂きます。来場される皆様、当日はぜひZOZOマリンスタジアムで一緒に盛り上がりましょう!」とコメントを寄せた。

 <Awesome City Clubプロフィール>2013年東京にて結成。メンバーの幅広いルーツをMIXした音楽性を持つ、男女ツインボーカルの3人グループ。2015年4月にファーストミニアルバム「Awesome City Tracks」をリリースし、iTunesロックチャートで1位を獲得するなど話題を呼んだ。コンスタントに全国ツアーも行いながら、国内外の大型フェスティバルにも出演。2021年のフジロックフェスティバルグリーンステージ、2022年のサマーソニックのステージも話題に。2021年、映画「花束みたいな恋をした」に出演し、インスパイアソング「勿忘」をリリースすると各配信サイトでのストリーミングは関連動画を含め11億回を突破。同年には第63回日本レコード大賞にて「優秀作品賞」を受賞。さらに第72回NHK紅白歌合戦への初出場を果たした。2022年にはAmazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』の主題歌「Setting Sail~モダンラブ・東京~」、同ドラマのインスパイアソング「ユメ ユメ ユメ」、2023年にはTBS火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」の挿入歌として書き下ろした「アイオライト」、また今年2024年には日本テレビ水曜ドラマ「となりのナースエイド」の主題歌として「ヒカリ」をリリースするなど、様々なドラマの主題歌を手掛け注目を集めた。2024年秋には待望のライブハウスツアー「Awesome Talks Live House Show 2024」の開催が決定!2025年にはデビュー10周年の節目を迎える。
(以上 スポニチ)



ファンの元へ“ただいま弾”だ! 1点リードの5回2死一塁、藤岡裕大内野手が中日メヒアの浮いた直球を振り抜いた打球は、ロッテファンが待つ右翼スタンドへ吸い込まれた。「真っすぐのタイミングではじき返せるようにと思っていました。何とかもう1点と思っていたので、うれしかったです」とチームを勢いづけるアーチを振り返った。

5月19日に右肩痛で出場選手登録を抹消。「バットを振れなかったので、練習がほとんどできない。それが歯がゆかった」と苦しかった日々を明かした。「3カ月で毎月ケガをしていたので、さすがにちょっと心が折れそうになりましたけど。なんとかもう1回1軍でプレーすると思って、体には気を使っていました」と自らを奮い立たせ、万全な状態で帰ってきた。

チームの連敗も5でストップさせ、復帰後初のお立ち台では「やっぱりここでプレーできるのは気持ちいいなと本当に思います」と満員のスタンドにあいさつし、喜びをかみしめた。吉井監督に通算100勝もプレゼントし「早いのか遅いのか分からないですけど、100勝を届けることができて、良かった」と笑顔。帰ってきたチームの要が、再び連勝街道に導く。【星夏穂】

▽ロッテ吉井監督(通算100勝を達成し)「すべてはワシではなく選手、スタッフ、チームに関係する皆さまの頑張りの積み重ねによって達成することができた。これからも頑張っている皆さまの邪魔をすることがないようにしてファンの皆さまのためにマリーンズの白星を積み重ねていきたい」


ロッテは15日、8月11日オリックス戦(ZOZOマリン)に男女ツインボーカルの3人グループのAwesome City Club(オーサムシティクラブ)が来場し、試合前にスペシャルライブを行うと発表した。

当日は21年から続く夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」が開催される。Awesome City Clubは試合開始前の午後5時40分ごろにグラウンド内でライブパフォーマンスを行い、イベントを盛り上げる。

Awesome City Clubは「今回8月11日のBLACK SUMMER WEEK2024にて歌唱させて頂く事、大変光栄に感じています。ミュージシャンとしても、いち野球ファンとしても、千葉ロッテマリーンズの選手の皆さまの活躍に華を添えられますよう精いっぱい歌わせて頂きます。来場される皆さま、当日はぜひZOZOマリンスタジアムで一緒に盛り上がりましょう!」と呼びかけた。
(以上 日刊)



