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拾い読み★2010-241

2010年08月20日 05時46分00秒 | マリーンズ2007~10
 

唐川4安打完封!負けられない理由「たくさん」
後輩たちの力となれ。ロッテの若き右腕・唐川侑己投手(21)が、19日の日本ハム戦に4安打完封。今季5勝目を挙げた。母校の成田(千葉)は20日、強豪・東海大相模(神奈川)と準決勝を戦う。「高校ビッグ3」として名を上げた同じユニホームで戦う後輩たちへ。大一番を前に勇気を与えるための快投だった。
ベビーフェースに隠された強さが、唐川にはある。ニコニコしながら受けたヒーローインタビュー。「負けられない理由がたくさんあったので気合を入れて投げた。自分のするべきことをしっかりと、自分の仕事をまっとうできた」。09年5月10日の楽天戦(千葉マリン)以来、プロ2度目の完封勝利を飾った3つの理由を、男らしく告白した。
11日の千葉マリンでチームがプロ初勝利を与えた日本ハムの新人・中村との投げ合い。中7日で登板した新人に試合前から闘志メラメラだった。
理由(1)唐川「梨田さんがずらして唐川に当ててきた」と(小林)宏之さんが言っていた。それは負けられないな、と。結果的には向こうがいいリズムだったので、それに引っ張られた」
5回まで無失点のルーキーに対して、内容で勝った。初回、先頭の田中に中前打されたが1死一、二塁から小谷野を三ゴロ併殺打でリズムに乗った。2回以降は6回まで無安打投球の圧巻の投球を見せた。
理由(2)唐川「投げるからにはいつも1人で投げたいと思っている。リリーフの人も疲れているので」
前日は先発・渡辺俊が3回途中降板。6連戦の3日目で救援陣を休ませるためにと本当に完封してしまった。
理由(3)唐川「母校が勝っているうちは負けられない。刺激を受けている部分もあるし、母校に負けないように」
夏の甲子園で母校・成田が20日、準決勝で東海大相模と対戦。甲子園出場が決まると、関係者を通してベンチ入りメンバー分のスパイクを贈った。唐川2世と呼ばれるエース中川の4戦連続完投に負けられない。「第2試合ですか?応援します。頑張ってもらいたい」。完封のエールを甲子園に向けた。
そして付け加える理由なら、12日のプロ初対戦以来の日本ハム・中田との再戦。空振り三振、三ゴロで抑えて8回の3打席目。3球目続けた外角直球を右前打された。「ちょっとわがままやっちゃいました。外角を3球続けたので、それはさすがに打たれますね」。7点リードの余裕を見せて捕手の的場には怒られた。それでも頭角を現してきた同期の「ビッグ3」を大いに意識した投球だった。
負ければ4位の日本ハムに1・5ゲーム差に迫られるところで踏ん張った。右手中指骨折から復帰し連勝。「シーズン終盤になってきて1つの勝ちが大事な時期。できるもんだと思ってやってきた」。唐川の強いハートがロッテを再び上昇させる。
≪唐川 自己最多の5勝に並ぶ≫
ロッテの唐川が昨年5月10日の楽天戦以来2度目の完封。今季5勝目となり08、09年に挙げた自身のシーズン最多白星に並んだ。唐川は前回登板(12日の日本ハム戦)、この日と併殺打を2本ずつ打たせ、2戦の得点圏被打率は・063。故障離脱前の8試合では併殺打が1本もなく、得点圏被打率も・327だったが、復帰後は粘り強さが増している。また、日本ハム戦は昨年9月12日から4連勝。通算5勝目(2敗)となり、カード別では楽天戦(5勝3敗)に並ぶ最多勝利になった。
▼ロッテ・西村監督(唐川の好投に)
大したものですよ。唐川が復帰してくれたこと自体が大きいんだけど、2つ続けて勝ってくれたことで雰囲気を変えてくれた。しっかり抑えて点をやらない。大したものですよ。
▼ロッテ・的場(唐川の完封勝利を引き出す好リード)
打ち合わせでカーブをうまく使おうと。きっと相手は真っすぐとチェンジアップ主体の対策をやってくるかなと思ったので。全体的によかったけど、カーブとスライダーを多めに使ってみた。
▼日本ハム・小谷野(唐川について)
カーブが外側じゃなくて内側に落ちてくる。


