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備忘録【6/28~7/1】 vs ソフトバンク

2018年07月02日 21時47分41秒 | マリーンズ2018
≪2018/6/28≫





ロッテ涌井が正念場 結果次第で2軍再調整も
 ロッテ涌井秀章投手(32)が正念場を迎える。

 今日29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発予定。5月18日を最後に5試合白星から遠ざかっており、6月はここまで4戦2敗。西武菊池や巨人菅野、広島大瀬良らエースと投げ合っていることもあるが、2試合連続5失点など内容も良くない。井口監督は28日、羽田空港で「状態が悪ければ下で調整もありますし」と、今日の結果次第で2軍での再調整も示唆した。

 幸い球宴を挟むため、1度先発を飛ばせば3週間間隔があく。そこでしっかりリフレッシュと立て直しをしてほしいというプランだ。涌井は昨年も7月と9月に2度出場登録を抹消されているが、いずれも登板機会なしによるもの。4年連続開幕投手を任された大黒柱に不振降格は似合わない。指揮官は「登板間のピッチングだとか、取り組む姿勢は良くなっている。まずは明日しっかり投げてもらいたい」と期待を掛けた。
(日刊)

ロッテ涌井 背水先発へ 井口監督「悪ければ下で調整もある」
 ロッテのエース・涌井が背水のマウンドに上がる。敵地で行われる29日のソフトバンク戦に先発。5月18日の同カード以来白星がなく、直近は2試合連続5失点で3連敗中だ。

 ヤフオクドームでの投手練習に参加した井口監督は「最近、内容が良くない。悪ければ下で調整もある」とKOされた場合は、2軍調整も示唆。ただ、直球の球威は戻りつつあり「取り組む姿勢はいい。そのうち結果は出る」と過度の心配はしていなかった。
(スポニチ)






【ロッテ】井上に“ニンジン作戦”!20発で5年分の乳酸菌ショコラ贈呈「マジすか?」
 ロッテの井上晴哉内野手(28)にロッテ本社から“ニンジン作戦”が用意されていることが29日、明らかになった。

 球団では2013年の井口監督以来となる20本塁打が達成できれば、5年分の乳酸菌ショコラ(約55万円分)がプレゼントされることになった。

 過去に16年に首位打者を獲得した角中選手にアイス1年分、16年に防御率1位に輝いた石川にガム1年分が贈られるなど、実績を残した選手の“特権”といえる。

 井上はZOZOマリンで一発を放った際に、ベンチで井口監督から「乳酸菌ショコラ」を手渡しされるパフォーマンスが定着。乳酸菌ショコラ担当者は「いつもホームゲームでホームランを打った際に乳酸菌ショコラをアピールしていただきありがとうございます。乳酸菌ショコラパワーでこれからも活躍していただき、ぜひ2013年以来となる日本人選手20本塁打を達成していただきたいと思います。その際には5年ぶりということで5年分の商品をプレゼントさせていただきます。今後もいろいろなPRに協力してもらえるよう期待していますので頑張ってください」とエールを送った。

 球団の日本人では86年の落合氏以来となる30本塁打を放った場合には32年ぶりの偉業をたたえるために、32年分の乳酸菌ショコラをプレゼントをする準備も整えているという。

 朗報を耳にしたアジャは「マジすか? うれしいですね。もしそうなったら家族、親戚みんなで食べたいと思います。今年はここまで乳酸菌パワーで疲れもなく充実したシーズンを送れています。これからも謙虚に1本ずつ、チームの勝利に貢献できる一打を重ねていきたいです。乳酸菌ショコラには感謝、感激です。ホークス3連戦も元気いっぱい、頑張ります」とキッパリ。腸内環境を整えながら、持ち前のパワーをフル稼働させるつもりだ。
(報知)

ロッテ井上に「乳酸菌ショコラ」ニンジン 20発で5年分、30発なら…
 ロッテ・井上の壮大なニンジン計画が始動した。本塁打を放った際、ロッテ製品の「乳酸菌ショコラ」を受け取るパフォーマンスが定着した大砲にロッテ本社が反応。

 13年の井口監督以来5年ぶりとなる日本人野手20本塁打を達成した場合は「5年分」。また、86年の落合以来となる30本塁打以上を打てば「32年分」の同製品がプレゼントされる。現在10本塁打の井上は「もしそうなったら家族、親戚みんなで食べたい」とやる気満々だった。
(スポニチ)






ロッテ夏ユニ配布 藤岡裕大「トロピカルな雰囲気」
 ロッテは今夏が初開催の「MAKUHARI SUMMER STADIUM」の第2回として行う7月16日楽天戦(ZOZOマリン、午後5時開始)で、サマーユニホームを配布すると27日、発表した。配布は開場の午後3時から試合終了後30分まで。当日の観戦チケット(ビジター外野応援指定席を除く)1枚につき1着を、Lゲート以外の各ゲートで配る。

 サマーユニホームはサーフブランド「BILLABONG(ビラボン)」デザインのボタニカル柄。7月ホーム4試合と8月ビジター6試合、ホーム1試合。9月ホーム2試合で着用する。

 藤岡裕大内野手は「自分も初めて着させてもらった時、トロピカルな雰囲気でビックリしました。スタンドの皆様と一体となってサマーユニホームを着たら、球場がどのような雰囲気になるのか今から楽しみです」とコメントした。
(日刊)

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≪2018/6/29≫

【パ・リーグ ソフトバンク6―5ロッテ ( 2018年6月29日 ヤフオクD )】





ロッテまさかのサヨナラ負け 井口監督「こういう試合取れないのでは…」
 ロッテは2点差の9回に守護神・内が3点を失い、逆転サヨナラ負け。井口監督は「こういう試合を取れないのでは…」と勝てば3位タイ浮上となる試合を落とし、怒りに声を震わせた。

 ただ、結果次第では2軍降格の可能性もあった不調の涌井が7回2失点と、復調気配を見せたのは明るい材料。「バランスが良くなかった」と3回以降は無走者の場面でセットポジションに変えて好投。「徐々に良くなっている」と指揮官も1軍残留を明言した。