 ロッテは今季最多タイ16安打&10得点と打線が爆発し、連敗を「5」で止めた。1点リードの5回には、前日に1軍復帰した藤岡に今季第3号となる2ランが飛び出すと、この回一挙5得点。藤岡の一発はチーム9試合ぶりの本塁打となった。

 この日は中6日で佐々木が先発の見込みだったが、15日に右上肢のコンディション不良で選手登録を抹消され、ブルペンデーで臨んだ。先発のサイド右腕・横山が2回を無失点。2番手はプロ2年目左腕・高野が2回2/3で3安打5奪三振の好投を見せ、プロ初勝利を手にした。

 チームの連敗を5で止め、これで2年目の吉井監督は通算100勝目となった。


 ロッテのサイド右腕・横山陸人投手が昨年以来自身2度目となる先発マウンドに上がり、2イニングを無失点で切り抜けた。3回からは2番手左腕・高野がマウンドに上がった。

 初回は先頭・カリステはフェンス際まで運ばれたが、左飛に仕留めると、続く2番・ディカーソンは154キロの直球で空振り三振にねじ伏せた。3番・高橋周は中飛に打ち取り、3者凡退で終えると、グラブを力強くポンッとたたいた。

 2回は先頭・細川に左前打を許したが、続く板山を3球三振。中田を遊直で切り抜け、2死一塁で7番・村松は153キロの直球で空振り三振にした。

 横山は昨年9月24日のソフトバンク戦(ZOZO)でプロ初先発したが、1イニングで6安打5失点と炎上し、苦い“先発デビュー”となっていた。吉井監督は前日の試合後、ブルペンデーで臨む一戦に向け、横山の先発起用については「彼はいい場面で割と緊張しちゃうタイプなので、そこの負荷を与えようかなと。1度目(の先発)は失敗している。2度目はうまくいくかわからないけど、その緊張感を跳ね飛ばしていい投球をして欲しい」と意図を説明し、さらなる成長に期待を込めていた。


 ロッテの藤岡裕大内野手が、1点リードの5回に右翼席へ第3号となる2ランを放った。5回2死から岡が左前打で出塁すると、藤岡が3球目の外角高めの直球を捉え、ライトスタンドに運んだ。

 藤岡は5月19日に右肩痛で離脱していたが、前日14日に1軍に復帰。14日も復帰後初打席で二塁打を放つなど、状態のよさをうかがわせていた。


 16日は父の日。プロ野球の第一線で活躍する面々が、「親父(おやじ)の〇〇受け継いでます」をテーマに、父への感謝のメッセージを寄せた。
* * *
ロッテ・高部瑛斗 孝司さん(54)=自営業=「父と同じで、落ち着きがないのが似てます。僕もオフは家にいるのではなく出かけたいタイプ。(父は)動き回っていてゴルフとか行きまくってます。新聞販売店の所長で泊まり込みも多く、ちっちゃい頃は朝起きた時も寝る時もいないので、親父はいねえもんだと思ってました(笑い)。たまに会うと、“来てくれた”という感覚で、バイバイする時に『また来てね~』って言ってたらしいです。ずっと寝ずに働いてくれていたので本当に感謝の気持ちです。(父の日は)お酒を渡したり、何かしたいと思います」
(以上 報知)



ロッテは大勝で、連敗を5で止めた。就任2年目の吉井理人監督(59)は監督通算100勝を達成した。

先発予定の佐々木が離脱したことで、この日はブルペンデー。藤岡が3号2ランを放つなど、ともに今季最多タイの16安打10得点と打線が奮起し、先発した横手投げ右腕の横山から5人の投手陣も無失点リレーをみせた。指揮官は「ブルペンデーが100勝目というのは自分らしい」と笑った。

また選手やコーチ、関係者らに感謝も口にした。吉井監督は「試合が終わって、少しずつここまでの積み重ねの実感が湧いてきた。すべてはワシではなく選手、スタッフ、チームに関係するみんなの頑張りの積み重ねによって達成することができたと思う。本当にありがとうございます。これからもワシが、頑張っているみんなの邪魔をすることがないようにして、ファンの皆さまのためにマリーンズの白星を積み重ねていきたい」と力を込めた。