唐川、母校・成田の快進撃から刺激の完封劇…ロッテ
ロッテが唐川の好投で05年以来5年ぶりとなる日本ハム戦勝ち越しを決めた。中田との高校“BIG3”対決では初安打を許したが、散発4安打4奪三振でプロ2度目の完封で5勝目。高卒ルーキーの日本ハム・中村を相手に、史上初となる平成生まれ同士の先発対決を制し、20日に夏の甲子園で準決勝を戦う母校・成田へ、力強いエールを送った。
中田との対決に、唐川の脳からはアドレナリンが出まくっていた。8回、無死で迎えたこの日3度目の対決。「ちょっとわがまましちゃいました」。7点のリードで、熱望していた直球勝負を挑む環境が整った。2球、直球を続けた1―1からの145キロを右前にはじき返された。「さすがに外へ3つ続けたら打たれますね」。1軍通算6度目の対決で初ヒットを許しても、表情には充実感が漂っていた。
序盤から飛ばした。球速は140キロ前後ながらキレ味抜群の直球でコーナーを突き、スライダー、100キロを割るスローカーブで空振りを奪った。8回1死一、三塁のピンチも田中に100キロのカーブを引っかけさせ二ゴロ併殺。西本投手兼バッテリーチーフコーチも「直球もキレがあるし、カーブも自分の思うところに投げることができている」と絶賛した。
試合前、敵将・梨田監督が「唐川に中村をぶつけるために、ローテをずらした」と話していたことを耳にした。「それは負けるわけにいかない」。2学年下の高卒ルーキー中村を向こうに回した史上初の平成生まれ同士の先発対決に闘志心がわき上がった。試合後は「結果、彼に引っ張られて、いいリズムができた」と、11日のこのカード(千葉)で、08年の唐川以来となる高卒ルーキーの初登板勝利を飾った「埼玉のダルビッシュ」に感謝の言葉を口にした。
ノーシードから58年ぶりに全国4強まで勝ち上がった成田の快進撃を励みにしてきた。「母校が勝っているうちは、僕が負けるわけにはいかない」。7月25日の千葉大会決勝は千葉マリンのスタンドで観戦。舞台が甲子園に移ってもできる限りテレビで応援。18日の準々決勝・関東一戦後には「中川は(すごすぎて)もう“2世”じゃないですよ。あした(19日)は自分も中川みたいに腕を振って投げます」と興奮。後輩に刺激を受けての快投となった。
母校は20日、東海大相模との準決勝を迎える。「(13時30分開始だから)少し見られますね。優勝してほしい。頑張ってもらいたい」。133球の熱投が、後輩たちに何よりのエールになるはずだ。