ロッテ・涌井、白星ならずも復活に手応え 井口監督、1軍残留を明言
 2軍落ち危機だったロッテの涌井秀章投手(32)が29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で先発し、7回5安打2失点。チームは9回に逆転サヨナラ負けし、5月18日の同カード以来の白星は消えたが、復活の手応えはつかんだ。

 「1、2回はバランスが良くなかった。マサさん(小林投手コーチ)と相談し、3回からセットに変えた」

 初回2死二塁、柳田に2ランを浴び、2回も2死一、二塁とされるなど、不安定だった立ち上がりだったが、3回以降は走者なしでもセットポジションに変更し、制球が安定。3回からは得点圏の走者も許さなかった。

 2試合連続5失点し、内容次第では2軍落ちの可能性も示唆した井口監督だったが「徐々に良くなっている」と1軍残留を明言。2点差の9回に守護神・内が炎上したのは大誤算だったが、長期的に見ればエースの復活の兆しはプラスだ。

 5月18日以来の5勝目は消えた涌井も「(内は)明日も投げる機会は来る。気にせず、連勝すればいい」と自らの白星は気にすることはないと失意の守護神にエールを送った。
(以上 スポニチ)





【ロッテ】涌井、遠い5勝目…7回2失点も守護神・内で痛恨サヨナラ負け
 ロッテ・涌井秀章投手(32)が7回5安打2失点の好投も1か月半ぶりの5勝目はならなかった。

 2点リードの9回に守護神・内が3失点し、まさかのサヨナラ負け。「こういう時もある」と先輩をかばったが、1か月半以上白星がないだけに無念の表情だった。

 4月17日以来の3位浮上を逃した井口監督は内に対し「2点リードがありましたから。抑えてもらわないと。チームのストッパーですからね」と厳しかった。

 この日の登板内容次第では2軍降格も検討されていたエースに対しては「まだ思ったところに制球できていなくて、真ん中に集まってくる感じがするけど、強い球は投げられていた。徐々に良くなってくると思う」と今後もローテーションとして回す考えを示した。
(報知)





ロッテ、涌井が好投も…九回二死から逆転負け
 勝てばソフトバンクに並び3位だったが、九回二死から逆転負け。先発の涌井は一回に柳田に2ランを許しながら7回2失点と好投したが、5月18日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)以来の勝利とはならなかった。6試合連続で白星がついていないが「セットポジションにしたらよくなった」と手応え。敗戦にも「あすから連勝すればいい」と切り替えた。
(サンスポ)





ロッテ・井口監督、大乱調の内に「ストッパーなのだからここで抑えてくれないと」
 勝てばソフトバンクに並び3位だったロッテは、2点リードの九回二死二塁から逆転負け。守護神の内が4安打1四球の大乱調で3点を失い、井口監督は「こういうゲームを取れないのは痛い。ストッパーなのだからここで抑えてくれないと」と厳しい表情だった。

 この日の内容次第では2軍落ちの可能性があったエース涌井は、5月18日以来の勝利こそ逃したが7回2失点にまとめた。「立ち上がり以外はしっかりした投球ができた。こういうこともある」と内をかばった。

ロッテ・清水投手コーチ(内に)
「抑えはずっと内でやってきた。次もセーブ機会が来れば迷わず送り出す」

井上(七回に11号ソロ)
「盗塁失敗で走者がいなくなったので思い切り振り抜いた。カットボールをしっかり捉えられた」
(サンスポ)

ロッテ痛恨サヨナラ負け 抑えの内の炎上に井口監督「抑えてもらわないと困る」
2点リードの9回に4安打3失点で大逆転負け

 ロッテが痛恨のサヨナラ負けを喫した。29日、敵地ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。9回まで2点のリードを奪いながら、最終回に守護神の内が鷹打線につかまり、4安打で3点を奪われ、試合をひっくり返された。

 悪夢の9回になった。初回に2点を奪われたものの、中盤に逆転したロッテ。2点のリードを奪い、逃げ切りを図って送り出したクローザーが、まさかの救援失敗。デスパイネ、松田に連打を許して無死一、二塁。ここで甲斐のバントを投ゴロ併殺にし、決着を迎えたかに思えた。

 だが、続く福田に四球を与えると、長谷川勇には右前適時打を打たれて1点差。さらに上林には外角の真っ直ぐを左中間に運ばれ、サヨナラの走者も一気に本塁に生還してしまった。まさかの敗戦に、井口資仁監督は「こういうゲームを取らないとダメ。あの回だけで4安打。抑えてもらわないと困る。チャンスで取れるところで取らないと接戦はひっくり返される。詰めの甘さが出ている」と悔しさを滲ませていた。
(Full-Count編集部)

ロッテ涌井5勝目消滅、内が炎上も「気にしてない」
 ロッテ涌井秀章投手(32)の、5月18日ソフトバンク戦以来となる今季5勝目は目の前で消えた。

 涌井は初回に柳田に2ランを浴びたが、小林投手コーチとも相談の上、3回から走者なしの場面でもセットポジションに変更した。これで投球が安定。6回無死一塁の場面ではこん身の144キロ内角直球で、内川を三-二-一の併殺に切った。

 結局、7回5安打2失点、6三振2四球で勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。

 だが2点リードの9回に登板した抑えの内が大誤算。1点差に詰め寄られ、なお2死一、三塁で上林にサヨナラ2点適時打を打たれた。

 それでも涌井は「こういうこともあるんで全然気にしてない。(内は)切り替えてやってもらえれば」と内を思いやった。

 涌井はこの日の投球内容しだいでは2軍調整を言い渡される可能性もあった。井口監督は「初回にホームランを打たれて、まだ思ったところに投げられていない感じはある。真ん中に集まってしまっているし。でもどんどん良くはなっている」と話し、ローテ残留を明言した。
(日刊)