頼れる男が帰ってきた!! ロッテは15日、「日本生命セ・パ交流戦」の中日2回戦(ZOZOマリン)に10―0で大勝。連敗を5で止め、吉井理人監督(59)は就任2年目で監督通算100勝に達した。連敗中は計8点しか奪えなかった打線が、ともに今季最多タイの16安打10得点。前日14日に右肩痛から1軍復帰した藤岡裕大内野手(30)が、五回に3号2ランを放つなど2安打3打点で火付け役となった。

鴎ファンからの大歓声を受け、お立ち台で勝利の余韻に浸った。14日に右肩痛から復帰した藤岡が、3号2ランを含む2安打3打点。いずれも今季最多タイの16安打10得点の打線を牽引し、連敗を5で止めた。

「やっぱりここ(ZOZOマリン)でプレーできるのは気持ちいいなと本当に思う。リハビリ期間は苦しかったですが、ここに戻ってくるという強い気持ちで過ごしていた」

窮地を救った。この日に先発予定だった佐々木が右上肢のコンディション不良で13日に出場選手登録を抹消。救援陣でつなぐブルペンデーとなった中で、藤岡が三回は投ゴロの間に先制点を挙げ(記録は投野選)、1-0の五回は2死一塁でメヒアの外角直球を捉えて右越えに2ラン。連敗中の5試合で計8得点しか奪えなかった打線に勢いをもたらした。 

順風満帆ではない。藤岡は開幕直前の3月に左足首の捻挫、4月は左太もも裏の張り、5月は右肩痛で戦線を離脱。1カ月前は肩の痛みでバットを振ることさえできず「さすがにちょっと心が折れそうになった」。リハビリ期間中にチームは11連勝。4年目の小川が二塁手として頭角も現し「焦りはありました」と目を背けたくなることもあった。

それでも後輩たちの頑張る姿に「自分もひたむきな気持ちを大事にしないといけない」と初心を再確認。長打力を求めて肉体改造しすぎたことがけがにつながったと分析し、脂質や炭水化物を減らすなど食事改善も行い、新たな心境で1軍に戻ってきた。

これで就任2年目の吉井監督は監督通算100勝(95敗10分け)に到達。「本当に100勝を届けることができてよかった」と藤岡。記念の1勝をもらい指揮官は「選手、スタッフ、チームに関係するみんなの頑張りの積み重ねによって達成することができた」と感謝した。(森祥太郎)


ロッテ・藤岡裕大内野手(30)が1-0の五回に3号2ランを放った。14日に右肩痛から1軍復帰した背番号7が貴重な追加点をもたらした。

「有利なカウントだったので、思い切っていきました!感触的には詰まっていましたが、入ってくれて良かったです!」

五回は2死から岡が左安打で出塁すると、復帰2戦目の藤岡が中日先発・メヒアの外角高め147キロの直球を一閃。右翼席へと打球が吸い込まれたのを確認すると、右拳を突き上げてダイヤモンドを一周した。打線に火をつけると五回は打者一巡の攻撃で一挙5点を奪った。

藤岡は5月19日に右肩痛のため出場選手登録を抹消。6月7日から2軍で実戦復帰し、イースタン・リーグでは5試合に出場して打率・375と状態を上げていた。チームは5連敗中となかなか勢いに乗れていない中で、大きな一発となった。


日本通運から入団2年目の左投手、ロッテ・高野脩汰投手(25)がプロ初勝利を挙げた。救援陣でつなぐ「ブルペンデー」で0―0の三回から登板し、2回⅔を無失点、5奪三振の快投。「遅いなとは思うけど、初勝利を挙げられて良かった」と笑みを浮かべた。上体を倒し、真上から投げ下ろす豪快なフォームが特徴の左腕。球場には母校・出雲商高の大先輩で、元広島の大野豊氏が解説で訪れており「大野さんの前でいい所をみせられてよかった」と誇らしげだった。


ロッテの高野脩がプロ初勝利を挙げた。0―0の三回から登板し、2回⅔を無失点、5奪三振の快投で大量援護を呼び込んだ。島根・出雲商から関大、社会人の日本通運を経て入団し、2年目での白星に「遅いなとは思うけど、初勝利を挙げられて良かった」と笑みを浮かべた。

