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拾い読み★2017-153≪阪神目線記事≫

2017年06月02日 07時14分53秒 | マリーンズ2017

高山に課題あり 先頭弾のち逆転許す拙守…中村コーチ「集中力が続かない」
 一流への道のりはまだまだ遠い。阪神の高山俊外野手(24)が一回の守備で目測を誤って打球をそらしてしまうミス(記録は二塁打)を犯し、逆転を許した。打撃では一回に今季2度目の初回先頭打者アーチを放つも、金本知憲監督(49)は凡退した五回と七回の内容を挙げ、さらなる成長を促した。チームの連勝は2でストップ。2日からは本拠地で日本ハムを迎え撃つが、高山に意地を見せてもらいたい。
 左翼方向へ上がった飛球に高山の足が一瞬止まった。1-0の初回2死一、二塁。鈴木の打球は風速6メートルの幕張の風に押し戻される。懸命にグラブを伸ばしたが…。無情にもボールは芝で弾み、左翼線へと転々。2走者が生還し逆転を許した。
 「(一歩目が遅れた?)そうですね、はい」
 勝負の分岐点となった1球-。結果的に、これが決勝点となってチームは負けた。試合後、厳しい表情で地元・千葉を後にした背番号9。打球に対し、一歩目を前に踏み出していれば捕球できた可能性もある。二人三脚で守備力向上を目指す中村外野守備走塁コーチは、あえて厳しい言葉で奮起を促した。
 「何度も言っているんだけど、集中力が続かない。プロに入る前まで守備に興味がない選手だったから。根気強くやっていきます」
 5月30日・ロッテ戦の二回1死一、二塁。三木の三塁線を破る打球の処理を誤り、2人目の走者を生還させてしまった(記録は失策)。一瞬の油断がミスを生み、ときに勝敗を分ける。期待が大きいからこそ、求めるレベルも高くなる。
 一方、バットでは持ち前の長打力を発揮した。初回、唐川の外角直球をバックスクリーンへ。先制の5号は5月2日・ヤクルト戦以来、通算3本目の先頭打者弾。「1打席目に、直球に振り遅れている打席が多かったので」と反省を生かした。
 「風が…スタートが遅れてたような感じだったけど。でも、それは彼の守備力なんでね。分かって使っているわけですから。期待してね」
 直後の守備での悔やまれる“1球”。そして3打席目以降の打撃内容にも金本監督は、「もう少し丁寧さというか、これをね、経験していってほしいね。経験してあのカウントでそういう結果にならない打ち方というか。見ていてもったいないよね、カウント有利で」と話し、「経験を生かしていかないと成長していかない」とレベルアップを求めた。
 高山は次代のタイガースを背負う男。だから、今夜の苦い記憶も未来への糧にすればいい。幼い頃から身近だった千葉の風が、青年を強くさせる。


糸井2三振、福留2併殺、中谷も無音…主軸無安打に金本監督淡々「それも結果」
 昨年の3連敗の借りを返す3連勝とはいかなかった。初回、高山の先頭打者弾に続き、上本が左前打で出塁したところで、雰囲気は高まったように思えたが…そこからが続かなかった。試合後、阪神・金本知憲監督(49)は淡々と敗戦を振り返った。
 「(クリーンアップの無安打は)それも結果であって、今までも3番、4番がノーヒットでも勝つ日というのがあるわけだから」
 二回から続いたゼロ行進。終わってみれば、糸井、福留、中谷で組んだクリーンアップが、計12打数で無安打という結果に。1番に入った高山は一発を含む2安打、2番の上本は3安打1四球と全打席で出塁。さらに7番の糸原も3安打。指揮官は責めなかったものの、クリーンアップが機能すれば…という展開だった。
 片岡打撃コーチは「今日はそこ(クリーンアップの無安打)やね。唐川のカーブが良かった。要所でのカーブが良かった」と唐川の投球を振り返った。中谷も「ツーシームよりもカーブの方が…」と話したように、直球に加えて効果的に使われたカーブに苦しめられたことが、結果に表れた形となった。
 ただ、交流戦3連勝スタートは逃したものの、しっかりとビジターでカード勝ち越しを決めたことは大きい。糸井は報道陣の問いかけに無言で、この日2併殺を記録した福留は明日への気持ちの切り替えを問われ、力強くうなずいて帰りにバスに乗り込んだ。
 金本監督も「いつもいつも打ってくれたら、どんな数字になるんだろうね(笑)。打率が6割とかになるね」と話す。毎試合、全員が打てるわけではない。時にはこういう時もある。2日からは甲子園に戻って日本ハムとの3連戦。変わることなく、選手を信頼して送り出すだけだ。