ロッテ・ペゲーロが退団「チームの力になれない」
 ロッテは29日、フランシスコ・ペゲーロ外野手の退団を発表した。

 ドミニカ共和国出身で、MLBジャイアンツでもプレーしたペゲーロは、テスト生として参加した今春キャンプで契約を勝ち取った。だがここまで1軍出場がなく、本人がチームの戦力になれていないことを申し訳なく思い、退団を申し出たという。

 松本尚樹編成部長は「BCからテストで入団して、本当にまじめで。野球にも真剣に取り組むし、ファームでの首脳陣の評価も高かった。ただ本人がイメージしていた成績を全然残せていないと落ち込んでいて。チームの力になれないし、迷惑をかけてしまうと言いだして。向こう(米球界)に帰って、一からやり直したいという意思が固かったので『分かった』と言いました」と説明。昨年プレーしたBCリーグに戻ることはないという。
(日刊)


【ロッテ】ドラ1安田、岩下らがフレッシュ球宴に選出
 ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(19)と岩下大輝投手(21)、種市篤暉投手(19)の3選手が29日、「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2018」に選出された。

 3選手のコメントは以下の通り。

 安田「今の実力で、青森のプロ野球ファンの皆さんに自分のプレーを見せられるように頑張りたいと思います」

 岩下「フレッシュオールスターに選出していただいたことを光栄に思います。青森のプロ野球ファンの皆さん、また他県から足を運んでくださるファンの皆さんにフレッシュなピッチングを見せられるように頑張ります」

 種市「フレッシュオールスターに選出され、また地元開催(弘前)であるため大変光栄に思います。多くの知人の前でいいパフォーマンスが出来るよう頑張ります。是非、応援に来てください」
(報知)






【ソフトバンク】工藤監督、ロッテ・井口監督と両チームの選手が九州北部豪雨災害の募金活動
 ソフトバンクは29日、ヤフオクDでのロッテ戦前に、昨年7月に起きた九州北部豪雨災害の募金活動を行った。ソフトバンクからは工藤監督、柳田、千賀、石川らが、ロッテからも井口監督、地元・大牟田高出身の阿部らが参加し支援を呼びかけた。

 約20分で634人からの募金があり、29万3044円が集まった。工藤監督は「一番は風化させてはいけないということ。こういう活動を通して、みんな思い出してくれれば。貯金箱を持ってきてくださったり、思い思いの募金をしてくださった。被災して苦しんでいる方の力になれれば、というのは常に頭にあります」と感謝した。
(報知)

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≪2018/6/30≫

【パ・リーグ ソフトバンク2―5ロッテ ( 2018年6月30日 ヤフオクD )】





約2か月勝ち続けるロッテ・ボルシンガー 9連勝10勝目に「何とか10勝を、と」
27日に第1子が誕生したばかり、夫人に付き添い「30時間くらい起きていた」

 ロッテのマイク・ボルシンガー投手が、リーグ1番乗りで2桁10勝に到達した。30日、敵地ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。先発マウンドに上がった右腕は鷹打線を散発3安打に封じて7回1失点の好投。27日に誕生した第1子となる長男に贈る白星をあげ「今日は特別な日になった。ウイニングボールを早く届けたいと思っているよ」と笑顔を浮かべた。

 ほとんど付け入る隙を与えなかった。序盤から味方打線から援護点をもらったボルシンガーは次々とアウトを積み重ねていった。許した安打は3本だが、1本は内野安打、もう1本は外野の前にポトリと落ちるヒット。打ち返された安打は4回に柳田に打たれた左翼フェンス直撃の二塁打だけだった。

 失点は内野ゴロの間に失った1点のみ。危なげのない投球で7回まで投げ抜いた。ストレートの威力、制球ともに良く、そこにナックルカーブやスライダーなどの変化球を交えた。その中でも本人が自賛したのはスライダー。「今日はスライダーが良かった。早いカウントでストライクが取れたし、真っ直ぐも思っていた以上に走っていたけど、スライダーの比率が多くなったね」と、この日の好投の要因を振り返った。

 27日に長男が誕生。予定日は26日の火曜日だったが、1日ずれ込んだ。異国の地での出産となったローレン夫人に右腕も付き添った。誕生したのは27日の午前11時3分。ボルシンガーも寝ずに夫人をサポートし続け、この日の試合後には「30時間くらい起きていたよ」と笑顔で振り返った。子供が生まれた直後ということもあり、試合を終えると、すぐに千葉で待つ家族の下へと戻っていった。

 2勝目をあげた5月4日の日本ハム戦から9戦9勝で、リーグ1番乗りの10勝に到達。12試合の先発で10勝1敗、防御率は2.20となった。勝率は驚異の9割9厘。「目標は言っていなかったと思うけど、心の中では何とか10勝を、と思って臨んできたので、10勝することが出来て嬉しく思うよ。チームメートや打者たち、監督、コーチにも感謝したい」と語った“超優良助っ人”のボルシンガー。ロッテの上位進出に向けて、この男ほど頼もしい存在はいない。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

ロッテ井口監督、10勝目ボルシンガーに感服「投げる度に良くなっている」
3点差の9回には前夜サヨナラ負けの内を起用「本人が投げたいと」

 ロッテが敵地で快勝し、再び3位に1ゲーム差と迫った。30日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。打線が初回から3イニング連続得点でリードを奪うと、先発のボルシンガーが7回3安打1失点の好投でリーグ10勝1番乗り。井口資仁監督も「いいですね。10勝ですからね。しっかり投げてくれているし、投げる度に良くなっている」と、9連勝を飾った助っ人右腕の好投を称えた。

 初回、角中の適時打で先制に成功すると、2回には田村が今季初アーチとなるソロ本塁打で1点を追加。3回には中村の左中間を破る適時二塁打で1点を加え、さらには角中が右翼席最前列への3号2ラン。序盤で5点のリードを奪った。ボルシンガーはストレートの走り、変化球のキレとも素晴らしく、ソフトバンク打線を手玉に取った。