この試合は救援投手だけでつなぐ「ブルペンデー」。5投手が無失点でつなぎ、監督通算100勝目を手にした吉井監督は「ブルペンデーが100勝目というのは自分らしいと思う」と話した。


ロッテ・横山陸人投手(22)がブルペンデーに先発し、2回1安打無失点に抑えた。しっかりと役目を果たし、横手投げ右腕は「無失点で抑えてつなげることができて良かったです。あとはチームが勝てるように応援します」とうなずいた。

最速155キロを計測した直球を軸に力がみなぎった。一回はカリステを左飛、ディカーソンを空振り三振、高橋周を中飛に抑え、二回は先頭の細川に左前打されたが、板山を見逃し三振、中田を遊直、村松を空振り三振に仕留めた。大役を終えると、グラブをたたいて喜んだ。

この日は中6日で佐々木が先発する見込みだったが、右上肢のコンディショニング不良のため13日に出場選手登録を抹消。横山を抜擢した理由を吉井監督は「前に1回、(先発で)失敗しているので。いい場面で緊張しちゃうので、そこの負荷を与えようかなと。2度目はうまくいくか分からないですけど。その緊張感をはね飛ばして、いい投球をしてほしい」との期待を込めて送り出された。昨季は9月24日のソフトバンク戦でプロ先発し、1回6安打5失点と苦い思い出があった。


■6月16日 例えば、才能あふれる優秀な部下がいる、とする。ただ「痛い痒い」が多く、選ばれた者に課される、週に1度の役割をこなせない。なぜか会社の組合からも脱退。細心の注意を払って接しているが、外資系企業への転職を考えている…そんな若者を持つ上司の心境はいかばかりか。

「前回2週間空けて試合に投げて、また同じような症状だったらしい。中6日ではきついということで抹消しました。中6日が難しかったら投げる試合がない」。13日、プロ野球・ロッテの吉井理人監督が大人の対応を見せつつ、佐々木朗希の状態を説明した。右上肢のコンディション不良で、今季2度目の出場選手登録抹消が決まった。

昨季終了後、一気に表面化したメジャー志向。現状維持の推定年俸8000万円で今季の契約を終えたのはキャプイン目前の1月27日。12球団大トリの更改だった。「個人もそうですし、チームも勝ちに導けるよう、よりよいシーズンにしたい」の意気込みとはほど遠い歩みだ。

5月28日の抹消を経て、登録された今月8日の広島戦(マツダ)で5勝目を挙げた。しかし5日後に、また調整に入った。チームは15戦11勝無敗の快進撃の反動で負けが込む。厳しい状況での離脱。9試合登板で再び違和感を訴えた本人も辛いだろうが、指揮官も苦渋の決断だった。 

中6日すらクリアできない-最も身近にいる指導者の言葉をMLB関係者はどう受け止める? 海の向こうでは藤浪晋太郎、千賀滉大が故障で実戦から遠ざかっている。2人よりNPBでの実績に欠ける22歳の金銭的価値は? 全日程終了まで6カ月を切った。シーズン完走未経験の〝ガラスの至宝〟は、どこへ向かうのか。(稲見誠)
(以上 サンスポ)



 ウイニングボールを手に、ニカッと白い歯を光らせた。ブルペンデーで、2番手で登板したロッテ・高野脩汰投手が2回2/3を3安打無失点。プロ初勝利を挙げ、吉井理人監督も100勝目を飾った。

 「調子はずっと悪くなかった。自分のボールを投げられていたので、自信を持って強気でいけた」

 0-0の三回から登板。四回には、三者連続三振と圧巻の投球でクリーンアップを封じ込めた。監督の節目の1勝で自身も初勝利。「(監督は)ピッチャーのことを考えて采配してくれる。信頼を勝ち取れるようにやっていきたい」と気を引き締めた。

 指揮官は「記念の100勝が高野で残念(笑)」と左腕をイジりながらも「ブルペンデーが100勝目というのは自分らしい」と笑顔。連敗は5でストップ。ここから1勝ずつ、積み重ねていく。