母校にエール!ロッテ・唐川、今季初完封
ビッグ3が火花散らした-。ロッテ・唐川侑己投手(21)は19日、日本ハム21回戦(東京ドーム)で4安打完封。7-0で勝利し、今季5勝目(3敗)を挙げた。中田翔内野手(21)との2度目の同期対決も、3打数1安打で“連勝”。またヤクルト・由規投手(20)は広島16回戦(マツダ)で8回2失点、9勝目(6敗)をゲットした。
最後は糸井を一ゴロに打ち取ると、唐川が会心の笑みを浮かべた。133球の熱投で、昨年5月10日の楽天戦以来、1年3カ月ぶりとなるプロ2度目の完封勝利だ。
「負けられない理由がたくさんあったので、気合が入りました」
現在、母校・成田(千葉)は夏の甲子園で快進撃中。優勝候補の東海大相模と激突する20日の準決勝を前に、先輩が負けるわけにはいかない。「唐川2世」と称されるエースの中川にも、知人を介して激励のメッセージを送ったばかり。
「母校が勝っている間は負けられない。活躍に刺激を受けたし、ボクも少しは目立たないと。ここまで来たら優勝してほしいです」
この日投げ合ったのは2学年下のルーキー中村。「相手はローテーションをずらしてボクに当ててきたと聞いたので、負けるわけにはいかなかった」とプライドもあった。
そして、何より闘志をかき立てられたのは、同期の中田だ。前回(12日)2打数無安打と封じたライバルを第1打席は103キロのカーブで三振、第2打席は直球で三ゴロに仕留めた。
7点リードの八回の第3打席は145キロを右前打されたが、3球オール直球勝負。「わがままやっちゃいました。3球(直球を)続けたら打たれますよ」と余裕さえうかがわせた。2度目のライバル対決を制した唐川には、貫禄(かんろく)すら漂っていた。

ロッテ・唐川、完封は「目立てるように」
唐川が今季初完封、5年ぶりハム戦勝ち越し…ロッテ


唐川の快投に母校・成田は「勇気づけられる」
ロッテ唐川の今季初完封勝利に母校・成田もエネルギーをもらった。
成田は20日に準決勝で東海大相模と激突。日本ハム戦での唐川先輩の快投は、大阪市内のホテルに視聴設備がなかったために選手らも見られなかったが、結果を聞いた梁川部長は「本当に勇気づけられます。その一言しかないですね。励みになります」と声を弾ませた。唐川の前回勝利の翌13日も八戸工大一を撃破。流れはいい。兵庫県西宮市内で行ったこの日の前日練習では、中川は疲労を考慮してノースロー調整。尾島監督は「中川に関しては調整は任せているし、信頼しています」と難敵撃破へ期待を寄せていた。
▽唐川の甲子園 成田2年、3年のセンバツに連続出場。06年春は1回戦・小松島戦に5安打完封も2回戦で神港学園に0―2で敗れた。07年春は1回戦で広陵に延長12回の末、1―2で敗れた。




 

ロッテ・サブロー、意地で打った満塁弾!
攻めあぐねていた右腕から一振りで4点を奪った。ロッテのサブローが0-0の六回に通算4本目の満塁本塁打を放った。
11日にプロ初勝利を献上した日本ハム・中村の前に、チームは五回まで無得点に抑えられていた。六回、1安打、2四球で2死満塁の好機で打席に入ったサブローは「最後は一番いい球を投げてくるやろと思って、直球に狙いを絞っていた」。低めの138キロを右中間席最前列に運び、「やっぱり(狭い)東京ドームはええな」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。
攻めあぐねていた右腕を一振りで仕留めた。ロッテのサブローが0-0の六回に通算4本目の満塁本塁打を放ち「いつ打っても気持ちいい」と余韻に浸った。
1安打、2四球で2死満塁の好機で打席に入り「彼の中で一番いい球(直球)を狙った」と、低めの138キロを右中間席に運んだ。日本ハムの中村には11日にプロ初勝利を献上していただけに「いい投手だけど、18歳の新人に何回もやられるわけにはいかない」。プロ16年目の意地だった。


サブロー満弾!18歳に負けるわけにはいかん
ロッテのサブローが援護の満塁弾だ。
6回2死満塁で、新人・中村から右中間に運んだ。「ええピッチャーやけど、18歳のルーキーに負けるわけにはいかないので集中していた」と笑った。21歳の唐川と18歳の中村の投げ合いに「“最近の高校生は凄い”と言っていた」。それでも「きょうは1点でも取ったら唐川の投球なら勝てると思った」と自らの決勝打に誇らしげだった。