 唯一の失点は5点リードの6回に、内野ゴロの間に失った1点。7回を散発3安打に抑えた。3点差の9回には、前夜サヨナラ負けを食らった守護神の内がマウンドへ。柳田、デスパイネを連続三振に仕留めるなど3者凡退で試合を締めて、前日のリベンジを果たした。

 井口監督は「昨日の負けを引きずらないで、しっかり先制して1、2、3回と点を取ってくれた」と、好投したボルシンガーだけでなく、序盤に一気にリードを奪った打線を褒めた。さらに志願の登板だった守護神の内についても「内は本人が投げたいと言ったので、点差関係なく投げさせる予定だった。しっかり投げてくれて、昨日のサヨナラ負けをちょっと払拭出来たんじゃないかと思います」と評価していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
(以上 フルカウント)





ロッテ・ボルシンガー、パパ1勝でパ一番乗り10勝!
ロッテは30日、ソフトバンク9回戦(ヤフオクドーム)に5-2で勝利。先発のマイク・ボルシンガー投手(30)が7回3安打1失点で自身9連勝。リーグ一番乗りの10勝目を挙げた。

 「直球も走っていたし、追い込んでからのスライダーで打ち取れた。早く息子にウイニングボールを届けたいね」

 新米パパとしては初勝利だ。スライダーとカーブを織り交ぜた巧みな投球術で鷹打線を封じた。

 夫人のローレンさん(31)の出産予定日だった26日朝から千葉・船橋市内の病院で待機。無事に27日に長男は誕生したものの「1時間くらいしか眠れなかったから」と苦笑いした。

 6月は5勝を荒稼ぎ。目標に据えていた10勝に到達し、待望の長男も誕生した。「日本で息子が生まれ、特別な1週間、特別な月になった」とボルシンガー。月間MVP候補にも浮上した助っ投がロッテには欠かせない存在となっている。 (芳賀宏)

ロッテ・ボルシンガーがリーグ10勝一番乗り、9連勝で6月5勝目
 ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)は30日、ソフトバンク

9回戦(ヤフオクドーム)で7回1失点と好投、自身9連勝でリーグ最速の10勝目を挙げた。

 「早く息子にウイニングボールを届けたいね」

 柔和な笑顔がいつも以上に緩んだ。打ち気をそらすカーブ、タイミングを外すスライダー、微妙に動く直球。それだけ。しかし巧みな技がなければ10勝には簡単に手は届かない。

 この日は「直球も走っていたし、追い込んでストライクからボールになるスライダーでうまく打ち取れた」とソフトバンク打線を翻弄。六回を終え球数は100球に達していたが「開幕のころは100球で疲れも出たけど今は大丈夫。コーチも何も言ってこなかったから」と迷わず七回のマウンドに上がった。

 開幕前のオープン戦では防御率8・36と不安視されたが、始まってみれば着々と勝ち星を積み上げ、気がつけばリーグトップ。何より、今のボルシンガーのモチベーションになっているのは27日に誕生したばかりの第1子の長男だ。夫人のローレンさん(31)と話し合い、日本で出産することを決断。外国人選手の夫人らが協力し、初めての、しかも母国ではない日本での出産を支えた。

 当初26日の予定日が1日ずれ、「あまり眠れなかった」とボルシンガー。練習日程も変更し、福岡入りしたのもチームから1日遅れの試合前日と“異例ずくめ”に「本当に特別な1週間だった」と笑う。

 それでも無事に任務を遂行。6月は5勝を挙げ月間MVP候補に浮上するのは間違いない。それでも「1人の力ではなくて、ぼくの試合で打ってくれる野手、監督、コーチに感謝したい」という言葉に人間性がにじんだ。(芳賀宏)

ロッテ・ボルシンガー、リーグトップ10勝目! パパ1勝に「ウイニングボールを早く息子に届けたい」
 ロッテは先発したマイク・ボルシンガー投手(30)が7回3安打1失点の好投を見せ、リーグトップの10勝目(1敗)を挙げた。打線は角中勝也外野手(31)の3号2ランなどで三回までに5点を奪って主導権を握った。

 ボルシンガーは球速140キロ台そこそこながら直球をコーナーに散らし、スライダー、カーブとのコンビネーションでソフトバンク打線に的を絞らせなかった。六回には1点を失ったものの、七回まで1失点と好投しリリーフに後を託した。

 27日に夫人が第1子となる長男を出産し、父となった助っ人右腕を打線が強力に援護。一回に角中が適時打を打って先制すると、二回には捕手・田村のソロで追加点を挙げた。三回にも角中も2ランなどが飛び出し3点を入れ、5-0。序盤から試合を優位に進めた。終盤は八回に2番手・大谷が1点を失ったが、九回を内が締め逃げ切った。

 試合後、ボルシンガーは「バックがしっかり守ってくれて、本当によく点を取ってくれた。今シーズンは信じられないくらい、自分でいい仕事ができている」と味方の援護に感謝。自身の投球を振り返り「前半は緩急をつけて、変化球でストライクが取れた。そうやって変化球中心にまっすぐも良くなっていった。きょうは思い描いた通りの投球ができた」と笑顔を見せた。父親となって初めて挙げた白星に「きょうは子供が生まれてから投げる特別な登板だった。絶対にチームに勝ちをつけたいと思っていた。ウイニングボールを早く息子に届けたい。妻も待っている」と喜びを爆発させた。
(以上 サンスポ)





ロッテ・ボルシンガー偶然生んだ“魔球”で10勝目
 ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)がソフトバンク打線を7回3安打1失点に封じて今季10勝目を挙げた。パ・リーグの外国人投手としては史上4人目の2桁勝利一番乗り。6月27日には第1子の長男ルークくんも誕生しており「今日は本当に特別な日になった。日本で子供が生まれて良い投球もできて、素晴らしい経験になってる。周りは良い人たちばかりで、最高のファンもいる。本当に野球が楽しいよ」。“パパ1勝”に表情を崩した。