 ◆高野 脩汰(たかの・しゅうた)1998年8月13日生まれ、25歳。島根県出身。183センチ、87キロ。左投げ左打ち。投手。出雲商、関大、日本通運を経て2022年度ドラフト4位でロッテ入団。関大時代の20年度ドラフトでは指名漏れも経験。ダイナミックなフォームで投げ下ろす直球が魅力。


 ロッテのプロ2年目・高野脩汰投手が、0-0の三回から2番手で登板し、2回2/3を3安打無失点。プロ初勝利を挙げた。「調子はずっと悪くなかったので、この調子のままいけば絶対通用するなというのはあった。三回に(マウンドに)上がったときも自分のボールを投げられていたので、自信を持って強気でいけた」と振り返り、「社会人卒で、即戦力で見られていると思うので、遅いとは思うんですけど、2年目の前半で初勝利を挙げられて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 三回は2死からカリステに左翼線二塁打を浴びたが無失点。三回には、クリーンアップを三者連続三振に斬った。四回には、2死から連打を浴び一、二塁とし降板となったが、続いて登板した広畑が無失点に抑え、初勝利を手にした。

 この日は、母校・出雲商の大先輩である、元広島・大野豊氏がテレビ解説者としてZOZOマリンスタジアムを訪れていた。高野は「試合前に話させてもらって、『頑張れよ』って言ってもらった。大野さんの前で良いところを見せられてよかったです」と笑顔だった。

 プロ初勝利は、吉井監督の100勝目を飾る1勝となり「ちょっとおこがましい感じもあります」としながら「(吉井監督は)ピッチャーのことを考えて采配してくれている。信頼を勝ち取れるようにやっていきたい」と力を込めた。
(以上 デイリー)



ロッテの2年目・高野脩汰が15日の中日戦にリリーフ登板し、2回2/3・49球を投げ無失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。

 ブルペンデーとなったこの日3回からマウンドに上がった高野は「ブルペンデーだったので、しっかり0でつなぐ、強い思い、気持ちを持って行きました。真っ直ぐの調子、変化球の調子もよかったので、すごい強気でいけました」と、1-0の5回二死一、二塁まで無失点に抑え、廣畑敦也にバトンを繋いだ。

 「ランナーを背負った状態での交代で申し訳なかったんですけど、廣畑さんに全幅の信頼で見守っていました」と、代わった廣畑はカリステを遊直に仕留めた。プロ初勝利のボールは「実家に飾ります」と話した。

 また吉井理人監督はブルペンデーで5人の投手が無失点に抑えた投手陣に「よかったです。横山、廣畑、高野、この3人が本当、頑張ってくれたのでこういう試合になりました」と評価した。

▼吉井理人監督・監督通算100勝コメント
「試合が終わって、少しずつここまでの積み重ねの実感が湧いてきました。すべてはワシではなく選手、スタッフ、チームに関係する皆様の頑張りの積み重ねによって達成することができたと思っています。本当にありがとうございます。これからもワシが頑張っている皆様の邪魔をすることがないようにしてファンの皆様のためにマリーンズの白星を積み重ねていきたいと思います」

(ニッポン放送ショウアップナイター)


「一時よりは状態はよくなってきています。もっと状態をあげてチームの勝利に貢献したいと思います」。

 ロッテの藤岡裕大が、一軍再昇格後初の本塁打となる第3号2ランを放った。

 藤岡は故障により5月19日に一軍登録抹消され、6月14日に一軍登録。14日の中日戦で復帰後初打席で二塁打を放つと、15日の中日戦も第1打席にレフト前に安打。

 1-0の5回二死一塁の第3打席、「ちょっとつまったので入らないかと思ったんですけど、スタンドまで入ってくれてよかったなと思います」と、中日の先発・メヒアが2ボールから投じた3球目のストレートをマリーンズファンの待つライトスタンドに放り込んだ。

 ヒーローインタビューに登場した藤岡は「ケガをしてリハビリ期間苦しかったですけど、ここに戻ってくるという強い気持ちを持って日々過ごしてたので、本当にみなさんの応援が力をくれていると思います。ありがとうございます」と感謝した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
 
(以上 ベースボールキング)

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