ロッテ・サブロー満塁弾!ルーキーに雪辱
【ロッテ】サブロー満塁弾「ドームいい」


【ロッテ】西村監督「全員でやっていく」
投打ががっちりかみ合ったロッテが快勝した。先発の唐川侑己投手(21)が今季初完封。100キロ前後のカーブを駆使し、日本ハム打線を4安打に封じ、5勝目を挙げた。打線も6回にサブローの満塁弾などで唐川を援護した。西村監督は「残り少ない試合で厳しい戦いが続くけど、全員でやっていきます」と力強かった。


大塚が今季限りで引退、来季からコーチに…ロッテ
ロッテは19日、大塚明外野手(35)の今季限りでの現役引退を発表した。来季はロッテのコーチに就任する。
大分・別府羽室台高から93年のドラフト3位で入団。強肩と俊足を生かした外野守備には定評があり、05年には96試合に出場して無失策をマークし、チームのアジアシリーズ制覇に貢献した。しかし、近年はけがに苦しみ、出場機会が減少。通算成績は737試合に出場、打率2割4分1厘、35本塁打、172打点。
大塚は「肉体的にそろそろ潮時なのかなという思いを持っていました。05年の経験は大きな財産。コーチになってからも、そのような激闘でしっかりと活躍できるような選手の育成をしていきたい」とコメント。球団は引退セレモニーなどを検討。今後はまず、2軍でコーチ補佐を務める。

ロッテ一筋17年、大塚が現役引退発表
ロッテ・大塚が引退発表、コーチ就任へ
大塚 今季限りでの引退発表、コーチ就任へ
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【熊さん目線】


日本ハム、中村プロ初黒星で自力V消滅…
昨季リーグ覇者の日本ハムは5年ぶりにロッテ戦の負け越しが決まり、自力優勝の可能性も今季初めて消えた。梨田監督は「春先の借金が多すぎたので仕方がない」。近年得意にしていた相手に足をすくわれた形になった。
先発した新人の中村は孤立無援だった。「思い切って投げたが体が開いてしまった」という六回に安打と2四球で満塁とした後、サブローに真っすぐ勝負を挑んで本塁打を浴びた。リードした鶴岡は「僕が(配球を)読み負けた」と後悔しきり。18歳右腕にとっては苦いプロ初黒星となった。
≪中田≫(同い年の唐川から6打席目で初安打)
「真っすぐに負けないようにした。中村を援護できなかったのが一番悔しい」
≪小谷野≫(唐川に)
「カーブの軌道が独特だった。いい投手。次は打ちます」
≪日本ハム・島崎投手コーチ≫(中村に)
「(スピードガンの)数字以上に球は速く感じた。状態は良かった」

中村1球に泣くも梨田監督「いいものを見せた」
【日本ハム】完封負け!自力Vが消えた…


【日本ハム】中村初黒星も「楽しかった」





ナメるな!中田 唐川から初安打
ナメられっ放しでは終われなかった。0―7と大量リードを許して迎えた8回の第3打席。日本ハムの中田は、唐川の力勝負を真っ向から受けて立った。
3球連続の直球に、バットをほんの少し短く持って対応。右前にはじき返し、唐川から6打席目にして初安打を放った。
「(唐川は)真っすぐがいいから真っすぐだけを待ってました。カーブも落差があるし、凄いっすね」。
2回の1打席目はそのカーブにやられた。2ストライク2ボールからの7球目、103キロカーブにタイミングを崩し空振り三振。5回の2打席目は唐川が4球続けて投じた外角低め、ボールになるスライダーを2球空振り。最後は内角高め直球に詰まり三ゴロと、左右高低を揺さぶる圧巻の投球術にしてやられた。しかし最後に意地を見せ「何回も言うように状態は悪いわけじゃない」と前を向いた。
唐川に零敗して自力優勝の可能性も消滅。中田は「それは悔しいですよ」と静かに言った。残り32試合。奇跡を起こすため、最後までフルスイングするしかない。

中田、唐川から初安打…日本ハム
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