 自身9連勝も危なげない内容だった。走者を出して迎えた柳田との2度の対決はいずれも内野ゴロに切った。最大の特長は直球が動き、すべての球種で緩急がつけられること。フォーシームで投げても自然とカット回転する直球は実は偶然の産物で「大学時代に指先にまめができて。気にしながら投げていたら直球が動くようになったんだ(笑い)」という。

 開幕前の評価は高くなかった。直球は130キロ台で変化球も不安定。それがこの日は最速145キロをマークし、縦横2種類のスライダー、落差の大きいカーブを面白いように決めた。「シーズン前に目標は言わなかったけど、心の中ではこのチームで10勝したいと思っていた」と明かした右腕はまだまだ白星を重ねそうだ。【千葉修宏】

ロッテ・ボルシンガー7回1失点でパ10勝一番乗り
 ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)がソフトバンク打線を7回3安打1失点に封じ、今季10勝目を挙げた。

 パ・リーグの外国人投手としては88年郭泰源(西武)、97年キップ・グロス(日本ハム)、02年ジェレミー・パウエル(近鉄)に続き、史上4人目の2桁勝利一番乗り。

 ボルシンガーは試合後「シーズン前に目標は言わなかったけど、心の中ではこのチームで10勝したいと思っていた」と笑顔で明かした。

 井口監督も「良いですね。10勝ですからね。投げるたびに良くなる。しっかり投げてくれてるし、なぜかボルシンガーの時によく打つ(笑い)」とたたえていた。
(以上 日刊)





ロッテ内、志願登板で柳田、デスパイネ三振斬り
 29日にサヨナラ負けを喫したロッテの守護神、内竜也投手がすぐにやり返した。

 3点差の9回に志願の登板。柳田、デスパイネから連続三振を奪い、3者凡退で今季18セーブ目をマークした。

 井口監督は「本人が投げたいと言ったので、点差が開いても投げさせるつもりだった。しっかり投げてくれて、昨日のサヨナラ負けを払拭(ふっしょく)できたと思う。守護神を任せているから1年間やってもらわないと困るし、やられた次の登板は大事。しっかり抑えてくれました」とたたえた。
(日刊)

【ロッテ】ボルシンガー、パ10勝一番乗り「息子のために」
 パパ1勝の味は格別だった。ロッテのボルシンガーはウィニングボールを見つめながらしみじみと語った。

「特別な日になった。子どもが生まれた直後の登板で自分の投球ができた」

 27日に第1子の男児・ルークくんが誕生した。26日の予定日から病院で30時間以上寝ずにローレン夫人(31)に寄り添った。「唇は僕に似ているかな」。愛息が生まれた瞬間は喜びと感動で目頭が熱くなった。

 「息子のためにも勝ちたい」と臨んだ一戦で7回3安打1失点と好投し自身9連勝。チームでは16年の石川以来となるリーグ最速10勝となった。球種は直球、ナックルカーブ、スライダーの3種類だが、直球は打者の手元で微妙にシュートやカットボールに似た軌道を描く。スライダーも縦横に不規則に曲がるクセ球だ。この日は最速145キロの直球が全体の45%、スライダーは38%を占めた。この2球種を軸にタカ打線を翻弄した。

 6月最終登板で月間5勝目。球団では02年9月のミンチー以来16年ぶりの快挙となった。チームメートの石川らと争う月間MVPの座にも近づいた。試合後には「早くウィニングボールを届けたい」と満面の笑みで愛する家族の元へと帰っていった。(長井 毅)

【ロッテ】打線爆発!ボルシンガー長男誕生祝いだ!
 ロッテ打線が前夜のサヨナラ負けの悪い流れを払拭した。

 初回2死二塁で角中勝也外野手(31)が右前適時打を放ち、先取点を奪った。2回には田村龍弘捕手(24)の今季1号ソロが飛び出した。

 3回には中村奨吾内野手(26)がスライダーを捉えて左中間に運ぶ適時二塁打。3点目を挙げた。「高めに浮いてきたボールをしっかり打つことが出来ました。マイクが(ボルシンガー)テンポよく投げているので、攻撃も守りもいいリズムで出来ていると思います。楽に投げられるように援護出来れば」と好投を続けていたボルシンガーに追加点をプレゼントした。さらに角中の3号2ランでリードを5点に広げた。

 27日に助っ人右腕に長男が誕生。主砲は「マイクに(ボルシンガー)子供が産まれてから最初の登板になるので、お祝いと言うか野手みんなで点を取って出産祝いに出来たらいいと思います」とニヤリ。“出産祝い弾”で打線に勢いをつけた。
(以上 報知)





ロッテ・ボルシンガー、パ最速10勝 27日に長男誕生、パパ初勝利!
 ロッテのマイク・ボルシンガー投手が9連勝でパ・リーグ10勝一番乗り。失点は六回、内野ゴロの間に許した1点だけ。ソフトバンク打線を7回3安打に抑え「今まで口にしてこなかったが、まず10勝が目標だった。とてもうれしい」と喜んだ。

 27日に第1子の男児・ルーク君が生まれたばかりで、いつにも増して気合が入った。普段は140キロ前後の速球は145キロをマーク。カーブとスライダーを引き立たせた。6月を5戦5勝で終え「子供も生まれたし、最高の1カ月。今が楽しくて仕方ない。早くウイニングボールを子供と妻に渡したい」と充実感に浸った。

 2015年には米大リーグ・ドジャースで先発を張った。中5日が基本の米国と比べ、中6日の日本が合っているという。1日増えた分は体力強化に充て、30歳で迎えた今季は「体の状態がプロになって最もいい」と語る。

 頼れる新戦力が昨季最下位のロッテを引き上げ4位に。井口監督は「投げるたびに良くなる」と目尻を下げた。
(デイリー)