メッセンジャーは7回4失点、制球に苦しむ
 阪神の先発・メッセンジャーが、7回6安打4失点で降板した。
 13年以来、4年ぶりとなった千葉のマウンド。序盤から細かい制球に苦しみ、初回に3本の長短打を浴びて3点を失った。五回は角中の遊撃内野安打で追加点を献上。6奪三振と奮闘したが、盤石の投球とはいかなかった。

(以上 デイリー)

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【金本監督アニトーク】
阪神・高山は「練習と集中力と」

 --メッセンジャーは一回の3失点がもったいなかった
 金本監督 「そうですね。目測誤ったんかな、高山が、風か。ちょっとスタートが遅れたような感じだったけど。でも、そりゃ守備力なんでね、高山の。それをわかって使っているわけですから。期待してね」
 --練習しかない
 「そりゃもう練習しかない。練習と集中力と」
 --ある程度、我慢して
 「そりゃそうですよ。やっぱり、経験をいかして成長していかないと。1打席はね、あ~というミスショットはあるかもしれないけど、2回となると本人も次、いかしていかないと、もったいないよね」
 (自ら)
 「苦言じゃないからね。苦言や批判じゃないからね、高山に。わかった?(笑)」


阪神・メッセ、マウンド合わず…無念の4失点で悔しい2敗目
 マウンドの土が合わなかった。柔らかすぎる。だが、言い訳にはしなかった。先発したメッセンジャーは7回を6安打4失点。悔しい2敗目(6勝)を喫した。
 「地方球場のような感覚があったけど、それは理由にはできない。ちょうど左足が着くところに掘れている部分があった」
 試合後、首をかしげながら明かした。敵地・ZOZOマリン。特有の海風が投手を苦しめることが多いが、メッセの敵は足元だった。柔らかいマウンドのせいか、ボールに力が伝わらない。一回に高山の拙守もあり、3失点。1-3と逆転されると、何度も足場をならした。
 三者凡退に仕留めたのは四回と六回のみで、5度、得点圏に走者を背負う苦しい投球。これまで過去3戦3勝と相性のいい球場ではあったが、この日は持ち味を出せず。なんとか4失点に留め、「一回だけでそれ以外はいい投球ができたと思う」と振り返った。
 ハーラー単独トップとなる7勝目と日本球界通算80勝目とはならなかったが、大崩れしたわけではない。球場が変われば、また快投を見せてくれるはず。「切り替えて、か?」という問いに「オフコース」とうなずく右腕の目は、次戦を見据えていた。 (西垣戸理大)