ロッテ・ボルシンガーに“出産祝い” 角中「子供生まれて最初の登板だったから」
 ロッテ打線が序盤に石川を攻略した。一回は二死から安打で出た中村が二盗し、角中が右前に先制適時打を放った。角中は三回に2点本塁打も放ち「ボルシンガーは子供が生まれてから最初の登板だったから、野手みんなで点を取って出産祝い」と笑った。

 全ての回で走者を出したが、四回以降は無得点。14残塁と詰めが甘く、井口監督は「欲を言えばダメ押ししたかった」と注文を忘れなかった。

田村(二回に今季初本塁打)
「抜けたボールを打った。清水バッテリーコーチに『練習から思い切り振れ』と言われている。練習から感じが良かった」
(サンスポ)






ボルシンガーの“女房”ロッテ・田村、祝砲1号!
打線が第1子誕生後の初登板となったボルシンガーをバックアップ。二回には女房役の田村が「練習から感じがよかった」と1号ソロを放てば、4番・角中も「みんなで点を取って出産祝いに」と一回の先制適時打に続き、三回には3号2ランで祝砲を上げた。井口監督も「欲をいえば中押し、駄目押しもほしかったけどよく打った。(前日の)サヨナラ負けの悔しさを払拭できた」と笑顔だった。

ロッテ・田村、ボルシンガー援護の今季1号「打ったのは抜けたボールですかね」
 ロッテの田村龍弘捕手は30日、ソフトバンク戦の二回に今季1号となるソロを左翼席に放った。一回には角中の適時打で先制、この回はバッテリーを組むボルシンガーを本塁打で援護した。

 昨年8月20日のオリックス戦(京セラドーム)以来となる一発に「打ったのは抜けたボールですかね。清水将バッテリーコーチから“思いきり振れ”といわれ、打撃練習から感じがよかった。少し泳いだが入ってくれてよかった」と振り返った。
(以上 サンスポ)

【ロッテ】田村ビックリ!?今季1号は「将海コーチのおかげ」
 ロッテ・田村龍弘捕手(24)が239打席目で今季1号を放った。

 1―0の2回1死。石川の直球を振り抜くと、打球は左翼テラス席に飛び込んだ。本人も目を丸くしたアーチは昨年8月20日のオリックス戦(京セラD)以来。「打ったのは抜けたボールですかね。(清水)将海コーチに『練習から思い切り振れ』と言われていて、バッティング練習から感じが良かったです。将海コーチのおかげです。少し泳いだんですけど入ってくれて良かったです」と笑みをこぼした。
(サンスポ)

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≪2018/7/1≫

【パ・リーグ ソフトバンク1―4ロッテ ( 2018年7月1日 ヤフオクD )】





ロッテ酒居「死に物狂い」熱投で3カ月ぶり2勝
 ロッテがソフトバンクに連勝し、ソフトバンク、オリックスと3位タイで並んだ。先発酒居知史投手(25)が7回5安打1失点と好投。4月1日以来、3カ月ぶりの2勝目を挙げた。試合後には「プロ野球って本当に厳しいなと感じました。死に物狂いで勝ちを取りにいかないと勝てないことがすごく分かった」と正直な気持ちを打ち明けた。

 井口監督が待ちに待った男の完全復調だ。7回、デスパイネに1発を浴び、なおも2死一、二塁。酒居はフォークで福田を空振り三振に仕留めてピンチをしのいだ。「変化球も全部腕を振って投げられた」。この日を象徴する1球だった。

 開幕からローテの一角として期待された。だが4月1日に今季初勝利を挙げたものの直球が走らない。同30日に登録抹消され、約1カ月半の2軍調整。その間、大きな決断をした。今季導入したカットボールを封印したのだ。清水投手コーチは「真っすぐが走らないからカットに逃げていた。年とったらいくらでもできるんですよ。カットをなくして真っすぐをしっかり投げる原点に戻った。そこに自分で気づけたのが進歩だと思う」と説明した。

 生き返った直球は最速147キロを記録した。井口監督も「今日はずっと球が強かった。先発陣の刺激になるし次回も期待している」とたたえた。酒居の復調でますます勢いに乗りそうだ。【千葉修宏】

 ▼パ・リーグは3位にソフトバンク、オリックス、ロッテの3球団が並んだ。各チーム70試合以上を消化し、3位に3球団が並ぶのは、79年7月29日のセ・リーグ以来39年ぶりの珍現象となった。
(日刊)





ロッテ 酒居 4月1日以来の2勝目「気持ちを引き締め直せた2軍の時間でした」
 ロッテの酒居は4月1日の楽天戦以来となる2勝目を挙げた。

 7回5安打1失点。140キロ台中盤の直球には威力があった。不調で4月30日に出場選手登録から外れ、1カ月半、2軍で直球を磨いた。「プロの世界は厳しい。生半可な気持ちではマウンドに立てない。気持ちを引き締め直せた2軍の時間でした」。次代を担う2年目がようやく本領発揮だ。
(スポニチ)

ロッテ・酒居、3カ月ぶり2勝目
 先発の酒居は7回5安打1失点の好投で、4月1日以来の2勝目を手にした。「真っすぐもよかったし、変化球でしっかり腕が振れた」と失点は七回にデスパイネに浴びたソロ本塁打のみ。開幕ローテーションに加わったものの調子が上がらず、4月末には2軍でミニキャンプを敢行。「プロの厳しさを知ったし、迷惑をかけてきた。これから期待に応えたい」と意欲をみせた。
(サンスポ)






ロッテが4・19以来3位浮上!難敵ソフトに連勝、貯金今季最多タイ「3」
 ロッテは1日、ソフトバンク10回戦(ヤフオクドーム)に4-1で勝ち、2連勝を飾った。12四死球を足掛かりに効果的に得点を奪い、昨季苦戦した王者に快勝した。貯金を今季最多タイの「3」とし、ソフトバンク、オリックスに並び、4月19日以来のパ・リーグ3位に浮上。5球団がAクラス(3位以上)になる混戦の中、台風の目になろうとしている。

 じわりと浸透する“イズム”が、勝利を引き寄せた。6安打ながら、12四死球に足も絡めて4得点。今季から指揮を執る井口資仁監督(43)は、戦略が結果につながり「塁に出て、いい形でしっかり1点を取りにいけている」と、手応え十分にうなずいた。

 就任以来、選手には「四球は安打と同じ」と言い聞かせてきた。この日の相手先発はバンデンハーク。なかなか攻め切れないでいたが、勝機を見出したのは五回だ。

 三塁前へのバント安打で出た荻野が、まず俊足でプレッシャーをかけた。2ボールから3球目で二盗に成功し、藤岡裕は四球を選んで好機拡大。中村、角中が適時打を放ち2点を先制した。七回にも死球の藤岡裕が生還し、八回に駄目押しのホームを踏んだのも四球で出た菅野だった。

 今季は71試合を終えて274四死球で、昨季の同時期より38増。自身も七回に四球を選んだ中村は「球をしっかり見られている。3人で終わってしまうより、四球を1つ取れば相手もリズムに乗りにくくなる」と話す。

 効率よく加点したチームは、昨季7勝18敗と大きく負け越したソフトバンクに連勝し、今季はここまで5勝5敗の五分。3日から、今度は3位に並んだオリックスとの直接対決に臨む。

 「順位よりも、自分たちの野球をやること」と井口監督。混とんとするパ・リーグの主役に、一気に躍り出る。 (芳賀宏)

八回に適時打のロッテ・平沢
「最近は固定して使ってもらっているのでありがたいし、やりやすい」

七回一死満塁で大きな右犠飛のロッテ・井上
「意外に伸びたので“入れ!”と思ったけど、ちょっと足りなかった。最低限の仕事はできた」
(サンスポ)





ロッテ 3位浮上 楽天以外はAクラス 25年ぶり珍事
 ロッテは6安打ながら、18度出塁した。ヒット数の倍となる12四死球を得たのだ。4得点全ては、その四死球から生まれた。

 「四死球を点にしたり、しっかりした攻撃ができていました」

 今季最多四死球に井口監督はしてやったりの表情だった。5回1死二塁、藤岡裕が四球でつなぐと中村、角中が連続適時打。7回は3連続の四死球で1死満塁とし、井上の右犠飛で無安打で3点目を得た。8回は菅野の四球で1死二塁とし、平沢が左前打。好機はことごとくものにした。

 「四球はヒット」が指揮官の口癖だ。「打ちたい気持ちが強いと、ボールも振ってしまう」と「四球=安打」の評価を就任時、チームに伝えた。6位に沈んだ昨季、143試合での387四球(1試合平均2・7個)はリーグ最少。今季は71試合終了時点で同3位の229個を選び、1試合平均は3・2個だ。比例するように三振数はリーグ最少の418で、1試合平均の数は昨季の7・7から5・9へと大幅に減った。

 「しっかり球を見られている」と決勝打を放った中村。連勝で貯金を今季最多タイの3とし、4月19日以来の3位タイへ浮上した。「自分たちの野球ができている」と井口監督。12球団最少の36本塁打と長打力は見劣りするが、長所を伸ばし、好位置につける。ちなみに上位の西武、日本ハムは四球の数も1、2位と多い。 

 (福浦 健太郎)

○…パ・リーグはソフトバンク、オリックス、ロッテが3位で並び上位5チームが3位以内となっている。6月以降、上位5チームが3位以内に収まるのは93年6月3日のセ・リーグ以来25年ぶり。
(スポニチ)





鷹叩き3位タイ浮上 ロッテ井口監督「自分たちの野球ができている」
7回1失点の先発酒居に「次回も期待しています」

 ロッテが3位タイに浮上した。1日、敵地ヤフオクドームで行われたロッテ戦。先発の酒居が7回1失点の好投を見せて勝利を収め、37勝34敗としてソフトバンクと並ぶ3位。試合後、井口資仁監督は「ずっと球が強かったし、戻ってきてからいい球放っているのでどんどん勝負して行って欲しいなと思います」と、約3か月ぶりの2勝目をマークした右腕を称えていた。

 酒居は初回に1死一、二塁のピンチを背負うも、柳田、デスパイネを打ち取り窮地を脱出すると、2回以降は危なげない投球を展開した。5回には先頭の内川に二塁打を許したが、松田、市川、川瀬と難なく打ち取った。7回1死からデスパイネにソロ本塁打を許して1点を失い、その後2死一、二塁とされたが、最後は福田を空振り三振に斬った。

 7回のピンチでも続投させたところを指揮官は「あそこは本人が乗り越えなくちゃいけない部分ですし、ようやくというか、やってくれた」と説明し高く評価。「下でしっかり調整して上で投げてくれているんで、先発陣の刺激にもなると思うし、次回も期待しています」と語った。

 打線は5回に中村、角中の連続適時打で2点を先制。7回には3連続四死球で満塁として井上の右犠飛で1点を追加し、8回にも四球で出した走者を平沢の適時打で返して加点した。「いい形で点が取れた。いいゲームだったと思います。(中村)奨吾は結果もしっかり残していますし、チームを引っ張って行ってくれている」と先行逃げ切りのゲーム展開にも、井口監督は納得の表情だった。

 これで、ソフトバンク、オリックスと並び3位タイに浮上。指揮官は「順位は別として、ここ何試合かは自分たちの野球がしっかりできていますし、これを継続して最後までいくことが大事。次オリックス、初戦はアルバースですから、なんとか攻略できるように次のカードも頑張っていきます」と、3日からのオリックス戦に視線を向けていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

ロッテ接戦制し3位タイ浮上 酒居が7回1失点 ホークスBクラス転落の危機
5回に2点を先制すると、終盤に1点ずつ加点

 ロッテが2連勝で、ついに3位タイに浮上した。1日、敵地ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。5回に中村、角中の連続適時打で2点を先制すると、先発の酒居が鷹打線を7回5安打1失点に抑える好投を見せてリードを守り抜いた。37勝34敗でソフトバンクに並んだ。