阪神・高山しもた!先頭弾も拙守で逆転許す…金本監督「もったいない」
 阪神はロッテに大敗し、3連勝はならず。一回に先頭打者弾を放った高山俊外野手(24)が一回、左翼線の飛球を後ろにそらし、天国と地獄を味わった。守備力には目をつむり、打力を買って起用している金本知憲監督(49)は「もったいないわね」と丁寧さがなかった五、七回の打撃に注文をつけた。
 白球が揺れながら落ちる。左翼から本塁方向へ、8メートルの風が吹いていた。実にやっかいな幕張名物に高山の1歩目が遅れた。あわてて、走る。ダイビングキャッチを試みたが、無情にも、打球は後ろに抜けていった。
 「(1歩目が、という問いに)はい。そうですね。捕れていた可能性も? そうですね」
 自身3本目の一回先頭打者本塁打で先制に成功した直後だった。1-0の二死一、二塁での鈴木の飛球。失策はつかず、記録は2点二塁打となった。バットで先取点をプレゼントしたが、守りで、メッセンジャーの足を引っ張ってしまった。
 スタートが遅れてしまっても、勝負した。ファイティングポーズをとった上でのプレーだったが、プロの世界では結果が問われるのは仕方がないところ。中村外野守備走塁コーチは「プロに入るまで守備に興味がなかった人間だからね。根気強くやっていって。集中力も続かない子だから、同じことを何回もいっていかないと。根気強く、教育と指導をやっていきます」と話した。
 金本監督は「そりゃ守備力なんでね、高山の。それをわかって使っているわけですから」と責めることはなかった。それよりも、持ち前の打撃について改善すべき点があることを強調した。
「これは苦言とかじゃなしにね」とした上で「カウントを考えるともうちょっといい内容というかね。みとって、もったいないわね、カウント有利なのに」と指摘。五回二死二塁で2ボールから一ゴロ。七回二死一、二塁では3-1から二飛。打者有利の状況から簡単に倒れてしまった。
 「やっぱり経験を生かして成長していかないと。次、生かしていかないと、もったいないよね」。打撃も、課題の守備も…。まだまだ、うまくなれる。
 「そりゃもう練習しかない。練習と集中力と」と指揮官は力を込めた。高山が虎にとって欠かせない戦力だからこそ、求めるものも高くなる。乗り越えてくれ!! (阿部祐亮)

データBOX
 ◎…高山の一回先頭打者弾は5月2日のヤクルト戦(神宮)に続き、今季2度目でリーグ最多。昨季も1度放っており、通算3度目。今季セ・リーグでは山田(ヤクルト)、桑原(DeNA)が各1度。パ・リーグを含めると、茂木(楽天)、秋山(西武)の各3度がトップ


阪神二枚看板が大ブレーキ…福留が2併殺含む4の0、糸井も4の0
 虎自慢の“二枚看板”がロッテバッテリーの術中にはまった。糸井が4タコ2三振、福留が2併殺。これまで何度もチームを救ってきた2人だからこそ、苦しい局面を打開してほしかったのだが…。
 福留は報道陣から細かく動く球が厄介だったかと問われ「別に」と返した。厳しい表情のままバスへと急ぐ横顔に、悔しさがにじんだ。
 高山が先頭打者弾で勢いをつけた一回。福留は一死一塁から外寄りのフォークにバットを出したが二ゴロ併殺となってチャンスがつぶれた。無安打で迎えた八回一死一塁でもカウント2-2から大谷の外角へのシュートに遊ゴロ併殺に倒れ、リーグワーストの11併殺打。今季初の2併殺を含む4打数無安打に終わり、この日は波打つ左翼席の虎党に応えることができなかった。
 糸井も一回と八回はいずれも無死から走者を一塁に置いた場面だったが、内野ゴロに倒れた。快足を飛ばして併殺は免れたが、1-3の三回二死一、二塁では唐川の114キロのカーブにバットが空を切り、ここぞの場面で仕事は果たせず。試合後、無言だった。
 金本監督は無安打に終わったクリーンアップについて「それも結果であって。今までも3、4、5番がノーヒットでも勝ちきっているのもあるわけだから。いつもいつも打ってくれたら、ね、どんな数字になるんだろうね(笑)。打率6割になっちゃう(笑)」と責めることはなかった。
 福留は報道陣から切り替えていくかと問われ、うなずいた。虎将の厚い信頼に応えるため、2日から始まる日本ハム3連戦(甲子園)で反発力を示す。(新里公章)


阪神・伊藤和、今季5戦目で初失点「あれが自分の力だと思うので」
 八回に2番手で登板した伊藤和が1回4失点。一死一、三塁から三木に左翼線へ2点二塁打を浴び、田村にも中越えの適時三塁打を打たれた。今季1軍登板5試合目で初めて失点。ウエスタンでは16試合に登板し、防御率0・00と圧巻の投球を続けていたが「あれが自分の力だと思うので」と反省。防御率は6・35となった