 走者を出せども、なかなかあと1本が出なかったロッテ打線がようやく繋がったのは5回だった。1死から荻野貴が三塁前へ絶妙なセーフティーバントを決めると、続く藤岡裕は四球を選びチャンスを拡大。中村が放った三塁への強烈ライナーは、松田がキャッチ出来ずに左前へ。荻野貴が一気に生還し、先制のタイムリーとなった。

 さらに続く角中も中前適時打を放ってリードを2点とした。7回にはソフトバンク2番手の二保、3番手のモイネロの3四死球で満塁の好機をもらうと、井上が右犠飛を放って1点を追加。8回にも四球からチャンスをもらい、平沢が適時打を放った。

 このリードを先発の酒居が守り抜いた。初回に1死一、二塁のピンチを背負うも、柳田、デスパイネを打ち取ると、その後は危なげないピッチング。5回に内川に二塁打を浴びたが、松田、市川、川瀬を難なく打ち取った。7回5安打1失点の好投で2勝目をマークした。

 ソフトバンクは低調な打線が、この日も元気なし。不振の内川を6番でスタメンに戻したが、散発5安打に終わり、1点しか奪えず。投手陣も8回まで毎回与四死球を与えてリズムがなく、投打ともに精彩を欠いた。最近5試合で1勝4敗と苦しい状況が続き、ついにロッテと並ばれた。
(以上 フルカウント)





ロッテ3位浮上!井口監督「継続して最後までやる」
 ロッテがソフトバンクに連勝し、3位タイに浮上した。先発酒居知史投手(25)が7回5安打1失点、6三振1四球と好投。4月1日以来、3カ月ぶりの今季2勝目(2敗)を挙げた。

 打線も相手投手陣の12四死球の乱調に乗じて、中盤以降に4得点。酒居を援護した。

 井口監督は「順位は別として、自分たちの野球がしっかりできている。これを継続して最後までやることが大事。次はオリックス戦。初戦(の相手先発)はアルバース。何とか攻略できるようにやりたい」と、今季3敗を喫している左腕打倒へ意気込んだ。
(日刊)

ロッテ、足を絡めて6安打で4点 井口監督「いい形で点を取れた」
 ロッテは6安打だったが、12四死球に足も絡めて4点を奪った。井口監督は「いい形で点を取れた。自分たちの野球ができている」と目を細めた。

 2点を先制した五回は三塁前へのバント安打で出た荻野が、俊足でプレッシャーをかけた。2ボールにさせてから3球目で二盗に成功し、藤岡裕も四球で好機拡大。続く中村と角中が適時打を放って主導権を握った。角中は「これを続けていきたい」と語った。
(サンスポ)


パで5球団Aクラスの“珍現象”発生 ホークス、オリ、ロッテが3位で並ぶ
1日の“混パ”は…4位のロッテ&オリックスが勝ち、ソフトバンクに追いつく、楽天だけBクラス

 ペナントレースも折り返し地点に来ていながら、稀にみる混戦となっている今季のプロ野球。すでに12球団が70試合以上を消化しているにも関わらず、セパ両リーグともに団子状態となっている。7月1日のパ・リーグは各地でデーゲーム3試合が行われ、その結果、3位に3球団が並び、5球団がAクラスという史上稀に見る“珍現象”となった。

 3位タイに浮上した1チームはロッテ。敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦で連勝を飾った。5回に中村、角中の連続タイムリーで先制すると、先発の酒居が7回1失点の好投。37勝34敗として、ソフトバンクと肩を並べた。ソフトバンクはここ5試合で1勝4敗と、苦しいチーム状態となっている。

 オリックスも3位タイに浮上した。今季初先発となった日本ハム・吉田から3回に2点を先制すると、4回には打者9人で一挙に4得点。ワンサイドゲームに持ち込むと、先発のディクソンが今季10試合目の先発でようやく初勝利をマーク。こちらも37勝34敗3分として、ソフトバンクとロッテと並ぶ3位タイに浮上した。

 連敗中だった西武は、楽天にサヨナラ勝ちして連敗をストップ。先発の榎田が先制を許すも、4回に栗山、中村の連続適時打などで逆転に成功。その後も5回に浅村が16号ソロ、7回には山川が20号2ラン、栗山が4号ソロを放って加点した。不安定なリリーフ陣が追い上げを許し、9回にはエラーがらみで満塁とされ、抑えのカスティーヨが押し出し四球を与えて同点に。だが、その裏に木村文紀がサヨナラ本塁打を放って劇的勝利。敗れた日本ハムに再び1ゲーム差をつけた。

【6月30日終了時点】
1西武 40勝30敗1分
2日本ハム 41勝31敗0分 0
3ソフトバンク 37勝33敗0分 3.0
4オリックス 36勝34敗3分 1.0
4ロッテ 36勝34敗0分 0
6楽天27勝44敗1分 9.5

【7月1日終了時点】
→1西武 41勝30敗1分
→2日本ハム 41勝32敗0分 1.0
→3ソフトバンク 37勝34敗0分 3.0
↑3オリックス 37勝34敗3分 0
↑3ロッテ 37勝34敗0分 0
→6楽天 27勝45敗1分 10.5

(Full-Count編集部)

パも混戦!何と25年ぶり、上位5球団がAクラス ソフトB、オリ、ロッテが3位で並ぶ
 1日、パ・リーグは3試合が行われ、西武、ロッテ、オリックスが勝った。そのため、1位・西武が72勝41敗1分け、2位・日本ハムが1ゲーム差で追い、次いで3ゲーム差でソフトバンク、オリックス、ロッテが3位で並んだ。

 この結果、6位楽天を除く5チームが3位以内に収まることになった。

 6月以降、上位5チームが3位以内に収まったのは93年6月3日のセで1位・ヤクルト、2位・巨人、阪神、広島、中日、6位・横浜となって以来25年ぶりの珍事だ。
(スポニチ)


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