阪神・糸原、将の熱血指導でプロ初猛打賞「言われたこと意識」
 (セ・パ交流戦、ロッテ8-1阪神、3回戦、阪神2勝1敗、1日、ゾゾマリン)D5位ルーキー・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)がプロ入り初の3安打猛打賞をマークした。試合前の練習では金本監督が下半身の使い方などをマンツーマンで熱烈指導。その成果がいきなり出た。「打てたのは良かったですが、チームが勝てなかったので。監督、コーチに言われたことを意識して打席に入りました」。2日からの日本ハム戦も右投手の先発が予想され、スタメン起用が続きそうだ。


阪神・上本、3度目猛打賞 片岡打撃C「しぶとい打撃」
 上本は一回に左前、三回に中前、六回に右前へと打ち分けて、今季3度目の猛打賞。八回にも四球で出塁しての4出塁で、チームが唐川に悪戦苦闘する中、存在感を際立たせた。ただ、試合後は全ての質問に無言を貫いた。抑え込まれてしぶい表情だった片岡打撃コーチも「上本はしぶとい打撃。4出塁で頑張ってくれた」と高く評価していた。

(以上 サンスポ)

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阪神・高山、先頭弾も空砲…拙守で逆転許す 金本監督は注文
 空砲に終わった。初回、まっさらな打席に入った高山がカウント1ストライクから唐川の直球をバックスクリーンへ。風速6メートルの向かい風をものともしない5号ソロだ。
 「少し上がり過ぎたかな、と。入るとは思わなかった。1打席目に真っすぐに振り遅れることが多かった。先制するためにも何とか出塁することを考えて打席に入りました」
 先頭打者弾は5月2日ヤクルト戦以来、今季2度目でプロ通算3本目。この日も含めて先頭弾を放ったゲームは2敗1分けと勝てていないが、長打も打てる1番打者は魅力だ。
 3回にも中前打。だが、求めるモノが高いため、金本監督からはさらなる奮起を求められる。「これは高山に対する苦言とかじゃなく。(7回2死一、二塁で)3―1とか、(5回2死二塁で)2ボールからボテボテの一塁ゴロ(5回)と浅い二飛(7回)。カウントを考えるともうちょっと内容がね。あのカウントでああいう結果にならないような打ち方を。もったいない」。高山の技術があれば3安打、4安打できたはず…。その思いから出た注文だった。
 初回の守備では鈴木の浅い飛球に、1歩目が鈍って捕球できず、逆転の2点適時打にしてしまった。5月中旬から違和感を覚えている右足のハムストリングス(太もも裏)には、痛々しいテーピングが貼られている。試合が終わるとチーム宿舎でマッサージ、ストレッチを入念に行い、ケアに時間をかける。
 しかし試合に出るからには表には出さず、いっさいの言い訳にもしないのが、この男のスタイル。この借りを、グラウンドで、プレーで返してくれるのを待とう。 (巻木 周平)

(以上 スポニチ)

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「高山に苦言ではなく」/金本監督
 阪神は同一カード3連勝のチャンスを逃した。金本知憲監督の一問一答は以下の通り。
 -初回の3失点がもったいなかった
 金本監督 高山が目測誤ったのかな。スタートが遅れたような感じだった。
 -本塁打の後は、打ちあぐねた
 金本監督 高山に苦言ではなく、3-1や2ボールでカウントを考えると、そこらへんは、いい内容をね。タイミングが合ってないのに…、本人は合っているから打ちにいっているんだろうけど、もう少し丁寧さというか。経験して、いってほしい。あのカウントでそういう結果にならないような、打ち方をね。見ていて、もったいない。カウント有利で。
 -我慢して使っていく
 金本監督 経験を生かしていかないと。成長して。1打席はミスショットはあると思うけど、2回は生かしていかないともったいない。
 -3、4、5番がノーヒット
 金本監督 それも結果であって、今までも3、4番がノーヒットでも勝つ日はあるわけだから。いつも打ってくれたら、どんな数字になるんだろうね。打率6割になってしまう。

(以上 日刊)


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